山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

'11北海道くるま旅( 第80日)

2011-08-31 07:13:52 | その他
《今日の予定》
道の駅:横浜→道の駅:七戸→?


《昨日のレポート》
今日は今年の北海道に別れを告げる日である。フェリー便の時刻をメモするのを失念して分からないため、昨夜倅にメールして調べて貰ったのだが、今日は大間行きの第2便に乗るつもりでいる。たった2便しかなく、17時丁度の出航となっている。それまでの間、近くの鹿部のホテルに立ち寄り湯をすることにして、11時過ぎキャンプ場を出発する。
入浴の受付は12時から。少し待って、今年最後の温泉入浴を楽しむ。自分たちだけかと思っていたら、意外と多くの人がいたので驚いた。暇人は自分一人だけではないようた。たっぷり汗を流し、水風呂にも何回か入って身と気を引き締める。
風呂から出た後は来た道を七飯町の方に戻り、R5に入って函館新道経由でフェリー乗り場へ。14時20分到着で、出航までにはまだかなり時間がある。乗船券を買った後、軽く昼食を済ませ休憩とする。
16時半頃乗船開始。何とトップの乗船だった。キヤンカーは外に無く自分たちだけだった。他の車も少なくて何だか寂しく思った。17時定刻の出航となる。乗船後はとにかく一眠りすることにした。というのも、当初は大間崎のキャンプ場に泊まる考えでいたのだが、気が変わり横浜町の道の駅迄行くことにしたのである。その一眠りから目覚めてしばらくすると、間もなく到着の案内があった。
トップで上陸した後は、横浜の道のの駅に向かってひたすら走り続ける。既に暗くなっており、安全運転に細心の注意を払っての走行だった。20時を少し過ぎた到着だった。今回の旅では、最も遅い到着時刻だった。先ずは無事到着して安堵する。相棒の体調にも異常無し。移動日は安全第一に限る。
軽い夕食を済ませ、直ぐの就寝となる。
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'北海道くるま旅( 第80日)

2011-08-31 05:36:01 | その他
《今日の予定》
道の駅:横浜→道の駅:七戸→?


《昨日のレポート》
今日は今年の北海道に別れを告げる日である。フェリー便の時刻をメモするのを失念して分からないため、昨夜倅にメールして調べて貰ったのだが、今日は大間行きの第2便に乗るつもりでいる。たった2便しかなく、17時丁度の出航となっている。それまでの間、近くの鹿部のホテルに立ち寄り湯をすることにして、11時過ぎキャンプ場を出発する。
入浴の受付は12時から。少し待って、今年最後の温泉入浴を楽しむ。自分たちだけかと思っていたら、意外と多くの人がいたので驚いた。暇人は自分一人だけではないようた。たっぷり汗を流し、水風呂にも何回か入って身と気を引き締める。
風呂から出た後は来た道を七飯町の方に戻り、R5に入って函館新道経由でフェリー乗り場へ。14時20分到着で、出航までにはまだかなり時間がある。乗船券を買った後、軽く昼食を済ませ休憩とする。
16時半頃乗船開始。何とトップの乗船だった。キヤンカーは外に無く自分たちだけだった。他の車も少なくて何だか寂しく思った。17時定刻の出航となる。乗船後はとにかく一眠りすることにした。というのも、当初は大間崎のキャンプ場に泊まる考えでいたのだが、気が変わり横浜町の道の駅迄行くことにしたのである。その一眠りから目覚めてしばらくすると、間もなく到着の案内があった。
トップで上陸した後は、横浜の道のの駅に向かってひたすら走り続ける。既に暗くなっており、安全運転に細心の注意を払っての走行だった。20時を少し過ぎた到着だった。今回の旅では、最も遅い到着時刻だった。先ずは無事到着して安堵する。相棒の体調にも異常無し。移動日は安全第一に限る。
軽い夕食を済ませ、直ぐの就寝となる。
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'11北海道くるま旅( 第79日)

2011-08-30 05:42:58 | その他
《今日の予定》
東大沼キャンプ場→函館フェリー乗り場→大間フェリー乗り場→大間崎キャンプ場(泊)


