ただひたすらに

人のために尽くすことは、
自分自身の修業でもあります。

感謝をされることも無く、
ほめられることも無く、

ただ、黙々と、人のために、
自分のできることを惜しげも無くやり続ける。

それは、
自分の力を鍛えてくれますし、
心の修業にも成っていきます。

しかし、
多くの人は、
自分が損することはしたくないと思います。

だから、
自分の力が高められるチャンスも、
心を磨くチャンスも失っていくのだと思います。

たったそれだけの心の持ち方と、
行動の違いが、

長い人生の中では、
大きな違いを生み出していきます。

思うは招く

人は自分が思っている存在に近づいていく。

「人間（男・女）なんて、所詮は、・・・。」
と思っていれば、その程度の存在になっていく。

一方で、

「人間（男・女）は、偉大なる存在だ。」
と思っていれば、少しずつ、人はそれに近づいていく。

一見、些細な心の持ち方にしか思えない。

しかし、それは、全く些細なことでは無く、
人生を大きく左右する心の持ち方である。

多くの人は、そのことに気づかぬまま、
人生の時間を浪費していく。

人間は自分が思っている自分になる。

だから、理想を高く掲げた方が良い。

人は、思っている以上の存在になることは
出来ないのである。