山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <30回>

2012-07-30 21:06:30 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月30日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(日中車で町中まで往復)    <6km>

≪レポート≫

 ただ今、夏休み中です。

今日も暑くなりました。午前中は涼しすぎる感じもあったのですが、午後からは、特に夕方の西日の暑さは強烈で、まさに真夏であることを思い知らされました。今日は図書館は休みで、終日のグータラでした。

【今日(7/30)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <29回>

2012-07-30 01:23:34 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月29日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(日中車で図書館から中標津まで往復)   <50km>

≪レポート≫

 ただ今、夏休み中です。

今日も暑くなり、図書館に出かけたのですが、ドコモのXiが異常を来し、ネットがつながらなくなったため、急遽中標津の店まで出向いて調べて貰いました。内蔵されているチップに問題があり、交換と相成りました。この事件に振り回された一日でした。

【今日(7/30)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <28回>

2012-07-29 05:35:08 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月28日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(日中車で図書館まで往復)    <6km>

≪レポート≫

 ただ今、夏休み中です。別海町にもそれにふさわしい暑さが到来したようです。キャンプ場にいるよりも図書館の方がはるかに快適です。ということで、今日はブログは休みです。

【今日(7/29)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <27回>

2012-07-28 02:40:40 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月27日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(日中自転車で図書館まで往復)    <0km>

≪レポート≫

 猛暑は昨日だけで、急ぎ消え去ったという感じの一日だった。嬉しいような淋しいような複雑な心境。でも、実際にどうしようもない暑さに遭遇してみると、やっぱり、涼しい時間の多い場所にいることのありがたさに感謝しなければならないなと思った。

 本日無為。特記すること無し。というのが今日のレポートの全ての感じがする。

  涼しさが戻ると、相棒の体調も元に戻って、元気を取り戻したようで、このことを倅どもに報告すれば、あとは無罪放免という状況だ。このブログの目的の一つは、旅先での様子を倅どもに報告することでもある。

  オリンピックが始まり、子供たちは夏休みに入っている。世の中はオリンピックの選手を除いては、概ね休養の時を迎えている感じがする。ということで、このブログも少し夏休みをとることにしたい。(をわり)

【今日(7/28)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <26回>

2012-07-27 01:59:35 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月26日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(日中自転車で町中まで買い物往復)    <0km>

≪レポート≫

 ついに夏が来た、という感じ。いや、この地の空の上にはやっぱり夏が来ていたのだ、というのが実感だった。昨日までの毎朝は、霧の雲に包まれて暑さというものからは無縁の世界だったのだが、今日の朝は違っていた。いきなり青空が見えたのである。こりゃあ暑くなるなと思っていたら、あっという間に全体の空気が膨らんできて、本当に暑さが一気に押し寄せてきたのだった。いつもの「太祖王建」の韓国ドラマを見終わって、外に出た時に持ち出した寒暖計は、早くも30℃を示していた。10時頃である。お隣のMさんは、予定があって次の目的地に向かって出発されて行ったが、これを見送って車に戻った時は、外の気温は34℃となっていた。連日報道されている熱中症の警告や猛烈な暑さのニュースが、ここへ来て初めて実感されたのだった。

 昨夜は、というよりも今朝の3時過ぎまで女子サッカーの実況を見ていてやや寝不足気味だったのだが、相棒はあまりにも急激な暑さの到来に、やや体調を崩しかけたようで、木陰に椅子を持ち出して涼をとりながら静養するという状態だった。とにかくこんなに暑くては、何をする元気も出て来ない。長期滞在の皆さんは、それぞれ目的あるのか、所定の位置に戻る意思を示した椅子などを置いて出かけて行かれたようで、残っているのは自分たちの他は1組くらいしかいなかった。正午近くまで木立の中で涼んだ後、自転車で食材などの買い物に出かける。勿論相棒はそのまま静養である。

