山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

07北海道の旅: 第30日

2007-07-31 07:18:41 | くるま旅くらしの話
今日は、長期滞在予定の別海に入る日である。この道の駅から直行すれば、1時間ほどで届く距離だ。せっかく根室に来たのだから、納沙布岬迄行き、そこで朝食にすることにして、少し早めに出発。根室の朝は完全に寒い。半袖は無理。セーターを着ている人もいる。 15分ほど走って、花咲線の根室駅に寄る。新聞を買うため。昨日の参院選の結果をまだ全く知らないのだ。7時半近くだが、中央紙はまだ届いておらず、釧路新聞というのを買う。自民党大敗の見出しが目立った。開票率が一桁時点での内容なので、読むほどの記事ではない。選挙の大勢を知るだけだ。これからしばらくは、政治は揺れ動くなと思った。8時少し過ぎ納沙布岬に到着。TVの朝ドラを見ながら朝食。昨夜の道の駅はTVが受信出来ず、選挙のニュースも見られなかったのたが、ここは障害物はなく、あるのはロシアからの邪悪な雲くらいで、TVの映りは上々だった。食事の後は、しばらく付近を散策する。此処に来ると、北方領土の四島返還に掛ける人たちの思いが強く伝わって来る。ロシアという国は嫌いだ。ロシア人への嫌悪感はないけど、国の性格・根性は見下げたものだと思っている。偏見かも知れないが、やっぱりロシアという国は嫌いだ。どんなに調子のいいことを言って来ても、残念ながら四島返還は裏切られるに違いない。納沙布岬を後にして、別海へ向かう。昆布を満載したトラックが何台も我が家の干場を目指して走っていた。来る時にタンチョウを見かけたのだが、撮影は帰り道で良いだろうと考えていたのだが、これは甘かった。どこかへ移動してしまい、相棒を残念がらせてしまった。再び根室駅に寄り日経新聞を買う。記事の内容は、釧路新聞を少し詳しくした程度。やっぱり此処は東京からは遠いのだ。こんなに痩せた日経を見たことがない。途中、LPガスを補填したりしながら別海町のふれあいキャンプ場に着いたのは、12時半頃だった。約1カ月近くかけて、ようやく到着したという感じだ。見渡したところでは、滞在者は少ないようだ。管理人さんに挨拶する。去年代わった管理人の奥さんは、我々のことを覚えていてくれたようで嬉しい。とりあえず12日間滞在分の料金を支払う。ようやく電源に悩まされることのない、しばしの安住の地を得たような気分である。テント設営を終え、自転車を下ろし、テーブルや椅子を出して長期滞在の準備をする。一段落の後は一杯やって昼寝。この後のグータラ生活ぶりは、明日以降に報告することにしよう。今日の走りは120km。
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07北海道の旅: 第29日