《昨日のレポート》
今回の旅も終わりに近づいている。来月6日が帰宅日と決めていたが、それよりも2~3日早くなりそうだ。というのも別海町のふれあいキャンプ場を出て、室蘭での大きなイベントが終わってしまったので、何だか気抜けした感じがあり、もはや滞在の意義が見出せない気分になってしまったようなのだ。そうなればもう帰るしかない。台風も近づいている様だし、早く海を渡ってしまう方が良いとも考えている。
さて、今日はまずここ壮瞥の道の駅で、モチトウキビを出荷に来られるMさんにお会いし、モチトウキビを家に送って頂くよう注文をすることが第一の仕事(?)である。販売所の開始は9時からだったが、Mさんの奥さんが来られた時は10時を過ぎていた。出荷の準備に手間取ったのに違いない。というのも、Mさんのモチトウキビは皮を剥いて透明ビニール袋に入れて出荷しているからである。モチトウキビは実がスリムなので、皮を剥かないと中身が判らず、他種のと一緒ではお客様に判って貰い難いからである。Mさんの奥さんが棚に並び終えるのを待って、早速お願いする。快諾を頂いた。少しお話を伺うと、今年は種を新しくされたとのこと。その結果、去年迄のものより丈が高くなり、実も大型となって、収穫するのに苦労が増えたと言われていた。お二人とも背が高い方ではないので、上を向いての作業は大変だなと思った。無理をせずに頑張って欲しいと思った。
出荷されたモチトウキビを買ってきて、早速茹でることにした。確かに去年の物より大型となっている。中には8列を超えて10列のもあった。何だか得をしたような気分になる。茹で上げた物を早速食べてみた。グー!!である。この味を一年待っていたのである。帰ったら、送られてきた物を仲間にも是非食べてもらわなければならない。
モチトウキビの一件が落着して、八雲町の方に向かって出発。目的は温泉に入るため。「HO!」に掲載されている「おぼこ荘」という秘湯があるので、そこに行ってみることにした。八雲町の中心街からは15km以上山の中に入った所に温泉宿はあった。赤茶けた石組みの間から絶え間なく流れ出るお湯は柔らかく、確かに秘湯に相応しい雰囲気があった。川沿いに露天風呂が造られていたが、日中は虻などの虫が多くて安心して入るのは難しい感じがした。夜や秋から春にかけてなら、秘湯の情緒をたっぷり味わえる良い宿だなと思った。
温泉の後は、今日の宿泊場所と決めている東大沼キャンプに行って寝るだけである。八雲町のR5に戻り、森町方面へ。JR森駅に寄りイカ飯駅弁を買う。その後は七飯町の東大沼キャンプ場へ。平日だし空いていると思ったキャンプ場には、今夏の最後を楽しむ人たちのテントの花が思ったよりも多く点在していた。湖畔の林間は涼しく静かで、ここには落ち着いた雰囲気がある。我々の様に駐車場だけの利用者は邪道なのかも知れない。一晩だけなのでお許しあれ。
駐車場の車から水汲み場迄は100m以上もあり、10lのポリタンクを運ぶのは疲れる。車の水ポンプのモーターが壊れて使えないため、水を必要とする作業をこなそうと、それからは何度も水汲み場迄往復して大変だった。野菜を洗い漬け物を作るなどあれこれやっている内に、いつの間にか周りは暗くなり出していた。最近この辺りでの熊の目撃情報があったらしく、警戒と注意喚起の貼り紙などが何カ所かあり、夜間は外出はしない方がよいとのこと。炊事を終え車の中へ入って夕食とする。ここはテレビが全く映らない。今回地デジ用の受像機を買ってから初めてのことである。ラジオのニュースを聴いていたは、どうやら野田政権が誕生するらしい。今までよりはマシな政治を期待したい。と、思う間もなく眠りの世界へ。
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'11北海道くるま旅( 第78日)

2011-08-29 05:12:35 | その他
《今日の予定》
道の駅:そうべつ情報館i→八雲町鉛川温泉→道の駅:森→東大沼キャンプ場(泊)