 戻ってきて昼食の準備。自分は作る人。相棒は食べる人。メニューはクロレラ入りのグリーンざるそば。先日のNHKのこころ旅という番組で、火野正平さんが、釧路の蕎麦についてクロレラ入りでグーリーンなのだと強調しておられたが、まさにこの辺りの蕎麦はそのグリーン色のものが多い。ネギと大葉を刻み、生姜をおろして薬味を作る。麺はさっと茹でて冷たい水にさらして、きゅっと身をしめて出来上がり。キュウリ揉みを添えて昼食。勿論暑いので、麺を茹でながら早くも缶ビールを一杯。暑いときはこのようなメニューが一番だ。昼食の後は午睡。少し雲が増え、風も出て来て車の中でもどうにか眠れる状態だった。積乱雲のような奴が幾つか湧いているようで、もしかしたら雷様もやってくるかと、あまりの急な暑さに心配したのだが、これは大丈夫だった。

 目覚めたのは17時過ぎ。暑さはやや収まったようだけど、それでも30℃近くあり、18時を過ぎてようやく凌ぎやすい状態に戻った。とにかく今日はここへ来て初めての真夏日を体験して、ようやく暑さの厳しさを再認識したという一日だった。昨日までの過ごし方とはずいぶんと違ったことに少し戸惑いを覚えた一日でもあった。さて、明日はどうなるのか。複雑な心境である。

 夜は、昨日に引き続いて男子サッカーのTV観戦。相手は強豪のスペインだというので、こりゃあ、勝ち味はないだろうなと、半ば諦めの気持ちでの観戦だった。ところがどうして、どうして、これがまあ、勝ってしまったではないか!! 今の日本スポーツ界は、女性の世となっている感があり、それゆえに昨日のゲームには大いに期待し、期待通りの結果を出してくれたことに、やっぱりそうだなと一人肯いていたのだけど、この男子チームの活躍に驚き、大いに認識を改めたのだった。日本男子チームの実力は本物だったことに感動し、同時に自分の識見のずれていることを大いに反省したのだった。全力を挙げて頑張って結果を出したチームメンバーの皆さんには、深くお詫びを申し上げ、不明を恥じなければならないと思った。これからのますますの活躍に大いに期待し、エールを送りたい。

 今日は図書館が休みの日。暑さにかこつけての真にグータラな一日だった。

【今日(7/27)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <25回>

2012-07-26 02:57:57 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月25日)のレポート】    

≪行程≫                                                                 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在    <0km>

≪レポート≫

 どうも天気が不安定である。いや、朝夕の霧と低温、日中の曇り空という点では安定しているというべきなのかも知れない。時々霧に混ざって雨が落ちてくるのが困りものというべきなのか。今日も図書館に行く日なのだが、何だか雨が降りそうな予感がして、出かけてはみたのだけど、雨粒が2~3粒手に当たるのを感じて、こりゃあいかんなと思って、少しばかり買い物をして直ぐに戻ってきてしまった。テントの中でもパソコンなどの作業ができないものかと、チャレンジしてみることにした。本当は高さが60cmくらいのテーブルの様なものがあればいいのだけど、それを作る能力はないので、膝の上に当てる薄い板を1枚買ってきて、それにパソコンを載せてやってみることにした。これが結構うまくいって、これからは少しぐらいの書き物はわざわざ図書館まで出かけなくても大丈夫だなと思った。

 そのような一日の始まりだったが、この読みは完全に外れてその後は雨など降らず、時々晴れ間が出てやや蒸し暑さを感ずるほどの暖かさが戻った日中となった。久しぶりに昼食は焼きうどんを作る。正確に言えば久しぶりではなく、初めての様な気がする。何だか曖昧だけど、焼きそばというのは我が家の定番メニューの一つなのだが、この地のスーパーにはどういうわけなのか焼きそばといえば、全国版のメーカーの一品しか置いていない。富士宮も横手もないのである。それで仕方ないので似た様な焼うどんというのを買った次第。肉を炒め、野菜類の具を炒めて、あとはうどんを炒めてソースをかけるという手順なのだが、出来上がって食べてみるとどうもソースがうどんと合っていない。付属していたソースよりも持参したお好み焼き用のソースの方がずっと合っていると思った。作ったものはしっかり食べることにしているので、完食したのだったが、やっぱり焼きそばの方がいいなと思った。

