山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

西海道の旅に出かけます(予定)

2024-04-29 21:06:14 | くるま旅くらしの話

 ゴールデンウイークというのが終ったら、西海道の旅に出かけるつもりでいます。西海道というのは、九州の古代の呼び名です。今の世ではあまり聞かないけど、その内に道州制の様なものが導入されたら、必ず登場する名称となるように思います。その意味では、先取りなのかも。

 九州エリアへの旅は、12年ぶりです。コロナがなかったら、もっと早く実現していたと思います。九州は福岡に7年ほど住んでいたので、今は、里帰りするような気分がどこかにあります。人は思い出の数多く残る土地には、誰でも故郷を感じるものではないでしょうか。私は自分が育った郷里の茨城県の他に幾つもの故郷を持っているのを幸せに感じています。それらの多くは旅をして得たものでした。

 さて、今年の九州行ですが、大雑把に考えている行程を紹介したいと思います。家を出たら高速道を利用して、関東から信州を経由して日本海側に出て、北陸道から舞鶴若狭道などを経由して京都の福知山から姫路の方に向かいます。普通は東海側の東名や名神道を利用するのだと思いますが、私の住む守谷からは、どうしても東京都心を通らなければならず、それが嫌なのです。なので、この頃は関西方面へ行くときは、なるべく東京は避けるようにしています。

 姫路からはしばらくR2を走って、途中上郡町や倉敷市在住の知人の方たちとの再会を果たして、そのあとは山陽道で九州に向かい、一先ず福岡の知人たちとの再会を果たすことにします。ここで一息入れてから本格的な九州エリア巡りの旅をしたいと考えています。

 その予定の概要を述べますと、まず佐賀県では、吉野ケ里遺跡や伊万里焼の里を訪ねたり有明海沿岸の昔の残るエリア(重伝建や神社仏閣など)を訪ねた後、福岡県の柳川に寄り、久しぶりにセイロ蒸しを食べた後、熊本県に入ります。熊本県では大都市の熊本市とその近郊はパスして高速道で人吉まで行って降りて、そのあと五木村の道の駅へ行って12年ぶりのその後の様子を確認したいと考えています。又、五木の堅豆腐も食べなければなりません。

 道の駅に1泊したあとは人吉市内を訪ねて諸々の思い出を確認したいと考えています。それが終わったら鹿児島県に入り、先ずは霧島神宮に参拝し、そのあと焼酎やくろずなどの醸造所を訪ねるつもりです。鹿児島県はそれだけにして、大隅半島や薩摩半島の方へは行かないことにします。欲張ると老人の心身への負担が過ぎることになるからです。

そのあとは、宮崎県に入ります。メインの訪問先は高千穂町で、神話の世界を訪ねたいのです。でも途中の都井岬や鵜戸神宮参拝にも立ち寄って、南国の風情に触れたいと考えています。

 高千穂からは山を越えて再び熊本県の阿阿蘇エリアを訪ねます。世界一のカルデラの中の雄大な景観を存分に楽しみたいと思います。阿蘇を経由して次は大分県に入ります。              大分県にも思い出の地は幾つもあるのですが、今回は絞りに絞って、先ずは竹田市の長湯温泉に浸ります。別府よりもこの鄙びた温泉に魅力を感じます。そのあとは久しぶりに国東半島の仏閣を幾つか訪ねるつもりです。富貴寺や両子寺などです。それが終ったら、宇佐神宮に参拝してから高速道の東九州道・九州道を経て中国・山陽道を利用して尾道からしまなみ海道の大三島を訪ねます。目的は、大三島と生口島に架かる多々羅大橋を歩いて往復することです。この空中散歩はどうしてももう一回してみたいのです。しまなみ海道は大三島に行くだけで、空中散歩が済んだら、尾道に戻り、更に中国エリアの山道を突っ切って山陰側に出て、鳥取県米子在住の知人を訪ねることにします。途中、出雲大社や足立美術館、松江城などを訪ねるかもしれません。行きたい所は数多くあるのですが、老人に無理は禁物です。

米子に寄ったあとは、R9で福知山まで行き出石の町を訪ねた後、丹後半島にある道の駅などを訪ねながら宮津の天橋立や舞鶴を経由して小浜まで行き、焼き鯖を買ってから道の駅に泊ります。これで山陰側は終わりとなり、翌日からは湖西道路を経て、石山寺に一寸寄って紫式部に思いを馳せて、そのあと伊賀市の方に向かい、そこから奈良市エリアに出て大宇陀の道の駅辺りに泊りながら、近隣の神社仏閣や史跡などを訪ねることにします。そのあとは高野山に参詣したあと、伊勢神宮の方に向かいます。途中どこかに1泊することになるでしょう。

伊勢神宮に参拝した後は、鳥羽に出て、そこからはフェリーを利用して伊良湖まで行き、浜松を経由して藤枝まで行き、藤枝在住の家内の妹夫婦の家を訪ねることにしています。この訪問が終ったら、我が家に帰るだけです。都心を通るのは嫌だけど、このような場合は止むを得ません。4時間位架かるのかもしれませんが、ま、何とかなると思っています。

今回の九州への旅の凡その行程はざっとこのようなものです。計画はあくまでも紙に書いたものに過ぎず、現実は状況に応じて数多くの変更が発生すると思います。それが又旅の楽しみともいうものなのです。そして数多くの様々な出会いに恵まれるものと期待しています。

心配なこともあります。最大の懸案は、最近各地で頻発している地震や大雨による自然災害に出会わないことです。実際に遭遇してしまった時にどう対処するか。事前に可能な限りの準備をしておきたいと思います。安全を確保し、命を守るために必要なものをしっかり用意することにします

来る9日に出発する予定です。以前は旅の状況を毎日ブログで伝えたりしていましたが、現在の車にはそれを実現できる環境がありませんので、せめて出来事をしっかり記録しておくことにします。さて、どんな旅になるのか。不安と期待が膨らみます。

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