《昨日のレポート》
今日も快晴の朝が来た。起床が日の出スレスレになってしまい、危うくご来光を見損なうところだった。慌てて走って丘に登ると、もう太陽が顔を出しかけていた。カメラに何枚かを収めたが、失敗作ばかりだった。コンパクトデジカメでは日の出は撮るには大き過ぎる。でも本物の日の出の方はやはり神秘的で迫力のあるものだった。
今日は午前中で集まりの最後のイベントを終えた後は、本格的な帰途モードに入ることになる。台風の影響が心配されるけど、その前に大間に渡ってしまおうと思っている。行程は、まだはっきりは決めてはいない。
10時少し前に参加者全員の記念写真の撮影があり、その後が最後のイベントのビンゴゲームの始まりとなる。このゲームでは今まで早期にビンゴに達したことはない。今回も最後となり、待ちくたびれて日射病になるのを恐れて、相棒に後を託して木陰に逃げ込んだのだった。宝くじを買わない訳がここにある。年賀状のお年玉くじだって、切手以外の上位に当たったことが無い。ま、人生という奴は他者依存や神頼みはまんず当てにはならないと言うことなのであろう。それでも賞品にはLPガスのカセットボンベを頂戴して、残り物に福ありの大満足だった。
ビンゴが終わり、集まりの全ての予定が滞りなく完了した。部外者の我々をメンバーの方々と同じように扱い頂き、多くの方たちとの交流に参加させて頂いたことに心からお礼を申し上げたい。ありがとうございました。又この集まりの企画から実行までの全てのプロセスにおいて、ご苦労の汗を流された関係者の皆様にも、そのご尽力に対し敬意と深謝を申し上げたい。本当に楽しい3日間だった。
片付けが終わる頃になると、参加メンバーの大半は出て行かれて、急に寂しさがやって来た感じとなった。最後は関西のメンバーが数人となり、その方たちに見送られて我々も出発する。
今日は壮瞥町の道の駅に泊まることに決めている。その前に相棒が体に良いと信じている紫蘇ジュースを買いに、虻田の道の駅に寄る。遮る雲が全く無いカンカン照りの陽射しは目が眩くほどだった。身体のどこかでは確実に秋を感じているのだけど、この直射日光は耐え難い。重い段ボールケースを抱えて車に戻って出発。洞爺湖畔の温泉街を通って、壮瞥の道の駅に着いたのは15時半頃だった。
ここに泊まるのには理由がある。6月に訪れた時に農家のMさんご夫妻にお会いし、トウキビの栽培のことなどをお訊きしたりしたのだが、そのモチトウキビがそろそろ収穫期を迎えていると思うので、オーダーをしようと思っている。駅に着いて早速野菜売り場を覗いて見たのだが、見当たらなかった。売り場の方に訊いたら、その方も6月の時のMさんとの出会いを覚えておられ、状況を話して頂いた。それによると、Mさんは2日前から出荷を開始され、今日も何回かここにお出でになっておられるとのことだった。持って来られたモチトウキビは完売されてしまったとのこと。自分たち以外にもモチトウキビを待ちわびている人が何人もいるのを嬉しく思った。明日も来られるというので安心した。
それから後は、いつもの通りの移動時の暮らしパターンである。即ち、早めの夕食、早めの就寝。しかし、相棒は今日は日曜日なので、早寝という訳にはゆかず、大河ドラマの後も何やら遅いまでテレビに熱中していた様だった。
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'11北海道くるま旅( 第77日)

2011-08-28 05:59:00 | その他
《今日の予定》
室蘭高原だんパラスキー場キャンプ地→道の駅:伊達歴史の杜→道の駅:虻田→洞爺湖温泉→道の駅:そうべつ情報館i(泊)