 さて、その後といえば、焼うどんで満腹となり、そうなれば次にやることはただ一つしかない。すなわち、寝床に横たわること。16時過ぎまで惰眠を貪り、目覚めてから残っていた洗い物などを済ませ、一息入れていたところに、名古屋の住人の旅の知人Mさんが到着されたのだった。朝方に連絡があって、今は帯広近くの忠類の道の駅にいるので、1~2日かけてこちらに向かわれるとの話だったのだが、思わぬ早い到着に驚く。釧路からR272経由で、北の大地に広がる広大な牧場地帯を横切って来られたとのこと。まるで延々と続く滑走路を走ってきた感じがしたと、感慨を込めて述べておられた。わざわざ急いで我々に会い来てくださったのは嬉しい。Mさんは大切な旅の知人である。

 Mさんの車が隣に錨を降ろし、気が付けば自分の車や先客の方を含めて都合4台が隣り合わせに並んだのだが、何とそれらが皆同じビルダーの作った車だった。そのビルダーはもはや今は存在しないのだけど、何だか不思議な気がした。キャンピングカーの業界の生存競争は厳しいのだろうけど、作り残したまま消え去るというのは、哀しいものだなと改めて思った。倒産した企業に文句を言っても始まらないけど、今存在しているビルダーの皆さんには、作り残して消えるなどということが無いように、ぜひ頑張って頂きたいなと思った。

 夕食のあと、我が家(といっても狭い車の中だけど)にお越しいただいて、Mさんご夫妻と歓談する。1年ぶりの再会だけど、お互いこの1年かの間にいろいろなことがあった。それらのことを含めて話題は尽きない。くるま旅ならではの楽しい時間だった。22時を過ぎる頃になり、一先ず今日はここまでとする。

 その後、やはり女子サッカーのオリンピック予選の第一ゲームのことが気になり、寝るのを繰り延ばし、翌朝までその成り行きを見守る。1時にゲームが開始され、眠気が吹き飛んだ。しばらく見ていると、なでしこジャパンが川澄のゴールで先取点を、又前半の終了近くに宮間のヘディングが決まって2点目。安心すると同時に、この女性チームは大したもんだと改めて実感した。後半は1点を返されちょっぴり心配もあったけど、結局押し切って見事に勝利。立派なもんだ。それにしても、周りがうるさすぎる。

【今日(7/26「)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <24回>

2012-07-25 05:18:09 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月24日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(中標津町まで買い物等で往復)    <52km>

≪レポート≫

 この地を選んで来た理由の半分は避暑ということなのだが、こう連日低温が続くと目的を達しているという満足感よりも、これでは却って体調を崩しはしないかという心配の方が膨らんでくる。今日の予報では、昼ごろから気温が上がって、午後には25℃くらいになるということだったけど、やはり天の不機嫌さ加減は変わらぬようで、気温はあまり上がらぬようだった。そのせいなのか、今日も鼻炎に悩まされて、薬を飲む羽目となった。

 休館日以外はほぼ毎日図書館に通っている。何をしに行くのかといえば、九州の旅のことを思い出し、反芻しながらエッセーを書こうとしている。2ヶ月も前のことなので、材料の鮮度がかなり落ちており、加えて老人の記憶力の減退も影響して、なかなか先に進まない。今月中にせめて下書きでも書き終えようかと、60ほどのテーマを用意したのだったが、手がけたのは、せいぜいまだ10ほどである。厳しい締切でもあれば、もう少し捗るのだろうけど、そのような使命感などさらさら持ち合わせておらず、ま、老人の暇つぶしの様なものだから、気にもしないでいる。

 それにしても北海道に来てわざわざ九州のことばかり思い出しているとは、考えれば不謹慎なことだ。これは九州に対しても礼を失している態度だと言えるのかもしれない。老人の気紛れというか、天邪鬼な根性は、逆の環境こそ面白いなどと思ったりして、斯様なこととなっているのだけど、とにかく今月一杯はこのまま図書館通いを続けたいと思っている。そして、8月になったら一旦打ち切って、今度は去年の続きの北海道開拓の歴史に関わることなどを、別海を中心とする根釧エリアの資料を探して調べてみたいと思っている。具体的に何をどうしようとするかなどという目的も目標もないのだけど、この北の大地の本当の姿を知るには、そのようなアプローチがあってもいいのではないかと思っている。

