弁理士の日々

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サッカー日本代表対ドイツ戦

2023-09-13 00:04:04 | サッカー
サッカー日本代表対ドイツ代表の試合、私は【動画】日本対ドイツ戦のハイライト部分を見たあと、フル試合の動画も見ました。
---試合経過-----------------------
日本1点目(前半11分)
タッチライン際に開いてボールを受けた菅原は、何とディフェンスに走り勝ってゴールライン際から低いクロスをニアサイドに送った。これを伊東がコースを変え、ゴールした。
右サイドの菅原が相手ディフェンスに競り勝って絶妙のクロスを供給したことにまず驚きました。そして、伊東のボールタッチが絶妙でした。ボールは、狭い角度でキーパーの脇を抜け、ネットを揺らしました。あのボールタッチは、女子ワールドカップ決勝アメリカ戦における澤穂希のゴールに匹敵します。

日本2点目(前半22分)
大外を駆け上がる菅原は蒲田からボールを受け、右サイドからクロスを入れると、伊東が触ってコースが変わったボールに上田が反応し、ゴール右下に流し込む。
ボールのコースが変わって突然足下に来た速いボールを、上田はよく反応して絶妙のゴールを決めたものです。

日本3点目(後半45分)
最終ラインの相手ディフェンスへのパスを久保が瞬時に奪い、ゴールに向かって独走。浅野も久保の左を独走しており、最後はフリーの浅野に横パス、浅野は無人のゴールにシュートを決めた。
まず、相手ディフェンスから瞬時でボールを奪って独走態勢に入った久保が絶妙でした。不思議なのは、浅野がこれまた独走で伴走できたことです。浅野の近くにいたドイツディフェンスは、久保にボールを奪われたあと即座に自陣にダッシュするのではなく、ぼんやりしていました。私もこのプレーには「あれっ」と思ったのですが、案の定、下に紹介するように、ドイツ国内で大顰蹙を買っているようです。

日本4点目(後半47分)
後方から久保へのフィードをディフェンスと競った久保は、瞬時で相手ディフェンスを置き去りとし、切り返して左足でクロスを供給。完全にフリーになっていた田中のヘディングシュートがゴールの左隅に決まった。
またまた、瞬時で相手ディフェンスを置き去りとした久保のプレーがまずは秀逸でした。久保から田中へのクロスがドンピシャで、ヘディングでゴール隅にシュートした田中のプレーも絶妙でした。

冨安の守備
前半、左サイドゴール際でのドイツフォワードの突進とシュートをスライディングで阻止
後半、右ゴールライン沿いでドイツフォワードを跳ね飛ばしてボールを奪取
---試合経過以上-----------------------

ワールドカップの日本対ドイツ戦(昨年11月)では、客観的に実力はドイツが上であるものの、たまたま日本が勝てた、といった試合でした。ドイツのディフェンスに問題があった、日本を甘く見ていた、浅野が絶妙のトラップからゴールを決めた、といった敗因があったでしょう。
それに対して今回の日本対ドイツ戦、ハイライトとフル試合をビデオで見た限りですが、実力でも日本がドイツを上回っていました。
1対1では負けていない(むしろ勝っている)し、パスやドリブルで相手を崩せているし、セカンドボールもよく拾えているし、ボール奪取、クロス、シュートのいずれも、極めて絶妙でした。
日本人選手は、いつの間にあんなに上手になったのだろう?

それに対してドイツは、「これがあのドイツか?」と目を疑うような試合ぶりでした。
ドイツ人選手は、いつの間にあんなに下手になったのだろう?

さて、日本3点目の場面で浅野がフリーで久保に伴走できた点について。
「無気力な振る舞い」独代表DFの”怠慢プレー”に地元メディア憤怒! 「チームが抱える問題を的確に表面化」と辛辣評価 9/12(火)THE DIGEST
『ドイツ代表DFの緩慢なプレーが、非難を浴びている。』
『90分を迎えたときだった。同点に追いつこうと、最終ラインをハーフウェーライン付近にまで押し上げていたドイツ。その際、ビルドアップに参加していたセンターバックのアントニオ・リュディガーが味方にパスすると、察知した久保建英が猛然とボールを奪取。一転してドイツが大ピンチに陥った。ところが目の前で起きたにもかかわらず、リュディガーは追走を諦めたかのように緩いランニングに終始したのだった。
一気に敵陣まで独走した久保はゴールキーパーと1対1。これを冷静に浅野拓磨へパスを送り、ゴールをお膳立て。日本代表が決定的な3点目を挙げる。
リュディガーの怠慢プレーは、当然国内メディアでも批判の対象となった。・・マーロン・イルバッハー氏は・・、「アントニオ・リュディガーの無気力な振る舞いは、現在のドイツ代表が抱える問題を的確に表面化している」と指摘。覇気のない守備を痛烈に断じた。
日本戦の大惨敗を受けた翌日、ドイツサッカー連盟はハンジ・フリック監督の解任を決定。』

ドイツの人たちが、この敗戦のショックから立ち直るのは非常に困難なことだろうと推察します。
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