医者になるには、医学書を読まなければなりません。
エンジニアになるためには、技術に関する本を読まなければなりません。
パイロットになるためには航空技術に関する本を読まなければなりません。
先生になるには、教育に関する本を読まなければなりません。
では、立派な人間になるためには?
立派な人間になるためには、
四書五経をはじめ聖賢の道を学ぶ本を読まなければなりません。
でも、立派な人間になりたいと考える人がどれだけいるのでしょうか?
今の自分は未熟だから、もっと人間として向上したいと願う人がどれだけいるのでしょうか?
そして、そのための読書をする人がどれだけいるのでしょうか?
それでも、人間が仕事をする以上、人間が磨かれる必要があるのです。
そうなりたいと思わなければ、その方面の本など読む気は起きない。
この単純な事実に改めてハッとさせられました。