 さて、今日は先日に引き続き中標津の町まで買い物と入浴に出かけた。買い物は今使っているポリタン(10L)のノズルが壊れてしまったので、その代替品を手に入れるということ。しかし、行ってみたホームセンターは、図体はでかいけど商品に対する細やかな配慮は不足しているらしく、新品のポリタン以外は一切置いていなくて、メンテナンス用品のことなど全く考えていない様だった。壊れたら新しいものを買えというのが、販売の眼目の様な感じがした。大量生産・大量消費の考え方は、世に充満しており、こんなことでは、節電なども特定者へのシワ寄せでしか実現できないのではないかと思った。諦めて、何とか補修して凌(しの)ごうと思った。ということは、自分自身も大量生産・大量消費の発想の中に知らず組み込まれていたのだった。代替部品を探す前に、別の方法での補修を考えるのが、人間の知恵というものであろう。

 ホームセンターを出て、近くのホテルの無料入浴へ。「HO」という情報誌の恩恵に浴してのこと。いい温泉だった。外に出てしばらく相棒を待っていると、何やら賑やかなので何だろうと見ていたら、何と相棒と一緒に出て来たのは、同じ守谷市に住むKさんの奥さんだった。ということは、その後主人も入浴されていたということであり、それなら自分も風呂で一緒だったはず。しかし、お互い全く気付かず、その後の歓談で、お互い驚きあったのだった。Kさんたちは自分たちよりも少し早く出発されたとのこと。ただ今はパークゴルフに力を入れておられ、連日各所でパークゴルフを楽しみながら、道南から噴火湾沿いに今日のここまで来られたとのこと。パークの仲間も増え、存分にくるま旅くらしをお楽しみの様だった。今できることを目いっぱい楽しむことがリタイア後の人生では何よりも大切だと思う。明日も近くのパークゴルフ場で楽しむというご夫妻と別れて、別海の基地に戻る。珍しく夕暮れ時の空が晴れて、茜色に染まりかけていた。このまま明日の朝につながればいいのだけど、それは到底無理というものだろう。

【今日(7/25「)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <23回>

2012-07-24 04:44:09 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月23日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(コインランドリー他往復)    <6km>

≪レポート≫

 朝、霧の中を歩きに行く。今日は牧場の方のコースは避けて、少し遠回りをして近くにあるパークゴルフ場の中につくられたランニングコースを歩くことにした。別海町に幾つパークゴルフ場があるのか知らないけど、ここのパークゴルフ場は36ホールある立派なものだ。有料で1日の料金は310円。65歳以上は150円となっている。道内には無料のコースも多いけど、この程度の料金を取るのはリーズナブルだと思う。無料というのは人間を甘えさせるものがある。今の世は、なんだかんだ文句を言う人が多いけど、無料に甘えるような気持ちがどこかにあるとすれば、文句は言うべきではないように思う。自分は今、パークゴルフさえもできない身となってしまっている。右肘が腱鞘炎をおこしている(医者はテニス肘という診立てだけど、テニスなどした覚えはない)ようで、パソコンのキーを叩くのでさえかなり辛い状況だ。パークゴルフもその気になれば何とかやれるかなと思い、一応クラブは持参しているのだけど、まだとてもその気にはなれない。

 パークゴルフの話ではなく歩きの話だった。そうこの広いパークゴルフ場の中に、立派なランニングコースがつくられている。設計者は佐々木功氏。確かNECの陸上競技部の監督時代に、マラソンの浅井えり子選手を育てた方だったと思う。残念なことに若くしてお亡くなりになったけど、彼はこの別海の地をこよなく愛して、ここを長距離合宿のメッカにしようと尽力されたとのこと。その功績をたたえて佐々木功メモリアルランニングコースとして、ここにその名を永久に刻み残すという碑が往時の町長名で建てられていた。小高い丘を利用してつくられたパークゴルフ場の中を巧みに使って、およそ2kmのランニングコースがつくられている。

     