2007-07-30 06:34:50 | くるま旅くらしの話
釧路には珍しい快晴の朝だった。この地区特有の牛糞堆肥の香りも昨日の豪雨が洗い流して、今朝は深呼吸しても爽快だ。今日は釧路の和商市場で買い物をした後、釧路湿原を散策し、その後別海のふれあいの森キャンプ場に向かう予定である。先ずは和商市場に行き、目当ての魚などを買う。今日は日曜日なので休みの店もあり、市場の活気はイマイチだった。いつもの店は開いていたので、買い物に支障なし。今回はスモークの用具を持参したので、それ用にと、ホッケやサバなどの干物などをゲットした。その後給油を済ませ、雑用品の買い物をし、鶴居村の釧路湿原に向かおうとしたら、相棒が捻挫し損なった足が厳しいので4キロも歩くのは出来ないかも知れないと言う。それならば何も遠回りして別海に行くこともなかろうと考え、急遽予定を変えR44にて厚岸方面に向かい、久しぶりに霧多布湿原経由で行くことにする。今日も変心の1日となりそうだ。 R44を走るのは久しぶりだ。毎年別海には必ず行くのだが、この道は殆ど通らない。厚岸の道の駅で昼食休憩。その前にJR厚岸駅に寄って買ったカキの駅弁を頬ばる。美味なり。厚岸からは道道に入り、霧多布方面へ。あやめが原の駐車場に車を入れ、しばし原生花園を散策する。ヒオウギアヤメの開花期は終わっていたけど、チシマフウロ、ウツボグサ、シオガマギク、クサフジ、オトギリソウなどの野草たちが、草原を彩っていた。ここから見る断崖絶壁の海の景観は、写真では表現出来ない広大さだった。琵琶瀬展望台という所にも寄ったが、ここは前方に太平洋、後方に霧多布湿原全体を見渡せる素晴らしさ展望スポットだった。その後、霧多布湿原センターへ。その途中ノハナショウブの咲き群れる場所を通り、写真を撮るためにしばらく停車。相棒はなかなか戻らない。湿原センターに着いた時は、15時を過ぎていた。16時迄には別海のキャンプ場に入ろうと考えていたが、これでは無理。相棒が今日でなくともいいのではというので、それもそうだなと同意し、今夜は根室の道の駅に泊まることにする。又また変心。湿原センターには霧多布湿原に関する野鳥や野草などの資料が展示されており、勉強になった。その後は、此の地の景観展望の締め括りに、霧多布岬へ。北海道の北の大地の最果ての地に辿り着いたという雰囲気のある場所だ。赤い壁の小さな灯台の写真を何枚かカメラに収めた。根室に向かうべく走り始めたのたが、丘の上に霧多布温泉ゆうゆというのがあり、露天風呂から湿原を眺めながらの入浴が楽しめるのではないかと考え、入って行くことにする。1時間ほど温泉を楽しむ。車に戻って相棒の帰りを待ったのたが、なかなか戻らない。その内、ドアをノックする音あり、出てみると、温泉の勤務の方で、相棒が気分が悪くなって横になっているので、もう少ししたら戻るとの話だった。びっくりするやら恐縮するやら、せっかくの温泉もその効果は半減してしまった。多少旅の疲れが出て、湯あたりでもしたのかも知れない。こんな時は直ぐに飛んでなど行かないことにしている。やがてしばらくして戻って来た。大したことは無かったらしい。とんだ予定外の騒動だった。その後は、ひたすら根室の道の駅:スワン44根室迄走って、18時30分到着。風呂上がりの気分は吹き飛んで、此の地の外気の寒さが押し寄せて来た。早々に夕食を済ませ寝床へ。明日こそ別海入りするぞ。今日の走行距離は204km。
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07北海道の旅: 第28日

2007-07-29 07:41:14 | くるま旅くらしの話
夜半から雨となり、明け方からは本降りとなった。昨日ナイタイ高原牧場へ行っていたのは、正解だった。今日は視界ゼロだろう。さて、今日はこれからどうするか。このまま雨ならば、ここに1日腰を据えてもいい。しばらく天気の様子を見ることにした。10時ころになると、空が明るくなってきた。それならば昨日入った士幌温泉の一つ奥にある山の湯という温泉に、もう一度行ってみようと出発することにした。その前に帯広で給油と買い物をして、山の湯には池田町経由で行くことにした。用を済ませて池田に向かう途中、十勝川温泉の案内標識あり、参考までにちょっと寄ってみることにした。十勝川温泉は昨日の士幌温泉と同じモール温泉で有名で、こちらの方が本場なのかも知れない。行ってみると、ホテルなどが何軒か建ち並ぶ温泉街があった。日帰り湯などもOKの様である。今日は入るのはやめ、街の様子を見るだけ。街中に郵便局を見つける。実は郵便局での用のために月曜日までこの辺りをウロウロしなければならないと考えていたのだが、ここで用が済めば釧路の方へ向かっても差し支えないのである。土曜日なのでダメかと思っていたら、何と用が足りてしまったのだった。それならば山の湯などに入る必要もないということになり、急遽変心して釧路方面に向かうことにする。この種の変心は、日常茶飯事である。釧路の街は明日に行くことにして、今日は釧路の手前にある白糠町の恋問にある道の駅の豚丼を食べに行くことにする。白糠へは、本別町経由でR274で釧勝峠越え向かう。いい道だった。信号もなく、鮮緑の森の中を上り下って道は続き、やがて海側でR38に出る。釧路に向かって少し走ると道の駅に到着。時計は14時半となっていた。食事には適当な腹の減り具合である。この道の駅の豚丼は超美味なのだ。最近は肉類は敬遠しているのだが、ここの豚丼を年一回食べるのを楽しみにしている。「この豚丼」という妙な名の豚丼は、道の駅の駅弁第1号だそうで、そのことが売りになっているようだ。丼のご飯の上に炭火で焼いた豚肉が載っていて、ウナギの蒲焼きにも負けないタレがかかっている。それは上の方だけではなく、ご飯の中にもタレのかかった肉が潜んでいるのだ。今回も肉6枚のをオーダーしたが、それだけで満腹になってしまう。相棒は食べきれないというので、残すのは勿体無い主義の自分としては、これを看過することは出来ず、全部腹に収めてしまった。超満腹となり、もはや夕ご飯も明日の朝ご飯もパスすることにした。もしかしたら、昼食も不要かも。喰い溜めが効く身体である。一年ぶりのこの豚丼は、この上なく美味くて、この上なく満足した。店を出る時、「新橋店開業」という案内があったので、東京でもこの豚丼が食べられるのかと、嬉しくなって訊いてみたら、東京ではなく釧路の新橋だった。残念。たらふくの豚丼に満たされた後は、今夜の宿を阿寒町の道の駅:丹頂の里に決めて出発。暗くなっていた空から大粒の雨が降り出し、やがてとんでもない豪雨となった。厳しい視界の中を30分ほど走って道の駅に到着。今日ここに泊まるなんて、全く考えてもいなかった。今日は変心の、成り行きの1日だった。豚丼で満腹の身体に少々のアルコールを流し込んで、惰眠を貪りつつ夜は更けていった。今日の走行距離は196km。
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07北海道の旅: 第27日