《昨日のレポート》
今日も快晴の朝だった。高原の朝は爽快だ。外に出るのが遅く、日の出に気づかず、ご来光を見ることができず残念なことをした。此処は広い公園となっているらしく、遊歩道が巧みに作られている。中には小高い丘が作られ、小さな流れが作られていたりして、歩きにはありがたいレイアウトだった。広場の山側の道端にはススキが穂を出し、山萩が咲き乱れて、もうすっかり秋の風情を醸していた。そんな中、何故かギボウシの一株が満開の花を咲かせていたりしていた。ネジバナなどが多いのは、まだ夏が残っているせいなのかも知れない。
さて、今日はクラブのイベントに従うだけの一日である。午前中はフリータイム。特に為すこともなく、そうなると飲むか寝るかしかない。雑用を済ませた後は、ビールを飲んで寝床に横たわる。お昼はクラブの方たちが作られた揚げジャガを相棒の分まで腹に収めて、再び眠りの中に。
目覚めた時はオークションの最中だった。買い物の方は相棒に任せて、しばらく見物をする。随分たくさんの出品があり、皆さんそれぞれ思い思いの品物をゲットして上機嫌だった。
その後は17時過ぎからメーンイベントのジンギスカンやチャンチャン焼きなどのパーティーが始まった。生ビールが美味い。ウミャ~、である。北海道の大地で飲むビールの味は格別だ。汗と埃と今はセシウム混じりの関東辺りの空気とは全く違うのである。野性的な料理にはビールがピッタリ合って、話もだんだんトーンが高まり、あちこちに大きな話の輪が出来上がっていた。時が経つにつれて天空の星たちの煌めきは増し、宴はたけなわとなっていった。
21時を過ぎ、涼しさは寒さに近づき、そろそろ終わりが近づいて、車に戻る。心地よい酔いの気分に満たされて、やがて寝床の人となる。楽しい一日だった。
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'11北海道くるま旅( 第76日)

2011-08-27 05:48:03 | その他
《今日の予定》
終日室蘭高原だんパラスキー場に滞在


《昨日のレポート》
快晴の朝となった。今日から3日間、北海道HMCCの30周年記念の集まりが行われる。願ってもない上天気だ。普段から心がけの良い方たちの集まりなのであろう。メンバーでもないのに、図々しくも参加させて頂こうと待ち構えていた次第。良い天気で良かった。
集まりは午後からなので、午前中はここでゆっくり過ごすことにする。このところの雨で車がかなり汚れているので、水で拭いてきれいにすることにした。直ぐそばに給水場があるので助かる。1時間ほど掛けて汚れを拭き取った。水を使うついでに漬け物も作る。くるま旅では誰もが調理の何でも屋でなければならない。我が家ではこのところ自分の出番が圧倒的に多いのだが、外の人には信じがたいことに映るようだ。それでいいのだと思っている。
11時になって、相棒が温泉に入りに行った。自分の方はパス。戻って来てから屋台村に名物のカレーラーメンを食べに行く。黒っぽい色をした、少し辛味の強い、なかなかのものだった。初めて食べる味で、面白いものだなと思った。
13時過ぎ、会場の室蘭高原だんパラスキー場のキャンプ地に向け出発する。白鳥大橋を渡り、高速道インター方向へ。インター前で右折してしばらく走ったら信号があったので、これか、と左折して行ったら行き止まりだった。相棒にアナタはせっかちだから、と3回以上繰り返された。せっかちではなく、地図を読み違えただけだ。ナビ無し主義は学ぶことが多い。戻って、今度は次の信号を左折して、これは正解。こんな山道だけど、室蘭市の循環道路となっているのに驚く。工業都市室蘭の街づくりは次第に山を侵食して進んできたようだ。間もなくスキー場近くの駐車場に仲間の皆さんの車が見えてきた。到着。
それから後の集まりの様子は、この上もなく楽しかったとだけ書くに止めよう。自分はくるま旅を人生の宝探しだと思っているが、此処に集われている皆さんお一人ひとりが宝物なのだと思っている。今日は出会いの大集合体の場なのである。明日から明後日にかけて幾つかの輝く宝物を手にすることができるに違いない。宴のあとの星空を見上げながら、これからの楽しみを想った。車に戻り、たちまちの爆睡となる。
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'11北海道くるま旅( 第75日)

