大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

日ごろ撮影した写真に詩、短歌、俳句とともに短いコメント(短文)を添えてお送りする「大和だより」の小筥集です。

大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

2018年10月23日 | 写詩・写歌・写俳

<2485> 余聞、余話 「 青 虫 」

       我が敵となりし青虫潰すなり潰す理由をもって潰せり

 我が家のことで失礼。我が家では猫の額ほどの庭に野菜を作ることをして十年以上になる。主に妻がやっているが、最近、私も手を出すようにしている。今年は夏が暑かったが、トマト、ピーマン、ナス、オクラを十二分に収穫出来た。トマトやピーマンは毎年植えているが、毎年よく出来る。トマトは連作を嫌うので場所を変えて植えているが、狭いので、二、三年おきにしか変えられないが、毎年よく出来る。昔と違って苗がしっかりしているからだろうと思う。

 トマトは早くに終わったが、ナスはまだ生っている。所謂、アキナスで、「秋茄子は嫁に食わすな」と昔の御仁は言った。はたして二番生りの小振りで見映えはよくないが、美味しい。ピーマンも次々に花を咲かせ、こちらも小振りながら赤と緑の実を供給してくれている。オクラは終わりに近いが、オクラもよく実を提供してくれた。

               

 これからは、冬野菜や春野菜であるが、ブロッコリー、サニーレタス、ハクサイ、ミズナ、シュンギクを植えた。加えて今日はイチゴの植え替えを行なった。多分、四月の終わりごろに実をつけるだろう。今年は手入れが足りず、出来がよくなかった。来春はどうにかしたいところである。ところで、 秋本番になって青虫が発生し、ブロッコリーとハクサイが集中的に攻撃され、ハクサイは全滅してしまった。植えつけたとき、防虫網を被せたので虫対策は出来ていたと思っていたが、どこから入ったのか、中の葉まで食い尽くされ、全滅してしまった。

 ブロッコリーもほとんどの葉が食われ、悲惨な状態に陥り、何回か青虫退治をしたが、次々に現れ出て、まともな葉がないほど食われた。もしかするとブロッコリーも駄目かも知れない。ハクサイもブロッコリーもアブラナ科の植物で、青虫の好物のようである。ハクサイはかなり大きくなっていたので、鍋の季節も近いし、楽しみにしていたが、抜き取ってしまった。その姿はあまりにも無残で、写真に撮る気持ちになれなかった。

 虫の対策では農薬を用いる方法もあるが、農薬は一切使わないことにしている。ハクサイは二回目の挑戦であったが、二回とも失敗に終わったわけである。という次第で、今冬はサニーレタスとミズナとシュンギクということになる。シュンギクは種を蒔いたばかりで、まだ芽がでていないので何とも言えない。 写真は左からまだ生っているナス、植え替えたイチゴ、ミズナの若芽、サニーレタス、青虫に食われたブロッコリーの葉。

 


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