Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

言葉は正しく

2021年08月19日 | Weblog

日本テレビ系(NNN)最終更新:

のニュースで、以下の記事が出ていました。

「19日午前7時前、神奈川県横浜市の首都高速横浜北線・馬場インターチェンジの近くで、車3台が絡む事故がありました。 警察によりますと、走行車線のパトカーを乗用車が猛スピードで追い抜いたため、パトカーが追跡しようとしたところ、乗用車が前を走るダンプカーに追突。さらに乗用車はその勢いで、隣の車線を走る軽トラックにも追突したということです。 乗用車の運転手は重傷。ダンプカーと軽トラックの運転手は軽傷だということです。乗用車の運転手は無免許で、警察の調べに対し「パトカーが後ろから来たので逃げた」と話していて、警察が詳しい経緯を調べています。」

このニュースにつけられた見出しは、

「パトカー来たので…」首都高で多重事故

これだとパトカーに落ち度があったようですが、

記事を読めば、猛スピードでパトカーを追い抜いていった阿呆が、

焦ってハンドル操作を誤って、事故ったというだけで、

パトカーには何の問題もありません。

それに対して、コメント欄には、

「見出しが違う。無免許で首都高暴走し事故だろ」

「見出し 首都高で無免許運転で逃走中多重事故って感じじゃないの」

という正常な反応が複数見られました。

国家権力=悪、というステレオタイプというか、

固定観念に縛られている人たちが、

何の疑問も持たずに見出しをつけているのか、

はたまた、確信犯の悪意に満ちたものなのか・・・。

マスコミがそういうもんだということは、

もう飽き飽きするほど良くわかっているけど、

言葉は正しく使いましょうね。

でも、そろそろ歪んだ言語空間は正さなければと思います。

「ふざけるな!」としか思えないので・・・。

 

コメント
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