2011-08-26 04:54:42 | その他
《今日の予定》
道の駅:みたら室蘭→室蘭高原だんパラスキー場キャンプ地(泊)


《昨日のレポート》
明け方から雨が降り出した。又雨の天気に戻るらしい。ここには水がないので、朝の洗い物は必要最小限にしなければならない。帰宅までは毎日この調子かと思うとうんざりするけど、これはもう仕方がない。
さて、今日はどうするか。考えているのは、白老町のポロトコタンの見学をすること。その後は伊達市の道の駅まで行って泊まることである。雨降りの状況によってはどうなるのか自分たちにもよく判らない。
9時頃出発して、苫小牧方面に向かう。苫小牧を室蘭方向に向かう時には、何故か雨の日が多い。前回もその前も確か雨だったように思う。何かジンクスのようなものがあるのかも知れない。雨は車の後部を汚すので、あまり歓迎したくはない。流れは順調で、隣を走る高速道と大して変わらない感じがする。苫小牧市街に入り、イオンに買い物に立ち寄る。バカでっかい店舗で、必要なものは何でも揃っている。この様な店に入ると、北海道にいることを忘れてしまう。明日からに備えて食材などを幾つか買った。雨は依然として止む気配はない。
引き続いて雨の中を走って、白老町のポロトコタンの駐車場に着いたのは正午少し前だった。駐車場が有料なのには驚いた。又資料館の入場料が一人750円という高さにも驚いた。まるで京都のお寺みたいだなと思った。以前平取町の萱野さんの資料館などを訪ねたことがあるけど、ここはそれらに比べて格別の高さだなと思った。相棒が気分が悪くなったというので、館内には入らず、急遽車の中で横になることにした。薬の作用の所為で、時々こんなことがある。決して料金の高さに当たったわけではない。それから2時間ほど休み、結局資料館には入らず終いだった。ポロト湖の方に行って見たが、落ち着いた雰囲気があり、昔のアイヌの人たちのこの湖と係わるくらしぶりが想い浮かぶ感じがした。近くに温泉もあり、資料館を抜きにしても、もう一度来てみたいなと思った。
相棒の体調が回復したので、室蘭方向に向かう。室蘭は製鉄など工業都市である。何となく潤いのようなものが感じられないのは、先入観があるからなのかも知れない。只一つ港を跨ぐ白鳥大橋だけは、殺風景な工業都市の中にあって、芸術的な優美さを感ずる。その白鳥大橋の袂近くに道の駅:みたら室蘭があるのだが、ちょっと寄ってゆこうか、となった次第。15時頃の話である。
この道の駅には何度か来ているのだが、まだ泊まったことはない。その気になったこともない。だから付近を回り見たこともなかった。その様な場所だったけど、今日はふと泊まっても良いのではないかと思った。それで、付近を歩いてみたのだが、水もあり近くには日帰り温泉もあった。更に屋台村まであるではないか。泊まるには好条件揃いなのだ。もうこれで結論は決まった。今日はここに泊まることに決める。
駅舎は白鳥大橋の完成を記念して作られたのか、2階には建設に係わる詳しい解説関係資料などが展示されていた。1階の簡易レストランの隅に公共のパソコンがあったので、久しぶりに自分のブログを覗いてみた。アクセスの状況を知りたいと思ったのだが、それは公共性には不適切だと、アクセスができないようになっていた。やっぱり旅先での自分のネット環境を何とかしなければいかんなぁと思った。直ぐ傍が海の公園になっており、散歩には嬉しい場所だ。車の中にも潮の香りが時々流れこんでくる。公園脇の屋台村に行き、室蘭名物の焼き鳥を買う。室蘭焼き鳥は豚の串焼きだと聞いたが、鶏肉も扱っていた。屋台村は夜の店かと思っていたら、ここは日中の営業だそうで、17時で終わりだという。危うくセーフだった。相棒の体力回復に少しは役立つかも。
焼き鳥を目の前にして、じっと夜を待つなどという高級な芸はとても持ちあわせる訳にはゆかず、早速一杯やり出す。日暮れ近くなって、続々と旅車がやって来たのには驚かされた。駅舎前の狭い駐車場はほぼ満車となった。全国版のナンバープレートが入り乱れていた。雨は上がり夕日が射し込んできて、どうやら明日は天気は良くなりそうだ。
その内に間もなく睡魔が襲って来て、寝床に潜り込んだのだが、眠りかける頃何度か騒音に見舞われて、寝そびれてしまい20時過ぎには起き出してしまった。こんな夜もある。もう一度焼酎で体内を燃やしてから、ようやく本物の眠りに辿り着いたのだった。
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'11北海道くるま旅( 第74日)