2007-07-28 07:50:13 | くるま旅くらしの話
今日は移動日。いろいろ考えた結果、富良野経由ではなく、層雲峡経由で士幌方面へ行くことにした。士幌のナイタイ高原牧場へ行きたかったのである。9時過ぎ当麻スポーツランドを出発。給油のため旭川の方へ少し戻って、引き返してR39を層雲峡方面へ。1時間ほど走り層雲峡を通過する。最近は層雲峡に立ち寄ることは殆どない。柱状節理の奇岩、変岩の壁を見るなら、もっと静かな所が幾つもあるのを知ってしまったからなのかも知れない。層雲峡を過ぎ、R273に入って三国峠に向かう。三国峠は標高1150mあるが、その下をトンネルが通っており、それを通過すると、どこまでも下り坂が続いている。士幌まで約1時間、ナイタイ高原牧場の案内板を見て、右折ししばらく走ると、牧場の入口に着く。ナイタイ高原牧場は道の開発事業として経営されているらしい。広大な面積を誇るナイタイ高原に広がる牧場で、その広さは信州の霧ケ峰や美ヶ原を上回っているのではないか。牧場の入口から展望台の茶店に行くだけで、6kmもあり、そのはるか彼方まで牧場は広がっている。あまりに広過ぎて、カメラでそれを撮って表現するのは不可能だ。前回此処を訪れた時は、霧のためその全容を見ることができなかったが、今日は雲はあるが高く、眺望は抜群だ。牛たちの集まりの塊が幾つか、遥か彼方に豆粒のように見える。高原を渡る涼風は、実に心地よい。食事の後、いつもの様に昼寝。夢は天国にあり、一切の悩み事などは放棄して2時間を過ごしす。さて、現実に戻って決めたのは、士幌に新設された道の駅、しほろ温泉というのに行ってみようということ。漏れ聞くには、士幌の道の駅に熊が出没し、夜間の駐車場泊は禁止となったとか。士幌には二つの道の駅があるが、知っている方は熊が出るロケーションにはない。とすれば新しい方が、その話に該当するはずだ。その確認とついでに温泉にも入りたい。ということで道の駅に到着。立派な温泉施設があり、道の駅構内には無料の足湯も作られている。周囲には何軒かの民家もあり、とても熊君が出没、徘徊出来る様な所には思えなかった。相棒が後で温泉に入った時訊いてみたら、そんなことはないという話だった。ヤッパリなと思った。人の話は、まさに伝言ゲームの様に曖昧なことが多い。人は信じるけど話は丸飲みしない様にしなければならないなと思った。ここの温泉はモール温泉というもので、太古の植物のエキスが湯の中に滲み出て、それが身体に良いらしい。それも嬉しいけど、もっと嬉しいのは65歳以上は150円も割引されて、350円で入れることだった。セコイと言うなかれ、老人の特権に与って妙な優越感に顔を歪める時なのである。モールとやらの効果は良く分からなかったが、とにかくいい湯だった。そのままここに泊まろうかと思ったが、相棒が牛糞の香りに鼻を押さえているので、こりゃダメだと即断し、当初予定していた道の駅:鹿追へ向かう。鹿追の道の駅には給水所もあり、有り難い場所だ。やや覚めかけた汗を拭って、ビールで一杯やって、今日は終わり。本日の走行距離は250km。久しぶりによく走った。
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07北海道の旅: 第26日

