【今日(6/20)の予定】
終日別海町ふれあいキャンプ場にて過ごす(日中町の図書館へ)
【昨日(6/19)のレポート】 天気:くもり後晴れ(暖かさ少し戻る)
<行程>
キャンプ場 → 別海町図書館 → キャンプ場
<レポート>
今朝は1時前に起き出して、思い立ってしばらく北海道の地名の資料を作ろうと3時頃まで取り組む。眠れない時は起きて何かするのが一番なのだ。毎日19時過ぎには寝床に入っているし、ここ数日はロクに歩くこともしていないので、体が鈍っており、睡眠時間も余り過ぎているのである。少し寒いのを我慢しながら、パソコンに取り組んでいる内にあっという間に2時間が過ぎた。身体が冷えて来たようなので、もう一度寝ることにした。5時半過ぎに起き出して外を見ると何時の間にやら雨が降ったのか、路面が濡れていた。寒さは幾分和らいで入るようである。別海のこの地の今頃の朝はいつもこのような状態なので、期待もガッカリもしない。
今日は歩くことにして、それから1時間余り市街地を中心に一回りすることにした。少し寒かったが、速足で歩いていると次第に身体が温まって来た。パークゴルフ場の傍の道を通ったのだが、早や何人かの老人たちが元気な声をあげてパークゴルフを楽しんでいた。道端に何か珍しい花は咲いていないかと探したが、まだ時期尚早らしい。ハクサンチドリなどは最初からないのは判っているので、期待はしないのだが、ノコギリソウがほんの少し見られる他はこの地に多いホサキシモツケやミソガワソウなどはまだまだ眠りの中にいるようだった。市役所などの近くを通り、この地区の中心街を大きく回って、7時半には車に戻る。
今日は滞在していた車は殆ど居なくなって、この分だと新しい方が来ない限り泊りは自分たちだけとなってしまいそうな感じだ。本格的な暑さの到来しない限り、来訪者は増えないのかなと思いながら、車の給水やトイレの処理などをしている内に10時が近くなる。今日は図書館に行って、昨日整理した資料を元に各地の状況のコメントなどを記入するつもりでいる。
朝のキャンプ場風景。広いスペースにはまだシーズン前とあってか、駐車しているのは我々のSUN号一台だけだった。
図書館は開館したばかりのようで、誰も入館者はおらず貸切の状態だった。平日なので、朝一番に利用者が駆けつけて来るとは思ないのは当たり前のことではある。早速書類袋を開け、整理に取り掛かる。パソコン持参で、電源を使わせて貰って、コメントの記入を開始する。午前中2時間はあっという間に過ぎ、一時車に戻って昼食を済ませ、その後、再び図書館の中へ。邦子どのは、近くのスーパーなどへ買い物に行ったりしていたようだった。15時までで今日は終わりにすることにして戻ると、邦子どのがいない。電話をすると、隣接する加賀家文庫に入っていて、事務の女性と何か話をしているという。加賀家文書は、この地でその昔アイヌの人たちとの交易に当って通辞をしておられた方が残した書類の数々で、別海町はそれを大切にしていて特別の建物を建てて保存公開している。一度入って見たことがあるのだが、なり専門的な分野なので、よく解らなかった。邦子どのは後で聞くとその女性事務員の方との会話ばかりで、肝心の文書の方はとんと係わらなかったらしい。毎度のことではある。
その後は、近くのスーパーで買い物を済ませ、キャンプ場に戻る。今夜は自分たちだけかと思ったら、新たに3台の車がやって来られて、何故か安堵した。夕刻になって、ちょいとひと眠りしようと寝床にもぐり込んだら、親しき知人の松本さんがお出でになり、とんだ失礼をしてしまった。松本さんは、何と大きなカレイを持参され、更には刺身まで用意されて来られて恐縮すると合わせ嬉しく有難くもまた驚いたという心境だった。お忙しそうで、まだ仕事があるということで、直ぐにお帰りになった。またお出でになるとのことなので、今度はゆっくり久しぶりの話をしたいと思った。突然のことだったが、失礼してしまってもうしわけない。その後、早速カレイを調理して二度目の夕食を摂る。このようなカロリーオーバーは自分のコントロールの範囲ではない。久しぶりの煮魚をじっくり味わった。刺身も美味かった。松本さん、ありがとうございました。今度はゆっくり話をしましょう。今度は手ぶらでお越しください。思いがけない出来事に興奮しながらも眠りにつく。