弁理士の日々

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「トトロの住む家」全焼

2009-02-14 17:27:22 | Weblog
<火災>「トトロの住む家」全焼 放火の疑いも 東京・杉並
2月14日12時7分配信 毎日新聞
「14日午前2時過ぎ、東京都杉並区阿佐谷北の空き家から出火し、木造平屋建て約70平方メートルを全焼した(写真)。この民家は「トトロの住む家」として地域に親しまれ、区が保存・整備したうえで、2010年度に公園にすることが決まっていた。
【火災前の「トトロの住む家」の写真】
 区によると、同日午前2時過ぎ、空き家に取り付けていた警報装置が煙と人の侵入を感知し、警備会社に通報が入った。警視庁杉並署は、周辺に人けがなく、建物の道路とは反対側の部分の燃え方が激しいことから、放火の疑いもあるとみて調べている。
 民家は約80年前に建てられた洋風住宅で、この家を見つけた映画「となりのトトロ」の宮崎駿監督が著書で取り上げたことで注目を集めた。07年7月に所有者が転居して空き家になり、存続を望む地元町会が6000人を超える署名を集めたため、区が周辺の建物と周辺の土地を購入していた。
 区広報課は「緑と一体化して保全していきたかったので、極めて残念。今後の対応は慎重に考えたい」と話している。」

今回のこの報道で、「トトロの住む家」というのをはじめて知りました。知ったときには既に全焼ということで、残念なことです。

この家はいったいどの当たりにあるのでしょうか。こちらの記事には「阿佐谷北5丁目にある中学校の周りをぐるっと一周してみよう!1週する頃には見つけられます。」とあります。
そこで、実際にぐるっと一周する代わりに、グーグル地図とグー地図の上でたどってみました。
グーグル地図で阿佐ヶ谷5丁目の中学校の周りをぐるっとひとまわりすると、確かにそれらしい場所を見つけることができました。
今回改めて、グーグルの航空写真が精密であることにびっくりしました。
そしてこの地図上で、ストリートビューを働かせると、健在だった頃の「トトロの住む家」を道から垣間見ることができます。この界隈のストリートビューが更新されたら、もうこの映像は見られなくなるのですね。
久しぶりにストリートビューを動かしてみました。最初は起動のしたかがわからず、苦労しました。航空写真の左上にあるオレンジ色の人形を、歩きたい道路にドラッグ・ドロップすると、ストリートビューに移ることができます。

次はgooの地図です。
こちらも航空写真で見ることができます。現在の航空写真としては、グーグルの方が精密ですが、グーの特徴は、昭和22年と昭和38年の航空写真をも見ることができる点です。
そして確かめてみると、なるほど、「トトロの住む家」は昭和22年にも昭和38年にも実在していたことが確認できました。

グーグル地図の精密な航空写真とストリートビューといい、グー地図の昭和22年38年航空写真といい、便利なツールが使えるようになったものです。
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