2007-07-27 06:57:22 | くるま旅くらしの話
旭川の道の駅は、市街地近くにあり、出入りする車も多い。夜間お世話になる車も多いが、マナー不足の者も居て、エンジンを遅くまでかけたままの奴や大声で話している奴がいる。この頃は人が大勢集まると、他人への迷惑を気遣うよりも、自分勝手の解放感を優先させるような生き方が当たり前になってしまったのだろうか。それとも、マナーなどということばは、もはや死語となってしまったのか。嘆かわしいことではある。今日は今北さんに旅車の運転席周辺の断熱・防音対策の処置をお願いし、実施して頂けるひだ。本来自分でしなければならないのだが、全く無能力の自分を見かねて、今北さんが、ボランティアを買って出て下さったのである。有難いことだ。予め東レペフという断熱材を今北さんに教えて頂き、ネットで取り寄せ持参している。作業は9時前に始まり、運転席後ろ周りの壁の部材を外し、その中の空間に断熱材を詰め込む。想像以上に空間は広く、10枚用意した断熱材は、あっという間に壁の中に消えていった。次は運転席と助手席の下に東レペフを敷く作業だ。座席を取り外し、その下にある、得体の知れない防護材の様なものを剥がしてその下に東レペフを丁寧に貼り付けてゆく。今北さんは着々と仕事を進められてゆかれるが、自分にとっては魔法を見ているような感じだ。どうしたら座席が外れるのかなど考えてみたこともない。全て諦めの彼方の世界であった出来事が、あれよあれよという間に実現進捗して行く。驚きの時間だった。あっという間に午前中が過ぎ、運転席周辺の工事は完了した。これで相棒が座る助手席の下にあるエンジンルールからの熱と騒音も大幅に改善されるに違いない。その後、今北さんから、ついでにダイネットの床への東レペフの敷き詰めもやられてはどうかとのお話を頂いた。午前中の作業を見させて頂いて、床ならば後で帰宅してから、何とか自分でやれるだろうと思っていたのだが、お話を頂いてその気になり、昼食の後やってしまうことにする。と言っても今北さんにおんぶ、おんぶのことなのである。申し訳なし。午後の作業は、平面に薄い東レペフを敷き詰めるだけなので、順調に進み1時間半足らずで完了した。床の感触がだいぶ変わって、鈍感の塊のような自分にも、その快適さを実感できる。これで明日からの旅は、一層快適さ楽しさを増すことだろう。今北さん、本当に有難うございました。作業をしている間に、旅の知人黒崎さんご夫妻が来訪され、再会を喜びあう。去年は会えなかったので、2年ぶりの再会となる。又先日枝幸のカニ祭りでご一緒した多田さんも今度は奥さんとお孫さんを連れて立ち寄られた。みんな嬉しい出会いである。一段落の後、今北さんの車にご案内頂き、お茶をご馳走になりながら夕方近くまで歓談する。本来ならお礼をするのはこちらの方なのに、何から何まで、すっかりお世話になってしまった。今北さんに感謝、深謝の1日だった。改めてお礼申し上げます。どうしても風呂に入りたいという相棒の要請で、大雪の湯というのへ行くことにした。行ってみると。広い駐車場は満車に近く、あまりに混んでいる湯は敬遠することにし、相棒だけが入りに行く。後でわかったのは、今日は26日の風呂の日で、地元の人は100円で入浴できたとのこと。やれやれ。その後は、水の補給の必要があるため、当麻町のスポーツ公園に行き、先日泊まった駐車場に一夜をお世話になる。今日の走りはたったの23kmでした。
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千望峠のご来光

2007-07-26 07:22:34 | くるま旅くらしの話
上富良野町の西側にある千望峠には、大雪山連峰の全てを見渡す雄大な景観が広がります。ご来光は旭岳の右手辺りに見ることが出来ます。携帯のカメラには限界があり、その素晴らしさを伝えられないのが残念です。
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07北海道の旅: 第25日

