山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

新しいパソコンを買う

2022-11-23 13:49:30 | 宵宵妄話

 今月、思い立ってパソコンを買った。今使っているのはOSがWindows7なのだが、特に問題も無く、何もわざわざ新しいものに替える必要もないと思う反面、もう世の中のパソコンは、Windows10が殆どで、もしかしたら時代遅れになってしまうかもしれないのでは?というような見えない脅しをかけられている気持があり、ここ2~3年、どうするかで迷い続けたのだった。

 それが、数日前にうっかりと使っているパソコンの電源コードが外れてしまっていて、気付いてあわてて電源コードを差込んだのだが、充電しても幾らやっても起動しない。多分バッテリーの機嫌が悪くなっているので、少し動かせば起動するのだろうとは思ったのだが、今まで一度もバッテリーなどに触ったことも無く、開け方も知らないのである。困惑して家電店の相談窓口に持って行ったら、予想通りバッテリーを少し動かしただけで直ぐに直ってしまった。

 それで、今回は良かったもののこの後にも同じようなことが起こる可能性は大だなと考え、この際思い切って新しいのを買うことにしようと決断したのである。

 パソコンはいくら待っていても値が下がらない。特に値が下がるのを待っていたわけではないけど、もはやこれ以上待っていると、今のパソコンが使えなくなったら、新しくしてもどう対処して良いのか、困惑するに違いない。今の内なら何とかなるのかもしれないと、勝手に思い込んでの決断だった。

 さて、その新しいパソコンだが、何とWindows11となっていた。10を少し変えただけのものだろうと思ったが、10を知らないので、それはどうでもいいことなのだが、7との比較では大違いの戸惑いがある。

驚いたのは、ハードの本体の価格に近いほどにソフト関係の作業価格が掛ったことだった。せいぜい本体価格の3~40%くらいで済むのではないかと思っていたのだが、初期設定、一部ソフトの引っ越しなどやアンチウイルスなどを入れて貰って、なんとそれらの価格が本体の70%にもなったのである。パソコンを扱い馴れている人ならこれほどかからないで動かせるようになったのだと思うけど、自分は今まで長いことパソコンを使っていても、その殆どがワープロ機能の一部だけに過ぎないので、それ以外の機能については、全くのお手上げなのである。とにかく必要な作業は依存するしかない。4日ほど掛って、一応完了したものが手許にやって来た。

 何をどうするのか、戸惑いながら先ずは取り敢えずメールを調べてみたが、一つ送信する必要があったものがあり、これを送ろうと送信ボタンを押しても全然だめ。念のためネット関係のボタンを押してみたら、これは全くダメ。困惑して倅に見て貰ったら、ネットの方は通ずるようになった。それならばメールも通じる筈だと再度やってみたのだが、これがしばらくやってみてもダメ。気を取り直してチャレンジシしている内に突然つながった。よく判らないけど、その後は大丈夫となった。何だか馬鹿にされている感じがした。

 肝心のワープロの方だが、少し慣れるまでは真にやりにくく解りにくい。WordもExcelもごちゃごちゃ余計な項目が増えて、これらも馴れるまでには時間がかかりそうだ。ともかく使い始めて1週間が過ぎて、どうやらギブアップはしないで済む様な気分にはなって来ている。それにしても何でこんなに変える必要があるのか、根本は変わっていないのに、枝葉の方をやたらにいじりまわして、それが本当に改善なのか、進歩なのか、疑問は膨らむばかりだ。

同時に思ったのは、パソコンの根っこをしっかり押さえておけば、枝葉の改悪に振り回されずに済みそうだという思いも強まった。

新しいパソコンで最大のメリットは、今の所製品が軽くなっているということだけである。これは持ち運びに楽なので、大いにありがたいと思っている。その他のことについて、メリットを実感出来るまで生きていられるのかな、と真老後半に近づいている老人は今思っているのである。

 

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