佐々木功氏の言葉。「人間の可能性は自分自身が考えるより限りなく無限にある」 スポーツの指導者としてのゆるぎなき信念の言葉だと思う。自分も生きている間は、肝に銘じたい。

パークゴルフをしていた時には、ランニングコースにはあまり関心が無かったのだが、もはや歩くことしかできない身には、このコースは実にありがたいコースとなっている。ランニング用につくられているのだけど、適当にアップダウンのあるので、歩きにとっても有効だ。町の中を歩いているのとは違って、鍛練的な気持ちが高まってくるのである。ここを歩くのは今日で2回目だけど、これからはもっと増やしてゆきたいと思っている。早朝はパークゴルフをしに来る人も時々おられるようだが、ランニングする人は皆無なので、歩いていても迷惑をかけることはない。勿論、合宿の人たちが走る様なときはその邪魔をするつもりは毛頭ない。

   

別海町スポーツ関連施設の一角にあるパークゴルフ場兼佐々木功メモリアルランニングコースの景観。中央の茶色の道にはクッション材としての木片のようなものが敷き詰められている。利用者が少ないのが残念。若者はもっともっと走るべき。

 今日は月曜日で図書館は休みである。相棒が洗濯をするというので、10時過ぎ、町中のコインランドリーに出向く。このところ晴れという天気が殆どない。キャンプ場内にも洗濯機はあるのだけど、小型の機器なので、天気が良くないと乾燥が困難になってしまうため、どうしてもコインランドリーを利用しなければならなくなる。2時間ほどかけて完了。その後は近所のスーパーなどで少々買い物をして基地に戻る。わずかに晴れ間が覗いて少し気温が上がった。暑いというところまではゆかず、暖かいというレベルである。半袖のTシャッツを着る気にはなれない。このところずっと長袖の短ネックのものばかり着ている。朝夕はセーターが必要となる。相棒は朝夕は完全に冬の服装である。来週あたりから少しは暑くなる様だけど、どこかにそれを期待し、望んでいるような気持ちがある。

 こんな調子で毎日を過ごしている。ここへ来て、早や11日目に入った。今月一杯は遠出はせずこのままの暮らしを続けるつもりでいる。

【今日(7/24)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <22回>

2012-07-23 05:12:17 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月22日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(歩いて図書館往復)    <0km>

≪レポート≫

 毎日同じような暮らしぶりが続いている。小学生の夏休み日記なら、「今日も昨日と同じこと」と書きたいくらいの状況である。ま、しかし同じ日などと言うものはあるはずがない。今日も昨日と同じだなあ、などと思うのは、何もかもが面倒くさくなったり、暮らしに変化が感ぜられなくなって、生きている感覚が鈍っているような時だと思うが、今の自分はそれに近い状態になっている。日記風に今日の出来事を並べてゆくと、まさに昨日と同じ項目で満たされてしまうのである。そのようなことを書いてもつまらないので、今日は朝の散歩で見つけた「ど根性フキちゃん」のことを書いてみたい。

 何年か前、関西から瀬戸内にかけて旅をしたときに、兵庫県の相生市にある道の駅:あいおい白龍城(ぺーろんじょう)に泊まったことがある。この道の駅では妙な名前の酒が売られていた。1本(=1升)千円ほどだったと思うけど、その銘柄が、「ど根性大根」というのである。ど根性大根とは何ぞや? 俄然興味を覚えたのだった。さっそく野菜売り場に行って、そのような大根が売られているか探したのだが、別に変わった大根など並んでなくて、あったのは寸足らずの半端な大根が2~3本だけだった。売り場の外に出ると、「ど根性大根大ちゃん」と書かれた大根の看板絵の様なものが作られて建っており、そこに顔を入れて記念写真を撮るといった趣向のものだった。どうも良く解らない。その時は時間的な余裕もなかったので、その疑問を残したまま去ったのだが、旅から戻った後で、どうも気になるのでネットで調べてみたら、ど根性大根というのは、アスファルト舗装の道路を突き破って芽を出した大根が、その後も生長を続けて立派に育ったという話。往時(今でもそうだけど)の不況・停滞感の中で、この大根のパワーは大したものだと、どこかの新聞が取り上げて記事にしたのが評判となり、その大根には大ちゃんと名付けられたとか。その種なども採取されて、なにやら遺伝子の様なものまで保存されたとか、などと言うことが書かれていた。何がどこまで本当なのか、ネットスズメたちの物言いにはすべてを信用するには無理があるけど、そのど根性大根大ちゃんにあやかって、相生の道の駅には関連商品などが販売されていたのだった。面白半分に清酒ど根性を一本買って飲んで見たけど、大根のど根性という奴は、どうも水っぽい感じがして、お世辞にも美味いとは言えなかった。

