今日は北九州のある私立高校で講演をしてきました。
テーマは「夢・ビジョン・志」。
大人が熱く生き、そして、熱く語らなければ、
子どもたちも志を立てることなどできない。
そう私は思っています。
「虚無」の固い岩盤を打ち抜くことは容易ではありません。
しかし、子どもたちの心の扉を叩き続け、
目を覚まさせ、自分の足で歩いていけるようにするのが
私たち大人の使命だと思います。
その意味でも子どもたちと接する時間は真剣勝負です。
子どもたちを
「どうでもいい赤の他人」だと思って教育するのか、
「これがわが子だとしたら…」と思って教育するのか、
「大切なわが国の国民を育てている」と思って教育するのか、
その心構えによって、私たちの言葉も響き方が違ってくる。
森信三先生がそんなことを仰っていたと思います。
もっともっと伝える力を高めなければ、
そのためには、もっともっと学び続けなければと思いました。
二時間ぶっ通しの長い講演でしたが、
最後まで顔を上げて目を合わせ、
真剣に聞いてくれていた生徒諸君の瞳が、
今も瞼に焼き付いています。
ありがとうございました。