山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

時々近況報告:老化は防げないようだ

2022-08-14 03:50:21 | くるま旅くらしの話

真老(75~85歳)も半ばを過ぎて深老(85~95歳)に着実に近づいているのを実感するこの頃である。あっという間に傘寿が過ぎて、老化に対して為すすべも見い出せぬままに早や2年が過ぎようとしている。このような調子で人生の終りを迎えることになったりしたら、たまったものではない。我が人生が終盤期を迎えているのは間違いないのだが、ここへ来てまるで世界中がハルマゲドンの様相を来しているかのような現象が多発している。一体どうなっているのだろうか。

先ずは騒動開始から4年を経過しようとしているのに未だ収まらぬコロナという不可解な超悪性の感染症。今は第7波だというけど、これはこの先何時まで続くのか。卒寿まで10年も無いというのに。この全世界をパンデミックにまきこんでいる病は何時まで続くのか。

次には、日本ばかりでなく世界各地で異次元と思われるようなレベルの様々な自然災厄が多発している。地球規模の異常気象は最早止めることは不可能となってしまっているのではないか。

加えてロシアの狂気の侵略戦争に起因する世界レベルの不安・不幸問題の多発。現代においても発生する愚かな戦争は、その精神面における人類の進歩の限界を示している感がする。人類の精神面を除く科学文明進歩の成果は、結局人類を破滅させるためにしか役立っていないのではないか。ロシアを含めて大国のわがままは、古代社会の力の抗争と少しも変わっていない。平和は願望と幻想に過ぎず、この世は力が全てということを示している。虚しさを禁じ得ない。

さて、我が身を振り返ると、この十年は老化が一段と加速し、今は様々な病が取り付こうとしている感がする。30年来の糖尿は自業自得の病だが、昨年は前立腺癌、今年に入って視力低下という眼の病、最近になって何やら心臓の具合にも問題があるらしい。幸いなことにいずれの病も今のところ決定的なダメージとはなっていないのだが、その内いつ何時決定的な病が取り付いて来るかたまったものではない。

卒寿までくるま旅を続けようと密かに目指しているのだが、ここ5年間は、その目論見は全く止まってしまっている。コロナ騒動で2年は我慢し、少し減少の兆しが見え出したので旅を再開しようと思っていた矢先に前立腺癌を宣告され、これは1年ほどかかって放射線治療によりどうにか乗り越えたかと思っていたら、今度は視力低下の問題が発生し、長期間に渡る車の運転は控えるべきとの医者の勧告。只今治療中なのだが、何処まで回復するかは未だ不明。加えて先日は心電図に異常があり、心臓がへたっているとかで、只今検査中。今月一杯は医者通いの日程が詰まってしまっている。

老人の愚痴は金持ちの自慢話と同じように愚劣な振舞いなのだというのは承知しているのだが、この頃はこの愚劣な世界に浸りたがっている自分を止めようがなくなって来ている。これが何よりも老化を如実に示す現象なのであろう。

連日の異常な暑さの中で足止めを喰らい続けており、思考は完全に停止してしまっているようだ。

コメント (2)
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