 前置きが長いのはいつもの通りだけど、このところの散歩で気付いているのは、大根ならぬ蕗(ふき)さんたちのど根性である。大根と蕗とではどちらがか強いのか弱いのか、どう比較していいのか判らないけど、生への執着というか、根性というか、そういう気質で比べたなら、大根は蕗の逞しさには遠く及ばないように思う。それゆえに却って大根に称賛の目が向けられたのだと思うが、自分的には大ちゃんよりもフキちゃんの方がはるかにど根性が据わっていると思っている。

 散歩の途中のアスファルト舗装の道路横には、北国特有の大型のフキの大群が自生しているが、その中の何本かは舗装のアスファルトを突き破って芽を出し、ググッと成長している。そのど根性たるや恐ろしさを感ずるほどだ。フキちゃんのど根性には、大ちゃんもシャッポを脱ぐに違いない。

   

ど根性フキちゃんの頑張りの姿。別海町を走る国道243号線の道脇のアスファルト舗装の歩道には、フキちゃんたちの根性を示したこのような姿が随所に見られる。

 ま、本当のところは大ちゃんでもフキちゃんでもどちらがどうでもいいのだけど、毎日植物たちを観察していると、彼らの根性の凄まじさには驚くばかりである。人間が、アスファルトではなく、厚さ1メートルのコンクリートで大地を固めたとしても、彼ら植物たちは、そのわずかな隙を見つけ出して、何百年、何千年という時間をかけてもその堅固と思われる壁を溶きほぐして土に還らせてしまうに違いない。自分にはそう思えるのである。そしてこの世界には、大ちゃんもフキちゃんも到底かなわないような、とてつもない更なる強力なパワーを秘め持った植物が存在するのだと思う。大ちゃんやフキちゃんのパワーに感動しているのは、もしかしたら植物の秘めたパワーを知らない、人間の思い上がりに過ぎないのかも知れない。しゃがみこんでフキちゃんの生きざまを見ながらそう思ったのだった。今日の話はこれで終わり。

【今日(7/23)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <21回>

2012-07-22 05:30:35 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月21日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在(自転車で図書館往復)    <0km>

≪レポート≫

 朝の別海の寒さは格別のようだ。いつになったら夏らしい天気がやってくるのか何だか悲観的な気分にすらなってしまう。避暑に来ているはずなのに、ストーブが恋しい朝晩を送っていると、気分は微妙に変化するのである。朝風呂に行く予定だったが、寒いので湯冷めなどして風邪でも引いたら大ごとだと思い行くのを取りやめ、その分少し長距離を歩くことにした。早朝の出発で、5時15分に車を出てキャンプ場を後にする。今日は近くの牧場を一回りするコースを選択。このコースは2時間半をかけて10kmほど歩くことになった。今朝のブログにウグイス君たちのことを書いたのだが、牧場周辺の道脇の防風林の中には、かなりのウグイス君たちが住んでいるようで、あちこちで縄張りの主張なのか、ホーホケキョと美声を競っていた。今日はなぜか警戒するウグイス君が多くて、3度ほど谷渡りの鳴き声を聞かされたのだった。その内の一羽は電線に止まって、明らかにこのジサマを見ながら鳴き声を発していた。彼の警戒の鳴き方は一度だけで、その後は清明な美声でホーホケキョと全身からの声を振り絞って鳴いているのを見せてくれた。ありがとう。