2011-08-25 06:25:08 | その他
《今日の予定》
道の駅:むかわ→ポロトコタン(白老町)→?


《昨日のレポート》
朝になってようやく雨は止んだようで、天気は機嫌を直し出したようである。今日は何をするという目的もない。野菜を買った後、どこか近場の道の駅などに行くつもりだけど、具体的には何も決めていない。それから一つやらなければならないことがある。車のウォーターポンプの修理について、知人から教えて頂いた函館の旅車の店に電話して、帰る途中で直して貰えるかどうか問い合わせる件である。もっと早くとの考えもあったけど、室蘭での集まりの際に何か知恵を頂けるかと思い悩み延ばしていた。今日辺りがリミットであろう。
9時を過ぎると天気の回復は確実になり、ソーラーの活躍が始まり出したようである。道の駅の農産物の店は、近郊の幾つかの農場集団などがそれぞれの店を出して、どこも皆同じ様な品揃えの農産物を並べている。いわば小店の集まった商店街である。その中から何か新しい珍しい物がないかと探し歩いた。その中に二つほど発見。一つはオカワカメというので、葉っぱをしゃぶしゃぶのように湯に浸して食べるのだという。葉っぱは蔓性の植物のものらしいが、見たことはない。もう一つはサラダゴボウという、如何にもそれらしい小型の柔らかそうなゴボウでピラーで削いだものをサッと湯に通してサラダで食べるとのこと。早速買うことにした。その他ジャガイモやトウキビはここよりも先日寄った恵庭の道の駅の方が良いなと思った。
というわけで、恵庭の道の駅にもう一度行くことにした。給油もしなければならず、このエリアは油が高いので、恵庭の方が安く好都合である。準備をして出発。
途中給油を済ませ、恵庭の道の駅に着いたのは10時半だった。暑い。ここは札幌に近く人気スポットなので、いつ来ても車と人で混雑している。
先ずはウォーターポンプの修理について問い合わせてみた。結果的には部品の在庫がなく、取り寄せるのに1週間以上掛かるので、帰宅してから直すことにした。帰宅を少し早めることも考えている。
野菜の買い出しに。と言っても買ったのはジャガイモを2種類とトウキビ、枝豆、それに茄子だけ。それらを持ち帰り食べられるように取り組む。すなわち茹でること。枝豆、トウキビ、ジャガイモの順に茹でる。外はめちゃ暑いけど、車の中は風が通ってあまり暑さは気にならない。暑い最中に何故ここで茹でるのかと言えば、この道の駅には水があるからである。今夜はまだ行ったことがない鵡川の道の駅に泊まってみようと考え始めており、もしそこに水がなければ茹でるのが煩わしくなるからである。これは旅をしてみないと解らない。水とトイレとゴミ処理はくるま旅の3大要件である。2時間以上掛けてようやく作業完了。茹で上がったそれらの一部を食べて昼食とする。毎回この様なものばかり食べていると、相棒は栄養失調症になってしまうかも知れない。明日辺りカバーする必要があるかも。
夕食の準備(?)もほぼ終わったので、やはり鵡川に行くことにして出発する。もう一度千歳の道の駅でもいいかなと思ったのだが、飛行機の爆音が煩いので敬遠することにした。苫小牧の手前の道の駅:ウトナイ湖に寄る。新しい道の駅だ。一息入れて出発。鵡川の道の駅到着14時45分。暑さの真っ盛りである。
初めて来た場所だが、思ったよりも車が多い。旅車も何台か混ざっていた。夕方になると旅車は更に増えて駐車場が狭い感じがした。苫小牧からフェリーに乗る人が多いのかも知れない。相棒は風呂には入らないというので、一人で入りに行く。サウナなども利用してたっぷり汗を流し、外に出てきたら空は全面雲に覆われていた。雨の心配はなさそうだ。少し涼しくなるのかも。
さあ、それからやることと言えば、これはもう枝豆を摘みながら冷えたビールで一杯やること。うみゃ~、である。名古屋弁での発声が一番実感が籠もっているように思う。ビールは一杯だけ。そのあとはハイボール、すなわちウイスキーソーダである。この頃はこれが多い。19時頃までにはすっかり出来上がって、はや気分は夢の中。
相変わらず愚にも付かないことばかり書き連ねて、今日も又一日が終わった。そろそろ帰宅のスケジュールを決めなければならない。そう思い出している。
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'11北海道くるま旅( 第73日)

