山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘18年 北海道生誕150年の今めぐり旅 レポート <第11回>

2018-06-05 06:44:17 | くるま旅くらしの話

【今日(6/5)の予定】 

道の駅:真狩フラワーセンター →(D)→ 真狩村羊蹄ふるさと館 →(D)→ 道の駅:R230ルスツ →(R230)→ 喜茂別町・風月花廊 →(R230・276)→ 京極町・北方アジア民族館 →(R276)→ 倶知安郷土館 →(R5)→ 仁木町郷土資料館 → 道の駅:スペースアップルよいち(泊)

 

【昨日(6/4)のレポート】 天気:晴れ

<行程>

道の駅:くろまつない →(R5)→ 道の駅:ニセコビュープラザ →(R5・R276他)→ 道の駅:いわない →(D他)→ おかえりなさい(入浴)→(R276・R5・D)→ 道の駅:真狩フラワーセンター(泊)

<レポート>

 今日は静養日である。付近の郷土資料館等の殆どが月曜定休なので、今回の旅では月曜日は静養日となることが多くなると思う。その第1回目は、黒松内の道の駅をゆっくり出発して、昼辺りに岩内町の道の駅に行き、何か魚類を食して、その後温泉に入って汗を流して、道の駅に泊ろうと考えている。

 昨夜はよく眠ったのだが、疲れが溜まっているのか目覚めるのが遅くて、5時半過ぎとなってしまった。ブログの投稿が遅れてしまい、朝の散歩も不意になってしまった。ま、今日は静養日だと思っているので、それで良かったのかもしれない。黒松内の道の駅はパンとピザが名物となっていて、昨日は皆完売してしまって手に入らなかったので、今日は一番に手に入れようと9時の開店を待って中に入る。といってもこの買い物は邦子どの仕事。自分は食べるのが仕事。30分ほどして手に入れたパンを早速食べることにする。自分の朝食は既に昨日茹でたジャガイモの残りを腹に入れて済んでいるのだが、出来たてのパンの香りを目の前にしては、我慢が出来るものではない。丸いドーナツ状のゴマ入りのパンと食パンを大切りにしたものを一つずつ食べたが、超美味だった。多くの人がこれらのパンを目指してここにやって来るのが分かるような気がした。

 10時すぎ岩内を目指して出発する。当初の予定では蘭越町辺りから左方に折れて寿都の方に出て海側の道を通って岩内に行く考えだったが、途中で考えを変え、ニセコの道の駅に寄ってから倶知安経由で共和町の方から行くことにする。邦子どのが今頃のニセコを見てみたいというので、そのようになった次第。ニセコの道の駅は人気の場所らしく、かなりの車と人とで混雑していた。売店に入り、野菜類の中からレタスやアスパラなどを買い求めた。ここの地産の野菜類の販売は、いろいろ工夫されており、出品農家の写真などでの紹介。それに作物の調理のレシピなどもたくさん用意されており、初めて北海道を訪れた人にも親切にしているのが良く判るのである。ただ漫然と生産物や商品を並べているだけではない、農家の思い入れのようなものが伝わって来ており、全国の他の道の駅でも見習ってほしいものだと、いつも来る度にそう思っている。

 ニセコの道の駅を出た後は、倶知安で少し買い物をした後、岩内町の道の駅へ。12時ちょうどの頃に着いた。ここの道の駅は港の近くにあって、駐車場が幾つかに別れて造ってあるので、どこが本当の駐車場かが判りにくくて、来る度に困惑する。何だか思いつきでレイアウトを考えた様な感じがする。今日は近くの広場で何かのイベントがあるらしく、幾つかある駐車場の殆どが満車の状態で、車を止める場所を探すのに少し苦労した。車を置いて、その後は付近に焼き魚を食べさせるという店があったので行ってみたのだが、何と今日は定休日だという。残念。直ぐ近くに寿司屋があったので、久しぶりに昼食は寿司にすることにした。握りずしを食したが、酒があったらもっと美味かったのになあ、などと思いながらの時間だった。運転を控えていては、絶対禁止なのである。近頃老人が起こしている交通事故が大問題となっており、自分も疑いも無い老人であり、そのことをしっかり認知しておかなければならないと思っている。

 昼食の後少し休んで、「HO!」という冊子に掲載されている無料の入浴施設のある「おかえりなさい」という名の旅館に向かう。よく晴れていて日射しはかなりきつい。何という山なのかニセコ連峰の山の裾野に近い場所に旅館はあった。遙かに岩内の海が眺望できる素敵な場所だった。お風呂もヒバ材などが使われていて、お湯の泉質も柔らかくて疲れを癒すのにはとてもありがたかった。1時間ほど温泉を楽しませて貰って車に戻る。邦子どのは戻るのがかなり遅かったので、大丈夫なのかと心配したが、何でもなかったようで、満足の顔をしていた。

 入浴の後は、道の駅に戻って泊るつもりでいたのだが、邦子どのは道の駅が海の傍にあるのを恐れており、どうやら避けたいようである。無理を敢行すると問題が起こりかねないので、それを察知して急遽泊る場所を変更して、真狩村の道の駅:真狩フラワーセンターにすることにした。ここから50kmほど離れているけど、北海道の移動では大したことはない距離ではある。明日は羊蹄山を取り巻く町村を巡るつもりでいるので、好都合でもあると判断した次第。

 17時過ぎに到着する。今日は朝からこの辺りは上天気で、なかなかお目にかかれない羊蹄山とニセコアンヌプリも、ずっとその全貌を現わして歓迎してくれているかのようだった。真狩村からの羊蹄山はいつもはあまり近過ぎて、雲しか見えないことが多いのだが、今日は幾筋かの残雪の雪渓を止めた初夏の表情をして迎えてくれた。温泉に入って、今夜も良く眠れるだろう。

コメント
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