頼りにしていた高野選手が体調不良で出場出来なくなってしまった。急遽、最もこの大会に出たがっていた大越君に出番が回ってきたが、彼も大会直前に都合で出られなくなってしまった。そこで、百戦錬磨の渡辺会長に選手をお願いすることにして、大会に臨んだ。
9チーム中、4チームが県の決勝戦に駒を進めることが出来、決勝戦で1位になれば、横利根川での全国大会に出場できるのだ。予選会場は、坂下ダムだ。いわきのホームグランドということと、いわきの実力を考えると、間違っても予選は通過できそうだ。しかし、ここで手を抜かないのが我がチーム。全員が連携して試釣を行い、作戦を立てた上で万全の体制で臨んだ。
試釣の状況から、なかなか釣れない事が分かった。魚は上流には確実に居る事は分かったが、下流は情報が少なく、間違う危険性が高いと判断した。このため、昨年とはまったく違い、全員が上流に入ることとした。私は、主将として、自らにプレシャーをかけるため、1番スタートを敢えて選んだ。1級ポイントを確保して、どんな事があっても釣らなくてはならない。
経過を書くとまた長くなってしまうので、ここでは省略する。結局、5人中2人が釣れている仲間のそばに躊躇無く移動したことで、アタリの出たワンチャンスの時間をものにして、5人全員が釣果を得た。終わってみれば、ブッチギリの成績で予選通過。それにしても坂下ダムは釣れない!場所を間違えれば終わりだし、良い場所に入っても、魚が回ってきたワンチャンスをものに出来なければお終いだ。魚は、1日で移動してしまい、前日に釣れていても当てにならない場合もある。混雑してもパンクだ。来週の月例会が今から不安だ。何が不安かって、それはオ・デ・コ!十分有り得るところが怖い!ブッちぎったって言っても、一体5人で何キロ釣ったと思う?全員釣果があって4kgだぞ!5人全員オデコのチームもあったのだ!
最後になりましたが、全力で釣ってくれた選手の皆さん、釣りもしないで選手の世話を焼いてい頂いた大井川監督、ありがとうございました。全員でまた、横利根に行ける様に頑張りましょう!