2007-07-26 07:11:11 | くるま旅くらしの話
3時半過ぎ起き出して外を見ると、何と十勝岳連峰の山々がくっきり見えるではないか!これなら千望峠へ行けば、もう一度日の出が見られるかも知れない。日の出まで20分くらいしかない。大急ぎで出発の準備をして、千望峠に向かう。日の出5分前に到着。グッドタイミングである。それからの日の出の景観は素晴らしかった。先日は雲があったが、今日は雲一つなく、大雪山朝日岳の右横から、旭輪の輝きを増した太陽がせり登って来た。待っていた一瞬の光景は、まさに期待通りのものだった。今年は例年になくラッキーな天候に恵まれている。ご来光と言うのは、真に厳(おごそ)かだ。太陽信仰者の気持ちが解るような気がする。ご来光を拝した後の時計を見れば、まだ4時半を過ぎたばかり。まだ世の中の多くの人は眠りの中にいる。眠る気にもなれず、そのまま記録の整理などをしながら時間を過ごし、朝食へ。今日は、夕刻に旅の知人の今北さんご夫妻と旭川の道の駅で会うことになっている。今北さんは、横須賀の人。大切な友人だ。久しぶりにご尊顔を拝するのを楽しみにしている。それまでの間、溜まっている洗濯物の処理などをする予定。先ずは、今年まだ行っていない美瑛の西側の山奥にある辻さくらんぼ園に行くことにする。ここには毎年必ず立ち寄ることにしている。北海道のさくらんぼは、山形に引けを取らないと思う。劣っているのは値段だけではないか。これは我々にはありがたく嬉しいことだ。さくらんぼは、宝石のように輝く夢のある果実だと思う。それを安心して食べらりる場所は、山形県にあるのだろうか。北海道にはある。今年はさくらんぼのジャムを作るとかで、相棒はそれ用のさくらんぼを仕入れていた。さくらんぼのジャムと言うのは食べたことも、聞いたこともない。さくらんぼの後は、再びラーメンを食べようと旭川ラーメン村へ。相棒は積極的だ。今日は先日とは別の店へ。最近はラーメンは塩と決めており、今日もそれをオーダーしたが、残念ながら期待外れだった。店の名は書かない。相棒の味噌ラーメンは美味かったようだ。食べ物はその人の嗜好が大きく影響するから、断定的なコメントは言えない。それを言う奴は偽者である。ラーメンの後はコインランドリーへ。先日見つけた店へ直行。旭川環状線の豊岡と東光の境目辺りにあるhanakoというその店は、旭川では一番新しい設備の店らしく、短時間で満足の行く洗濯ができた。とは言っても、これは相棒の世界の話。自分と言えば、洗濯が終わるまで車の中で、惰眠を貪っていただけである。洗濯が済んで、少し早いけど旭川の道の駅へ。ここで今北さんの到着を待つ。結局19時近い到着となった。この間、隣り駐車していた福井ナンバーの車の青年と話を交わす。彼は思うところあり、介護士の仕事をやめ、ボランティアで介護の仕事をしながら、1年かけて日本全国を回っているとのこと。食べる為に、農園でのアルバイトや街角でギターを弾いて歌うこともあるという。人生に対して、しっかりとした考えを持った青年だった。このような青年がいる限り日本はまだ大丈夫だ。出会いを嬉しく思った。彼のブログを紹介しておこう。ヤフーの「実君の日本放浪記」でアクセスしてみて欲しい。今北さんとは、食事の後、我が家にお越し頂き、23時近くまで話が弾んだ。今日の走りは、87kmでした。
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ファーム富田のラベンダー畑です

2007-07-25 06:01:45 | くるま旅くらしの話
写真は、中富良野町のファーム富田のラベンダー畑です。ここにはもっと素敵な花畑の風景がたくさんありますが、敢えてラベンダー畑を選びました。ラベンダー畑がこの農場の生命だからです。花畑の土を見て感動するのは、日の出公園もそうですが、乾いた痩せた土に逞しく根を張って、美しい花を咲かせている草花たちの生命力の強さです。ラベンダー畑がこれまでになるには、人間の支援が不可欠だったのは確かですが、ラベンダーの生きる命の強さがあったからに違いありません。今日もファーム富田は、溢れる人で賑わっていました。今日は、富良野の花を見た後は、あまりに暑いので、美瑛の白金温泉近くにあるビルケの森へ行き、木陰に車を停め、そうめんを食べた後、長い昼寝をしました。グーたらな1日は、3泊目の日の出公園の夜を迎えて終わりました。
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07北海道の旅: 第23日

