Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育は、・・・。

2016年08月24日 | Weblog
不信を前提としたビジネスや契約はあり得るが、
不信を前提とした「本物の」教育はあり得ない。

なぜなら、
勉強が出来ない子にも、
嘘が習い性になった子にも、
盗みをする子にも、
信じる心を忘れず相対するのが教育だからである。

教育においては、
時に騙されても良いと思う。
致し方ないことだと思う。

騙されても、
その子の心の中に、
悔い改める気持ちがいつの日にか起きて、
その後の行動が改められたのなら、
それは教育としては成果があったことになろう。

抜け目なく騙されないことが、
優れた教育者の条件ではないと思う。

万分の一の可能性を信じるしかない時もあるのだと思う。

また、

効率を前提としたビジネスはあり得るが、
効率を前提とした「本物の」教育はあり得ない。

なぜなら
教育とは手間暇をかけることだからである。
失敗を受け入れ、許し、
成長のために共に汗を流していくことだからだ。

それを無駄事と思うなら、
共に天を戴くことはできない。

偽物の教育を作って良しとする気持ちには、
私はなれないからだ。

それが正しいかどうかなど私にもわからない。

ただ、私は私の良心の声に従うだけである。



コメント
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