籾井勝人（もみいかつと）NHK会長の25日就任会見の全容を、テレビで直接見ました。ネットニュースでの情報にもこりゃなんだと思っていたのですが、テレビで見た直接映像はもっと驚くべきものでした。
籾井さんは、公人と私人の区別がつかない人ですね。ＮＨＫ会長としての会見なのに、個人的見解のオンパレードです。公人にもいろいろある中で、公共放送のトップであるにかかわらずです。
公人としては、さかんと「放送法を遵守しさえすればいい」と発言していました。法律の条文だけ墨守していて会長が務まるはずがありません。何か考え違いをしているようです。
個人的見解の発露であるにしても、とても公共の場での発言とは思えません。あたかも、居酒屋で仲間と話している会話を聞かされているような錯覚に陥りました。
これが籾井さんのキャラクターなのだとしたら、籾井さんを責めるよりも、何でこんな人を任命したのか、そちらこそが問題です。
籾井さんは、公人と私人の区別がつかない人ですね。ＮＨＫ会長としての会見なのに、個人的見解のオンパレードです。公人にもいろいろある中で、公共放送のトップであるにかかわらずです。
公人としては、さかんと「放送法を遵守しさえすればいい」と発言していました。法律の条文だけ墨守していて会長が務まるはずがありません。何か考え違いをしているようです。
個人的見解の発露であるにしても、とても公共の場での発言とは思えません。あたかも、居酒屋で仲間と話している会話を聞かされているような錯覚に陥りました。
これが籾井さんのキャラクターなのだとしたら、籾井さんを責めるよりも、何でこんな人を任命したのか、そちらこそが問題です。
つまらぬ言いがかりをつけるビールは読まなきゃいいんです。
そんなことより籾井会長の出現は、NHK報道を正当なものに取り戻す大きなチャンスなのです。私は大きく期待を寄せている一人です。言われっぱなしの日本が招いた弱腰外交やマスコミ報道、特に「（ChinaとS. Koreaしかないのに）多くの国々から指摘されている」という表現で誤った方向へ導く報道には怒りを覚えています。それ故籾井会長が胸を張って所信を貫いていけばNHKへの料金不払いも無くなるものと思っています。
頑張れ籾井！
私が視聴したのは、会見翌日夜のＢＳのニュース番組でした。見る限りは映像の切り貼りではなさそうでした。最初から最後までノーカットだったか否かはわかりませんが。
問題の発言については、その直前に「コメントは差し控える」と発言し、一呼吸おいてご自分からしゃべり出しているように見受けました。せっかく「コメントは差し控える」と発言したのですから、そのまま黙っていたらなにも問題なかったのに、と私は思いました。
両議院の同意を得て内閣総理大臣から任命された経営委員会委員が選任する会長です。公共性が極めて高いです。就任会見での発言にミスれば、外交問題に直結すると覚悟すべきです。個人的発言だから許されるというものではありませんし、そもそも個人的発言をあそこでしてはなりません。その場で発言を取り消せるなどあり得ません。
そう考えると、あの居酒屋談義のような発言は何なんだ、と私は怒りました。
私は、慰安婦問題については、言えば言うほど自分の首を絞める、と思っています。そのような発言を公共放送のトップがしてしまったことは大問題です。
アメリカのある州はロビー活動で魂を乗っ取られていますが、日本でのマスコミはその昔から乗っ取られていたようです。どこの国の応援新聞か！とつい思ってしまいます。
以上。おわり。