<798> 大和寸景 「七五三」
七五三 晴れて嬉しい 親子づれ
折口信夫の歌碑のことで橿原市の橿原神宮に出向いたら、土曜日とあって、七五三のお参りでにぎわっていた。七五三は十一月十五日ということになっているが、これは七と五と三を足すと十五になるからという。真偽のほどははっきりしないようである。徳川五代将軍綱吉の幼少時に始まったと言われ、関東から全国的に広まったと言われる。
ただ、祭りなどほかの行事でも言えることであるが、昨今は会社勤めの家が多くなり、親の都合がつき難くくなったため、十五日だけでは十分に七五三を祝うことが出来なくなったということで、十一月の土、日曜日に七五三詣りをすることが多くなり、このため九日(土)の今日も七五三詣りの人々が見られたという次第である。
折りしも、橿原神宮では拝殿前の広い庭の一隅で菊花展が催され、秋晴れの下、三三五五訪れる参拝者とともに七五三の晴れやかな姿が見られ、和やかな雰囲気があった。明日は天気が悪くなるという予報もあるからか、何となくにぎやかに見られた。写真は七五三詣りの家族連れと菊花展 (いずれも橿原神宮で)。
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