先日蕎麦打ち仲間から、駒板の作成依頼がありました。
駒板は蕎麦を切るとき定規の役目をし、細打ちの時は必需品です。
部材は2つだけですが、加工の工程はかなり多い物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/3a/9f60f338d819f12f9b55ad550cd60b0c.jpg)
自動鉋盤を使い、桐の板を7mmの厚さに削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/74/fa1b7eba891a1a75913d7cc7df4928cd.jpg)
ルーターに4mmのストレートビットを装着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/7d/cb1d0de908a149a2df7dace1456705d7.jpg)
駒板の枕(駒板の前の部分で高くなっている部分)の材料の、ブラックウオールナッツです。
ルーターテーブルを使い、幅4mm、深さ4mmの溝を掘ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8e/1a675a17f11e20234999d52c7797c99b.jpg)
テーブルソーで溝を切った枕の部材を切断します。
これは小さい部材をルーターテーブルで加工するのは危険なため、大きい部材のうちルーター加工するようにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/57/051c1e848fa82f72229dae9d430df013.jpg)
ルーターに大口径のストレートビットを装着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/96/f0f646143182a4f11dfd5a4a00d4f77a.jpg)
ルーターテーブルで桐の板に4mmの段欠をつくります。
枕の溝に差し込むホゾになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/76/563715a00b06e34409f5a0a5c783aa16.jpg)
ドレッサーとサンドペーパーでホゾを調整し、枕の溝に入るようにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/51/d2664fd0d5b9725b2ac7e690f3cef060.jpg)
接着剤を塗布し、溝にはめ込みます、ゴムのハンマーでしっかりたたき込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/85/62b34449093e8dbd0b340c32f4f2392b.jpg)
テーブルソーで規定の横幅に切断します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/36/9d197a5891c6711a2bb5b9d4c9670d79.jpg)
ルーターにフラッシュトリミングビットを装着し、枕の裏にはみ出ている部分(ぴったりのサイズで作ると誤差が出ますので大きめに作り、最後にサイズを合わせます)を削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/29/97b9fb92e06d80d89a7a6777788128ba.jpg)
ルーターテーブルで切削します。本体の桐の板に合わせて枕材を削る、この加工を倣い加工といいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/98/4f4d9459d0fd619eb31d503e7330aa79.jpg)
鉋とドレッサーで底の部分にテッパーをつけ、さらに後部の角を取り、駒板が麺帯の上を滑らかに滑るように加工します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a2/bae252b708ef31c2831b7cf4cd5a2bff.jpg)
サンダーで全体をサンディングし、仕上げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/11/d919cb2e51763bbacaec69ff6614f802.jpg)
駒板3枚ができあがりました。
枕の高さが20mm程度の中級者用の駒板です。
部材が2個だけの単純な道具ですが、加工工程が意外と多く、加工精度も要求されます。
大きな武器になるのがルーターテーブルです。
手作業では不可能な加工も精度高く、簡単に行えます。
アマチュア木工家にとっては必須のアイテムだと思っています。
因みにこのルーターテーブルは、デコラのテーブルを利用して以前自作したものです。
駒板は蕎麦を切るとき定規の役目をし、細打ちの時は必需品です。
部材は2つだけですが、加工の工程はかなり多い物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/3a/9f60f338d819f12f9b55ad550cd60b0c.jpg)
自動鉋盤を使い、桐の板を7mmの厚さに削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/74/fa1b7eba891a1a75913d7cc7df4928cd.jpg)
ルーターに4mmのストレートビットを装着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/7d/cb1d0de908a149a2df7dace1456705d7.jpg)
駒板の枕(駒板の前の部分で高くなっている部分)の材料の、ブラックウオールナッツです。
ルーターテーブルを使い、幅4mm、深さ4mmの溝を掘ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8e/1a675a17f11e20234999d52c7797c99b.jpg)
テーブルソーで溝を切った枕の部材を切断します。
これは小さい部材をルーターテーブルで加工するのは危険なため、大きい部材のうちルーター加工するようにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/57/051c1e848fa82f72229dae9d430df013.jpg)
ルーターに大口径のストレートビットを装着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/96/f0f646143182a4f11dfd5a4a00d4f77a.jpg)
ルーターテーブルで桐の板に4mmの段欠をつくります。
枕の溝に差し込むホゾになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/76/563715a00b06e34409f5a0a5c783aa16.jpg)
ドレッサーとサンドペーパーでホゾを調整し、枕の溝に入るようにします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/51/d2664fd0d5b9725b2ac7e690f3cef060.jpg)
接着剤を塗布し、溝にはめ込みます、ゴムのハンマーでしっかりたたき込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/85/62b34449093e8dbd0b340c32f4f2392b.jpg)
テーブルソーで規定の横幅に切断します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/36/9d197a5891c6711a2bb5b9d4c9670d79.jpg)
ルーターにフラッシュトリミングビットを装着し、枕の裏にはみ出ている部分(ぴったりのサイズで作ると誤差が出ますので大きめに作り、最後にサイズを合わせます)を削ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/29/97b9fb92e06d80d89a7a6777788128ba.jpg)
ルーターテーブルで切削します。本体の桐の板に合わせて枕材を削る、この加工を倣い加工といいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/98/4f4d9459d0fd619eb31d503e7330aa79.jpg)
鉋とドレッサーで底の部分にテッパーをつけ、さらに後部の角を取り、駒板が麺帯の上を滑らかに滑るように加工します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a2/bae252b708ef31c2831b7cf4cd5a2bff.jpg)
サンダーで全体をサンディングし、仕上げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/11/d919cb2e51763bbacaec69ff6614f802.jpg)
駒板3枚ができあがりました。
枕の高さが20mm程度の中級者用の駒板です。
部材が2個だけの単純な道具ですが、加工工程が意外と多く、加工精度も要求されます。
大きな武器になるのがルーターテーブルです。
手作業では不可能な加工も精度高く、簡単に行えます。
アマチュア木工家にとっては必須のアイテムだと思っています。
因みにこのルーターテーブルは、デコラのテーブルを利用して以前自作したものです。
自宅と教室、さらに枕の低い物を細切り用に
使っております。
枕と桐の色合いが気に入っております。
単純に見えますが、製作の気遣いが解かりました。大切にします。
そば粉により、美味しい太さがあると思っています。切る太さにより3種類の駒板を使い分けています。
そース 様
制作の過程をご理解いただきありがとうございます。1~2ヶ月はどたばたしますので
ご了承下さい。