 さて、話は変って、別海に住む鳥たちの中で、最も大横暴で傍若無人の振る舞いをしているカラスのことを書いてみたい。カラスという鳥は、七つの子という歌に唄われているような世界では、子思いの愛すべき鳥だと思うのだけど、あたりかまわずにガァガァ鳴き叫び、少しでも油断すれば、自転車のカゴに積んだ肉類などはあっという間に掠め取って逃げ去ってしまう。あのようなふるまいを見ていると、どうも好きに離れない存在だ。

 別海町によらず北海道の各地はカラスの天国ではないかと思うほどカラスが多い。東京の都心でもカラスの横暴が問題となっているけど、北海道のカラスは東京ほど擦れて狡賢くはなっておらず、まあ、大した悪さもしていないと言えるかもしれない。別海町のカラスは、牧場の牛の数ほどいるように思える。別海には11万頭を超える牛たちが飼われているけど、その牛君たちに1羽ずつカラスが取りついているとすれば、その数は11万羽となる。もし2羽くらいはいるという計算なら、22万羽のカラスがいるということになる。実際にどれほどのカラスたちがこの町で暮らしているのかは知らないけど、牧場には彼らの餌となるものがたくさん見出されるのではないか。まさか牛の糞などを食べたりはしないだろうけど、牛君たちの振りまく糞便には多くの昆虫たちも寄ってきているに違いないし、時には牛君たちの配合飼料などを掠め取って食べているのかもしれない。

 基地としているふれあいキャンプ場の周辺にも何組かのカラスの家族が住んでいるようで、この時期は子育ての終わった親鳥に引っ付いて、若鳥と思える連中がやたらに鳴きまくっている。毎朝3時半ごろになると小鳥たちの一時の囀りが始まり、間もなく止むのだけど、それに交ざって見境もなく大声を発して騒ぐカラスたちには、ぶち壊しの怒りを覚えずにはいられない。キャンプ場の隣には別海町生活環境保全林のふるさとの森というのがあり、カラスたちはこの森の中などに塒(ねぐら)があるに違いないのだが、どういうわけか、わざわざキャンプ場まで来て毎朝早朝からがなり立てるのである。小鳥たちの囀りには癒されるものがあるけど、カラスの鳴き声には悪意の様なものしか感ぜられない。別海のキャンプ場においては、カラスは天敵ではないかとさえ思っている。しかし彼らもそのように思っている自分を天敵と思っているらしく、決して近寄ろうとはせず、遠くからがなり立てるのである。

 話は戻って、今日の散歩はほぼ予定通りの7時半過ぎの帰着となった。途中最初の直線道路2km余りを歩いて出会った車はゼロ、角を曲がって次の直線道路2kmほどで出会った車は前方後方からを合わせて3台、そして国道243号に出てからは、さすがに多くなって2kmの間に20台ほどの車を見たのだった。勿論人間様は車の運転者以外は誰一人そんな道を歩いてなどいないのである。それで、ふと思ったのだが、このような朝の散歩は危ないなということ。今のところ血圧も高くはなく、心臓の方も正常に動いていてくれているけど、真正正銘の糖尿患者であり、いつ何時意識を失うようなこととか、或いは歩けなくなるようなことが起こらないとも限らないのである。やたらに気にし出したらきりがないのだけど、早朝のこのような環境の中での散歩は、やはり歳を考えて油断しないことが大切ではないかと思った次第。こんなことを思ったのは初めてのことなのだが、相棒にその話をすると「当たり前でしょ!」と一蹴された。言っても無駄なのでそう思いつつイラついていたのかもしれない。いやはや、もはや老化は確実なものとなってきたようである。明日からは新たな安全コースをつくらなければならない。そう思ったのだった。

 さて、今日の一日といえば、昨日と同じように10時過ぎに、自転車で図書館に出向き、15時ころまで書き物をした後車に戻り、その後は午睡と雑用を果たすという真に変化のない暮らしぶりだった。今日は土曜日ということもあり、いつもよりは多い来訪者があるようである。昨日知り合いのKさんが来られて、久しぶりの再会を果たしたのだったが、それ以外の知り合いはお出でではなかったようである。久しぶりにサッカーやプロ野球などを見ながら夜の時間を過ごす。相棒は20時には寝息を立てていた。

【今日(7/22)の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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