山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

我が家の野草園の春

2007-03-31 09:26:05 | 宵宵妄話
去年佐渡からの帰りに、米山の道の駅で求めて連れてきたシラネアオイの芽吹きが始まりました。花が咲くのは、ずっと先ですが楽しみです。
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我が家の野草園の春

2007-03-31 09:14:02 | 宵宵妄話
少し遅れてニリンソウが花を咲かせ始めました。
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Ⅱ.旅くらしの実際:11.旅くらしの費用

2007-03-30 08:56:36 | くるま旅くらしの話

くるま旅には一体どれくらいお金がかかるのかについて話したいと思います。勿論、どのような暮らし方をするかによって、費用には大きな差が出てくるわけですが、ここでは私どもの旅くらしのケースについて、簡単に紹介したいと思います。

まず、旅の内容ですが、私どもは基本的に次のように考えています。

①食事は家にいる時と同じスタイルとする

②移動はできる限り高速道を避け、一般道とする

③フェリー等も最短コースを選ぶ(船が苦手のため)

④宿泊は特別のことがない限り車中泊とする

⑤入浴は特別の場合以外は、料金の限度額を1人500円とする 

⑥キャンプ場の利用は、無料もしくは低額料金の所を選択し、AC電源等のある施設は必要最小限にとどめる

さて、費用の試算ですが、例えば、5日間の日程で北海度の旅に出掛けるとした場合、これはパック旅行などと比べれば、かなりの高額出費となりますが、くるま旅くらしでは、現役で忙しく、お金はどうでもいいからとにかくキャンピングカーで北海道に行きたいと思いつめているような人以外は、そのような旅の仕方は殆ど選ばないと思います。

くるま旅くらしは、長期間の日程であって初めてその真価が発揮されます。私どもは毎年北海道へ行くのを楽しみにしていますが、最低でも1ヶ月は滞在したいと考えています。夏を中心とした北海道のくるま旅くらしにはかなりの人気があり、年々その虜になる人が増えているようです。

今、北海道での1ヶ月間のくるま旅くらしを例にとってどれくらい費用がかかるかを述べてみます。(夫婦2人分)

交通費(軽油代、往復フェリー代、通行料など) 115,000円 

燃料(LPガス代)                              5.000

食費(材料費、外食費など)                    120,000

入浴料(温泉、その他)                         30,000

雑費(その他の費用・除土産代)                 30,000

合計すると300,000円となり、1日約1万円の計算となります。各項目については、かなり大雑把な数値ですので、ご了承ください。この費用は関東在住の私の家から北海道往復6千キロを走行したという計算に基づいています。これから判ることは、あまり走り回らないで、気に入った場所に長期滞在をしながら旅を続ければ、1日当りの費用単価は減少してゆくということです。又食費はお酒などを含むため少し多くなっていますが、工夫次第でもっと少なくて済ませることが充分可能です。

この1ヶ月の旅を、車ではなく航空機や列車などを利用して、1泊1万円程度の宿に泊って続けたと仮定した場合は、恐らく最低でも80万円程度の費用になるのではないかと思います。

コスト(費用)というのは、単に絶対額で評価するものではなく、その内容、価値を加味してなされるものと考えますが、リタイア後の有り余る時間を使って、じっくりと新しいスタイルの旅をより低いコストで味わえるのは、くるま旅くらししかないように思います。

旅の楽しみ方には、いろいろな方法、アプローチの仕方がありますから、人それぞれに自分のスタイルで楽しまれれば良いわけで、くるま旅以外の旅の仕方を否定するつもりなど毛頭ありません。斯く言う私でも、時々は車から離れた旅を考えることもあるのですから。

ところで、再び費用の話ですが、費用の回収というテーマがあります。キャンピングカーなどの高額な旅車を購入して、一体元がとれるのかどうかということですが、私の場合は4年足らずで回収ができていると考えています。仮に年に4ヶ月の旅を月80万円かけて行なうとしますと、320万円の費用がかかりますが、4年間では1,280万円かかることになります。これを月30万円のくるま旅くらしでは、4ヶ月で120万円、4年で480万円となり、初期費用の車の価格をこれに加えても1,280万円には届きませんから、もう回収はできたと考えていいと思っています。絶対金額だけで見ると、随分と贅沢をしているように見えますが、旅からもたらされるたくさんの出会いや発見の感動、それが鎮まった時の癒しの時間は、残された人生を創ってゆく活力の源となっていると思っておりますので、決して無駄遣いではないと思っています。

旅くらしの費用は、本当のところ各人区々であって、私どものケースがどれだけ参考になるのかはわかりません。費用のかけ方は、考え方次第であって、要するに自分の旅のスタイルに相応しいあり方を財布の中身と相談しながらつくってゆけば良いということでしょう。

この項を書いていたら、家内からクレームを付けられました。自分の家の内情を晒すものではないという主旨でした。しかし、新しくくるま旅くらしを始めようとする方のためには、そのレベルの是非はともかくとして、何かの物指しは提供しなければならないというのが私の考えです。いつの日か、如何に安い費用で旅を楽しんでいるかをテーマとしたコンテストなどが開かれれば面白いななどと思ったりしています。