2007-07-24 06:32:02 | くるま旅くらしの話
今日はもう一度美瑛の丘巡りをして、この辺りでノンビリ過ごそうと考えている。旅の友の福島県の伊東さんが、忠類からこちらに向かわれるというので、明日あたり会えるかも知れない。もう一泊此処に泊まるつもりでいる。今日は日中暑くなりそうだ。予報では旭川地区は30℃近くになるらしい。やっぱり酷暑は歓迎できない。早朝日の出公園を散策する。丘全体がラベンダーやひまわりなどの花畑となっている美しい公園だ。カメラを手に、花畑の中に作られた通路をジグザグゆっくりと登った。こんな急斜面をよくもまあ開拓して、立派な花畑にしたものだと思う。先人たちの想像を絶するご苦労を思った。北海道の土地は痩せている。白茶けた乾燥した土に、よくもまあ花たちは逞しく咲いていてくれると思う。人も花も、必死で生きて花を咲かせているように思った。丘のてっぺんからの眺望は素晴らしい。東には大雪山十勝岳連峰が、西側には富良野の町々が細長く伸びて広がっている。丘を下りキャンプ場側を通って、街中を少し散策しながら車に戻る。かなり暑くなってきた。朝食の後は、相棒がカメラを抱えて出かけて行った。戻るまでの1時間、ゆっくりと出発の準備をする。 10時、美瑛に向け出発。近道を行く。これも丘の道だ。美瑛はどこを通っても丘の景観が美しい。20分ほどで昨日来た四季彩の丘に到着。暑い。相棒はすぐに写真撮影に飛び出して行った。冷蔵庫をガスに切り替え、一息入れてから花畑に向かう。昨日は午後遅かったので、今日よりは光の量が少なかったのかも知れない。自分の方はカメラはデジカメ日記のためだと思っているので、今日は惰性で撮っている感じだ。週明けで観光客は少ない感じがする。相変わらず台湾や中国などの人が多く、自分の方が他国に来ているのではないかと錯覚するほどである。とにかく暑い。切り上げて車に戻る。1時間ほどして相棒も戻る。軽く早めの昼食をとる。しばらく休んだ後、柳川押し花学園にブログ投稿用の写真を撮りに。携帯での投稿写真は、小さくて判りにくいので、何とか文章でカバーしたいのだが、写真の映像視覚にはかなわない。ブログをご覧の方には、写真を左クリックして頂いて、僅かだけど拡大して見て頂きたい。柳川押し花学園の後は、再び丘の眺望を楽しみながら、拓真館、千代田の丘、三愛の丘などを巡って、美瑛の市街地を抜け、給油。あまりに暑いので、どこかに木陰はないかと探したのだが、これがなかなか見つからないのだ。ようやく千代田の丘の道路脇に木陰を見つけて大休止。涼風が気持ちよく、しばし昼寝を決め込むことにした。1時間ほどで目覚めて、伊東さんはどうされているかな、とメールを打ち始めたら、途端に携帯が鳴って、何と伊東さんからだった。もう日の出公園に来ているとのこと。明日だろうと思っていたので二度びっくりした。かくなる上は、此処に居る必要はない。直ちに日の出公園に向け出発。久しぶりの再会を喜びあう。その後は夜遅くまで、楽しい歓談が続いた。その内容は教えない。雷付きの夕立もあって涼しくなり、夜は北海道らしさが戻った。そうそう、今日は孫(小3・小1)たちから電話があり、久しぶりにジジババに目を細めた。二人の女の子は、文句なしに可愛いい。今日の走行は52km。
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美瑛町の柳川押し花学園の景観

2007-07-23 12:38:51 | くるま旅くらしの話
美瑛町は丘の町としての景観が有名だが、写真家前田真三の拓真館近くにある、柳川押し花学園の景観は、何とも言えない北海道らしい佇まいの風景で、まるで絵を見ているような錯覚に捉われる。カメラ愛好家には、お薦めのポイントである。
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