山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

SUN2号の製作に取組む(その3)

2021-05-16 04:10:49 | くるま旅くらしの話

ベッドの製作を終えたのは、連休が明けた頃か。新車購入の嬉しさや、これからの旅に対する期待の喜びなど微塵も感じないまま、作業の途中で不足の板材やねじや小物部品類が発生する度にホームセンターへ買いに通う日々が続いて、我ながら如何にこのような作業が自分には向いていないのだというのを実感する毎日だった。何しろ製作に関しては大雑把な設計図らしきものを描いただけで、後は実際の作業で不足分をカバーすれば何とかなるという考えだけでの取り組みであり、細かい計算などは一切していないのである。予算も大雑把で、5万円もあれば足りるだろうという程度なのである。

ベッドの柱となる4個の箱の製作とその上に載せるベッドの木枠までは順調に進んだかに見えたのだが、車の荷室が平床ではなく低床なので後部タイヤの箇所が邪魔して既製のベッドは使えないため、二つのベッドの4隅の内2箇所が箱を使えないため、脚を付けたのだが、2年後からは毎年車検が必要となるため、ベッドの分解時を考えて折り畳むようにしたため、上下左右の揺れに対する強度がバラバラで不安定なのである。あれこれ苦闘しながらのようやくの完成となった。ところがざっと画用紙を貼って済ませた箱の表装があまりにもセンスがないと家内に指摘、批判されて、表装を布でやり直すなどうんざりするほどの手間がかかった。癪に障るので、終っても家内には見せない様にしている。

最後に踏み台を作って完了となる。ベッドの高さが市販の既定サイズの板をそのまま利用したため、寝具を載せると50cmくらいの高さとなり、背の低い家内なので更に老化が進むと昇降に苦労するに違いないので、今のうちから踏み台を作っておくことにしたわけである。残っていた端材を全部使い切って、ようやくざま見ろという気持ちとなった。それは、勿論自分に対してである。やれやれ、約1カ月に亘る苦闘だった。

何度か試し寝をしてみて、これで大丈夫とまんざらでもない気分を味わったのだが、この間にコロナの第3波はリバウンド騒ぎをたちまち乗り越えて、更に強力な破壊力を持つ異種株が発生して、只今は、試しの旅すらもためらう状態なのである。車の運転の方も殆どしておらず、益々楽しさが遠ざかる環境となってしまった。ワクチンの接種予定は決まっているけど、世の中がこのような混乱状態では、しばらく静観するしかあるまいと、今は全てを辛抱する時間の中にいる。とにもかくにも旅車の機能を持つことができて、後はコロナが収まるのを待つばかりである。わざわざ見せるほどのものではないけど、一通り製作の結果を以下に表示しておくことにします。この話はこれで終わり。

その後、後部にラダーを取り付け、ルーフキャリアを使えるようにした。しかし高所作業は危険なので使う予定はない。念のための取り付け。

前部の様子① 左から箱(小)・収納抽斗・箱(小)・箱(大) 箱3個はいずれもベッドの柱として使用する。

前部の箱はもの入れとして使用する。右の箱(大)は下駄箱として使用)

前部全体は、普段は布でカバーすることにした。

後部の様子。中央左は箱(小)と右は収納抽斗。後輪の関係で左右のベッドの柱は箱ではなく支柱とした。左右の空間はもの入れとして使用する。

後部の物入れの状況。

後部右脇にポータブルトイレを置くことにした。夜間使用可能

後部も布地でカバーすることにした。

車内はカーテンをやめて既成のサンシェードを使用することにした。上部の丸いのは、百均で買ったプッシュライト。

ポータブル電源。Jackery240W。極力電気を使わないことにして、最小レベルの機器に抑えることにした。

ベッドと座席の間の空間に折畳のテーブルと椅子を置くことにした。これで少し旅車らしくなった。

追記:コロナのワクチン接種予定が決まり、2回目終了が6月20日となった。そのあと10日ほど経ったら、感染状況を見て、大丈夫そうならば東北の旅に出かけたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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