山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第7回>

2018-06-01 05:53:32 | くるま旅くらしの話

【当面の予定】

 詳細は未定ですが、1週間ほどかけて渡島支庁、檜山支庁、後志支庁の各地を、日本海側を中心に順次回って行く予定です。

 

【今日(6/1)の予定】 

道の駅:みそぎの郷きこない →(R228他)→ 木古内町郷土資料館 →(R228他)→ 知内町郷土資料館 →(R228他)→ 松前町郷土資料館 → 道の駅:北前船松前(泊)

 

【昨日(5/31)のレポート】 天気:曇り時々晴れのち一時雨

<行程>

東大沼キャンプ場 →(D=道道)→ 留の湯 →(D)→ 山川牧場 →(D・R5)→ 道の駅:なないろ・ななえ →(R5・他)→ 函館市内知人宅訪問 →(R5・R228)→ 道の駅:みそぎの郷きこない(泊)

<レポート>

 夜半から雨降りとなったようで、雨音が天井を叩いて賑やかになった。何しろ50cm上は天井なのだから、その音は馴れるまではトラックの騒音よりも酷い状況となる。断続的な降り方だったが、今日は日中もこのような天気が続くのであろう。ソーラーが効かなくなるけど、新しいバッテリーは今のところ順調に稼働してくれているので、ま、大丈夫だろうと思っている。

 今日は午後に函館に住む知人宅を訪ねて、久しぶりに再会の挨拶を交わした後、いよいよ今回の旅の第一歩を踏み出すことになる。今週は渡島支庁の自治体を何箇所か、そして檜山支庁と後志支庁の町村を何箇所か巡りたいと考えている。具体的な訪問先はその時の気象状況などによって、影響があるので、決められない。今まであまり行っていない日本海側を中心に郷土資料館や史跡などを訪ねて150年前に想いを馳せたいと思っている。実際の訪問は明日からが本番となると思っている。

 函館には二人のワタナベさんという親しき知人が居られるのだが、今日は榎本町にお住まいの渡邉さんを訪ねることにしている。特に邦子どのは奥さんと親しくしていて、4年ぶりの再会をとても楽しみにしている。時々電話などで話はしているようなのだが、やはり実際にお顔を見て話を交わすのが一番ということになる。午後にお邪魔することになっているので、午前中は近くの名湯のある留の湯へ行き立ち寄り湯をすることにしている。

 ブログの投稿を終えた後、いつものように散策へ。いつ雨が降り出すか判らないので、傘を持参の歩きとなった。大沼を囲む自転車道が整備されているので、その道を往復7kmほど歩いた。道路の両側には新緑の葉を輝かせた大木が連なっており、緑のトンネルとなっていて実に気持ちの良い散策だった。雨も降るのを諦めたようで、空の雲が少し割れ出していた。1時間と少し歩いて車に戻る。7時を少し過ぎていた。珍しく邦子どのも起き出していた。そのあとはTVの朝ドラを見たりしながら朝食を済ます。

 9時を過ぎた頃留め湯に向かって出発。10分もかからずに到着。ここではいつも安政の湯というのへ入ることにしている。100円高いのだが、お湯の質は抜群で、日本でもこれ以上のものはないのではないかと自分は思っている。時間が早いので、まだ誰も来ておらず、独り占めの湯を楽しんだ。留の湯旅館も建物内の一部がリニューアルされていて、とても気持ちのいい雰囲気となっていた。十二分に満足して車に戻る。

 その後は、先ずは大沼の市街地近くにある山川牧場へ寄って、何か目ぼしいものはないか、いつものサンドイッチなどが無いか見てみることにして出発。4年ぶりの山川牧場は売店などの建物がすっかり新しくなっていて、牛舎以外は昔の面影は消えていた。サンドイッチの販売は止めたらしく見当たらなかった。瓶入りの生牛乳を飲む。湯上りの喉には美味かった。一休みの後函館に向けて出発。

 途中約束の時刻にはまだ余裕があるので、新しく出来た七飯町の道の駅:なないろ・ななえに寄る。今年の3月に出来たばかりの道の駅は、商品だけを除いて、何もかもがピカピカで新鮮だった。北海道にはこの4年間に幾つかの新しい道の駅が出来たようで、これからそれらの一つ一つに出会えるのを楽しみにしている。軽く昼食を済ませて出発する。

 函館の榎本町の渡邉さんのお宅には丁度13時に到着した。4~5年ぶりの再会だ。ご夫妻共にお元気で安堵した。自分たちも4~5歳同じように歳をとっているのに、他の方のことは別のように考えているのが可笑しかった。それから15時近くまで、楽しい歓談の時間が流れた。その内容は書かない。嬉しい時間だった。

 15時に辞して、今日の宿を予定している木古内町の道の駅に向かう。道道から江差に向かう高速道が一部完成しており、無料供用となっている。おかげ様で考えていたよりもかなり早く到着することができ、16時過ぎにはこちらも3年ほど前にオープンした新しい道の駅である。木古内町は、北海道新幹線の道内最初の乗降駅があり、そのオープンに合わせて道の駅も営業を開始したようである。駅前一帯には、何もかもが新しい雰囲気が漂っていた。自分たちもここを訪ねるのは初めてのことであり、珍しいものを見る気分となった。少し付近を歩いて見たが、新しいのはホンのこの一角だけのようだった。みそぎの郷というのはどうしてなのかと思っていたのだが、それはこの地区に伝わる神事に由来しているらしい。1月の極寒の時期に冷水(=霊水)を掛け合い、海に入って禊を行って豊作豊漁を願うという神事が伝わっているという。道の駅の構内でそのVTRが放映されていた。4人の若者がそれを行う姿が映っていたが、相当に厳しい試練のようだった。新幹線の方は壁のようなもので覆われており、よく見ることが出来ず、走行の音を聞いたのは一度だけだった。その代わりに貨物線が走っているらしく、こちらの方は深夜から早朝まで何やら大きな音が響き渡っていた。

北海道新幹線木古内駅の外観。ここは道南いさりび鉄道の駅がある。またJRの貨物線の拠点となっているようで、動きが活発だった。

 夕刻になって雨が落ちて来て、しばらくのあいだ本降りとなったが、間もなく止んだようである。今日は一日天気の状態が不機嫌で、不安定な一日だったようだ。

 明日からは今回の旅の本格開始となる。先ずはこの木古内町から開始しようと思っている。さて、どんなこととなるのか。

コメント
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