弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

札幌市天文台で天体観測

2023-09-14 09:45:07 | 趣味・読書
札幌・中島公園 2023-08-28d報告したように、中島公園の中に天文台がありました。札幌市天文台とあります。1958年の札幌大博覧会施設との一つとして開館したようです。20cm屈折望遠鏡を備えています。

札幌市天文台
札幌市天文台サイトで調べたところ、毎週ほぼ金曜~日曜の3日間は夜間観測会が開かれ、ネットで参加申し込みができることがわかりました。そこで私も申し込んでみました。なかなか空きがなく、9月10日の21時で予約が取れました。

当日、中島公園を訪れました。


せめて、豊平館ぐらいは夜間ライトアップしているのではないか、と期待して行ったのですが、残念なことに、豊平館の正面側はライトアップされていませんでした(下写真)。特別な日以外はライトアップしないようですね。


当日、昼間は晴れていたのですが、夜になると雲が出てきて、21時前には空一面の大部分が雲に覆われた状況となりました。これでは星の監察は無理でしょう。これも想定内ではありますが。
天文台に到着しました。ドームが開いて、望遠鏡の鏡筒部が見えています(下写真)。空が雲に覆われていることもこの写真からわかります。


しかし、なんということでしょう。時間の経過とともに、晴れ間が広がりはじめたのです。空の高いところに土星が見えてきました。
下の写真、ドームの開口部からは空が雲に覆われている状況ではありますが、土星は見える、との幸運な状況です。


土星は、その環がくっきり見えるとともに、3つの衛星も認めることができました。



さらに、東の空の低いところに、明るい星が見え始めました(下写真)。木星が上がってきたのです。そしてその方向の雲も消えていきました。

木星も望遠鏡で観察することができました。木星の縞が2筋、明確に視認できました。また、木星の衛星のうちの3個を認めることもできました。

ここへ来るまでは、日曜の夜21時しか予約が取れず、遅くていやだな、と思っていたのですが、21時にしたのが正解でした。ちょうどその時間に全天の雲が晴れ始めました。またその時間に、東の空から木星が上がってきたのです。参加するまでは「土星が見えればいい」との期待でしたが、想定外で木星まで観察することができました。
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