2011-08-24 05:37:59 | その他
《今日の予定》
道の駅:マオイの丘公園→?


《昨日のレポート》
今日から3日間は、26日からの集まりまで、予定なしの全くのフリータイムである。当初予定していたAさんが看病のため急遽帰省されており、お会いできなくなってしまった。これはもう致し方ないことであり、それよりも病が一日も早く癒えることを祈念するのみ。ということで、室蘭での集まりの日までは、この付近の道の駅近郊を探訪するなどして過ごす考えでいる。
今日はその第1日目で、予定としては先ず長沼町の道の駅:マオイの丘公園に行き野菜などを買った後、栗山町にある温泉に行き、再び長沼町の道の駅に戻って、そのあとは無為に過ごすつもりでいる。
朝から雨が降り出し、どうやら今日はずっと雨模様の一日となるらしい。千歳の道の駅で水を汲んだあと、9時半過ぎにマオイの丘公園に向かい出発。野菜の販売は10時頃には本格的しているに違いない。人気のスポットなので早めに良い物をゲットしておきたいという考えである。10時過ぎ到着。雨降りとあってか、まだそれほど混んではいなかった。似たような品揃えの店を何往復かして、買ったのは結局モチトウキビ4本だけ。昨日恵庭でも買っており、欲しくても直ぐに食べるもの以外は、明日にすることにした。今夜はここに泊まるつもりだし急ぐことはない。それよりも何か新しい野菜はないかと目を凝らす。時々関東にはない野菜をここで見かけることがある。先進地区なのだと思っている。守谷市エリアの農業は明らかに衰退しており、作られている野菜には新鮮味が少ない。品種が固定化してしまっている感じがする。その点ここは消費者のニーズを探る前進の動きが見えるのである。明日もじっくり見ることにして、栗山町に向かう。
降ったり止んだりの空模様の中、30分ほど走って温泉に到着。温泉と言ってもゴルフ場のホテルに付帯しており、周りはゴルフコースに囲まれている。高台にあるので北海道らしい景観が広がっている。いつものように1時間ほど温泉を楽しんだ。
さて、このあとは特に書くこともない。再び道の駅マオイの丘公園に戻り錨を降ろして夜を迎える。この間したことと言えば、モチトウキビを茹でて食べたことくらいか。久しぶりに食べるモチトウキビは美味かったが、8列のよりはモチモチ感が少なく、甘味が強すぎる感じがした。それでも今流行りの奴よりはずっと大人の味がした。トウキビを食べた後は午睡。何と、18時過ぎまで寝てしまった。二人とも気付かなかったのは、雨降りのせいだけではなく、70日を超えた旅の疲れによるのかも知れない。
夜はほんの少しテレビを観た後、再び寝床の中へ。雨降りの夜は眠くなくとも眠くても、とにかく寝床に潜るのが無難なのである。ハイ。
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北海道くるま旅( 第72日)

2011-08-23 06:48:58 | その他
《今日の予定》
道の駅:千歳サーモンパーク→?→道の駅:マオイの丘公園(泊)