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我が家の野草園の春

2007-03-29 09:46:24 | 宵宵妄話
春蘭は花盛り
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我が家の野草園の春

2007-03-29 09:42:36 | 宵宵妄話
雪割草は終わりかけています
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我が家の野草園の春

2007-03-29 09:39:29 | 宵宵妄話
カタクリが咲き始めています
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我が家の野草園の春

2007-03-29 09:35:52 | 宵宵妄話
ショウジョウバカマが二輪の花を咲かせました
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携帯からの投稿です

2007-03-28 00:40:29 | くるま旅くらしの話

このところホームページの作成に振り回され、ブログの方は手抜きの感じがしますが、ま、ちんたら行くことにしましょう。 ところで、今回は携帯から投稿しています。

旅にでると、パソコンからの発信が電波の環境状況により不安定になり、接続なども難しくなるため、これからは旅先でのブログへの投稿は携帯で行うようにしたいと思います。 それで今日は携帯で投稿しています。

何しろこのようなことは全く苦手な領域なので、本当はあまり関わりたくないのですが、やむをえません。実際、細かい文字の入力には往生させられます。若者たちが、まるで魔法を使っているように、超スピードで文字を打ち込んでいるのを真に羨ましく思います。

最近の携帯は、1万字まで入力できるということですから、旅先でのちょっとした出来事の報告くらいなら、何とかなるような気がします。

それにしてもパソコンや携帯などの世界は異常な進歩を遂げているように思えてなりません。利便性という面では、素晴らしい進歩と言って良いのだと思いますが、人間社会のあり方を考えると、人間の方がこれら文明の利器をどう使うか、使わないかの考えが整理出来ていないのに、技術の方が猛スピードで進行し、特定の利便性だけが、個々人を捕らえて奴隷にしている感じがしてなりません。かく言う自分は何なのだ、と相矛盾した感覚にとらわれながらの此処数日でした。

早く旅に出て、そのような世界から解放されたいものだと思った次第です。諸方で桜が咲き始めましたが、我が家の庭隅の小さな野草園では、ショウジョウバカマ、ミスミ草、カタクリ、ニリンソウなどが咲き始め、かなり前から咲いていたワサビは間もなく花を終わらせようとしています。野草たちを見る度に、旅への思いが募ります。もう少しの辛抱です。

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Ⅱ.旅くらしの実際:10.旅くらしの中での給排水

2007-03-26 04:38:13 | くるま旅くらしの話

今回はくるま旅くらしでの給排水の話です。水についてはライフラインの所でも少し触れましたが、もう少し詳しく述べてみたいと思います。

水は先ず給水しなければなりません。家に居れば水道の蛇口をひねれば簡単に給水ができますが、旅先ではその蛇口がなかなか見つからず、困ることが結構多いのです。これをどう解決するかについては悩ましいものがあります。

先ず飲料水ですが、これは市販のペットボトル入りのものなどを利用するのが無難でしょう。しかし費用もかかりますから、もし一般の水道水を使うのなら、そのまま飲むのは避け、必ず煮沸してから飲料とするのが大切かと思います。問題は、洗い用の水を含めて何処で給水するかということです。

私の場合は、最初は洗濯機の排水用のホースを持参し、トイレの手洗い場から10Lほどを汲ませて貰っていましたが、どうも公共の場所で水泥棒をしているような感じがして、よほどの非常時以外はやめることにしました。最近は、トイレの洗い場の殆どが自動栓となっており、汲むのが大変です。どうしても汲まなければならない場合は、洗濯機の排水用ホースは必需品です。

給水箇所として一番多いのは、公園の水飲み場です。管理をする人がいる場合は、お断りをしますが、いない場合はそのまま汲ませて貰っています。水を汲む必要が生じたら、公園を探すようにします。公園には水飲み場が作られていることが多いし、駐車スペースも確保し易いので、助かります。

殆どの道の駅には給水設備がないので、非常時は前述のトイレの手洗いの水を使ったりしますが、道の駅の売店等で営業用の水道がある場合は、汲ませて貰えないかどうかを訪ねて、許可を頂いて汲むようにするのがいいと思います。この他、コンビニなどでもお願いすれば少しの水ならば汲ませて貰える店が多いと思います。

願望としては、道の駅には有料でいいから、誰もが使える給水設備を必ず備え付けて欲しいものです。洗い物とはいえ、トイレの傍の水を使うのは気が引けます。

この他、いわゆる名水というものが全国に点在していますので、私の場合は、旅に出るときはそのリストを必ず持参して利用するようにします。名水は、洗い物は勿論、飲料水としても優れているものが多いので、安心です。

なお、給水用の容器として10Lのポリタンを使うようにしています。名水の汲み場などでは、容量の小さな空のペットボトルを何本も持ってきて汲んでいる人がいますが、場所を独り占めにするだけでなく、給水の効率も悪く時間がかかるので、先ずは容量の大きいポリタンクなどに汲み、その後で小さなボトルに詰めるようにするのがエチケットだと思います。