《昨日のレポート》
昨日の失敗に懲りて、今日からは走り過ぎない様にと心に決めたのだが、今日は相棒の日であり、何の心配もない。札幌の厚別区にお住まいのTさん宅を訪ねて、そこに相棒を預けて迎えに行くまでは、自分独りのフリータイムである。その後はどこか近くの道の駅に泊まるつもりでいる。100kmも走らないで済むことだと思う。
一夜明けて、相棒の体調も元に戻ったようで、先ずは安堵する。いつものようにテレビの朝ドラを見た後、岩見沢方面に向け出発。途中北村のキャンプ場近くを通過する。こんなに近くまで来ていたのに、昨日届かなかったのは残念だ。R12に出て、これを札幌に向かえば、厚別は直ぐである。何回かお邪魔をしているので、迷う心配はない。10時少し前、無事Tさん宅に到着する。
さて、独りになって、その後はどう過ごすか迷ったけど、直ぐ近くに百均の店があったので、そこに寄り必要なものを2、3買う。百均にもバカに出来ない良いものがある。車に戻り地図を見ながら考えている内に、何だか眠たくなってきて、そうだどこか近くに休める駐車場を探して、しばらく昼寝をしょうと思いつく。静かな所がいいなと思いながら地図を見ていたら、近くにもみじ台という新興住宅地がある様なので、そこへ行ってみることにした。ぐるっと回っていると、この勘はピタリ当たって、木陰付きの駐車場が見つかった。北海道には(日本全国どこへ行ってもそうだけど)木陰のある駐車場が少ない。貴重な場所だなと思った。
さてそれからは、何のことはないただ惰眠を貪っただけ。涼風が通って、理想的な昼寝の環境だ。迎えに行く約束の15時近くまで、本や地図など見ながら夢と現(うつつ)の間を行ったり来たりしたのだった。いい時間だった。
15時近くTさん宅前に車を停める。間もなく再会の積もる話を少しは取り崩したらしく、満足気の顔をした相棒が出てきた。一年に一度の再会の内容は、七夕の星たちよりも、少なくともボリュームは大きかったに違いない。Tさんありがとうごさいました。
このあとは、宿を決めそこへ行って泊まるだけである。当初は長沼町の道の駅:マオイの丘公園を考えていたのだが、水がないので見送って、今日は千歳の道の駅に泊まることにした。その前に恵庭の道の駅を覗いてゆくことにした。恵庭までは30分ほどの道のりだった。
この道の駅は良くテレビなどに取り上げられている。花や野菜が有名である。札幌の大消費圏を近くに控えて、これらの産物は大いに力を発揮できることになるのであろう。店には活気が溢れていた。野菜類の栽培に恵まれていない別海町とは雲泥の差があるなと思った。価格もかなりの差がある。嬉しくなって、何点か野菜を買ってしまった。もう終わりに近い時間だったが、それでも来客は結構多かった。活気のある道の駅に出会うと、こちらも活気を貰えるような気がして嬉しくなるのである。
恵庭の道の駅を出て、千歳の市街地に向かう。千歳と言えば空港が真っ先に思い浮かび、それ以外のイメージが湧きにくいのではないかと思う。でも自分の場合は空港よりも、あの大きな水瓶の支笏湖を独り占めしている、水の豊かな町というイメージが第一だ。その支笏湖を源流とする千歳川の傍に道の駅:サーモンパーク千歳がある。この道の駅構内にインディアン水車という鮭の自動捕獲装置があり、捕獲した鮭の採卵を行い、増殖に力を入れている。今年は鮭の遡上は始まっているのだろうか。
道の駅にはかなりの車が停まっていた。いつもの光景である。水を汲んできて夕食の準備をする。なにしろ水のポンプが壊れてしまっているので、全て水関係は人力でしなければならない。その仕事は全部自分が独り占めにすることになる。今夜はここの上等な水を使って蕎麦を茹でることにした。その外、さっき買ってきたトウキビを茹でたりして、結構忙しい。一杯やるかという時は、もう陽が落ちて薄暗くなり出していた。
そのあとは、何故か又眠くなりだし、寝床へ入り込むことになった次第。
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