次に排水ですが、私の車の場合は、排水タンクに溜まった水は、側溝を探してそこに流すようにしています。洗い物には洗剤類は使わないようにしていますので、自然環境への影響は少ないと思います。一般の方にはトイレの水を流しているような誤解を受けることがありますので、あまり人が多い所では流さないようにしますが、排水は溜めないように心がけ、早めに流すのが車への負担をかけないためにも大切と思います。油を使うような料理や魚などを食べる時は、最初から紙製の食器を使うようにし、洗う手間を省くと共に洗剤を使わないで済むようにしています。多少費用はかかりますが、洗剤を用いて多量の水を使うよりは安いように思います。

給排水の考え方や要領は旅車の種類等によっても異なると思いますが、それぞれの機能や状況にあった方法を自分なりに決められればそれで良いと思います。基本は、世間に迷惑をかけないこと、唯我独尊の行動を慎むことが肝要です。

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Ⅱ.旅くらしの実際:9.旅くらしの中の運動(その2)

2007-03-25 06:06:58 | くるま旅くらしの話

⑵正しく歩く

歩き方ですが、先ず姿勢。これは背筋を伸ばし、やや前傾姿勢をとり、軽く手を振るという感じで良いと思います。次にスピードですが、やや速めに歩くのが大切です。10分も歩けば身体が少し汗ばむくらいの速度が良いと思います。ただし、これらの要件は個人差があり、それぞれ自分の体調に合わせて工夫されるのが一番です。

⑶良い靴を選ぶ

歩きで大切なのは、良い靴を選ぶということです。良い靴というのは、値段が良いというのではなく、自分の足や脚にフィットしているということです。歳を取ってくると履物が体調に及ぼす影響がかなり厳しくなるように思います。靴なら何でもいいとか、サンダルなどで1km以上も歩くなどという無謀なことをしていますと、必ず腰を痛めたり、その他身体の思わぬ箇所が変調を来たすことがありますので、要注意です。最善の方法は、靴屋でプロの人から助言して貰って、靴を選ぶことかと思います。

⑷楽しく歩く工夫をする

何といっても大切なのは、楽しく歩くということでしょう。旅先であれ、在宅であれ、歩くのが苦痛というようなことならば、結局は歩かなくなってしまいます。普通の人なら、意識的に歩かなければ、1日の歩数はせいぜい5千歩止まりでしょう。楽しく歩くためには、楽しく歩く工夫が必要です。私の場合は、次のようなことを行なっています。

①携帯ラジオやMD(ウオークマンなど)の活用

これは少しお金がかかりますが、情報を収集したり、音楽を楽しんだりするのに、歩きながらできる最良の方法です。ラジオにはFMやTVの音声の入るものもありますから、重宝です。地方にいるときは、地元の放送を聴くのも結構楽しいものです。

②観察

漠然と歩いていると、歩くのに飽きがきてしまいますので、いろいろテーマを持って観察しながら歩くのも楽しいものです。私の場合は、野草の観察や野鳥の観察から始まって、今頃は旅先での町の中心街の構成状況までも調べるようになりました。例えば、長期滞在の北海道別海町などでは、毎日町中を歩き回って、中心部の大体の状況がわかるようになりました。毎日違うコースを歩くことにより、新しい発見があって、それが楽しくて早朝からいそいそと歩きに出かけたりしています。野草については、最初全て雑草でしたが、今では個々の名称をかなり憶えることができ、物を書いたりするときに大いに役立っています。野草の観察には虫眼鏡(拡大鏡)は必需品です。観察というのは、世の中を良く見ることにつながり、歩きながら発見することは結構多いものです。

③写真撮影

写真を撮りながら歩くのも楽しいものです。私の場合は、現在デジカメ日記というのをつけており、歩きながら気づいたり、目に止まったものをデジカメで撮影し、毎日寝る前にパソコンに入れ、説明調のタイトルをつけて保存しています。特に印象に残ったものには、少し詳しい説明書きを付け加えるようにしています。後で旅を振り返るときに大変役立つものです。写真を撮るのは特別な行為と考えてカメラを使用していると、何日分も一括で取り扱うことが多くなり、あとで日時などを思い出すのが難しくなりますが、デジカメ日記は日記なので、鮮明に旅の記憶が甦ります。

このようなことの他にも、工夫次第で歩きの楽しみ方をいろいろ見出すことが出来ると思います。

ところで、旅先ではいつ歩くのかという問題があります。これはその人が工夫して作り出すしかありません。私の場合は、早朝が多いです。日中の場合でも、朝の水汲みなどはわざと車を水場から遠い所に停めて歩いて行ったり、観光などの場合も表通りだけではなく、裏通りを通ったり、遠回りして町外れまで行って見たりして、普通の人から見ればバカバカしいと思うことを、自分でもバカバカしいと思いながら楽しんでいます。そうなのです。意識して歩くというのは、バカバカしさを楽しさに変換しないとできないものなのです。

運動不足を解消するためにも、旅の中に歩きの楽しさを、大いに加えてみては如何でしょうか。 

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