Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

感謝し更なる前進を

2015年06月22日 | Weblog
私の今日があるのは、
多くの方々に支えていただいてきたからです。
本当に感謝に堪えません。

ただ、私自身の意志も
少なからずそこには反映されています。

会社を辞めて、大学に行き、
教職を取ろうとしなければ、
今日の私はありませんでした。

そうまでしてなった、
県立高校の教師を辞めるという決断をしなければ、
今日の私はありませんでした。

捨てなければ得られないのです。

ただ、一部上場企業の社員の地位、
教育公務員の地位を捨てていくのは、
当然に不安が伴うものでもありました。

特に二度目の決断は、
さまざまな要因が絡み合ったものであり、
逆境の中での決断であったと言えるでしょう。

しかし、最後は、自分で決断し、行動するしかないのです。

人生は一度限りです。
どんなに知識を得ても、財を為しても、
あの世に持って行くことはできません。

だから、無私の心で、得た物も、
次の世代に手渡していくしかないものなのです。

それが教育の根底に流れている心だと思います。

だから、本当の教育とは、
惜しげも無く、
自分の持てるもの、得てきたものを、
与え続ける営みだと思います。

しかし、
それは決して失い続けているのではありません。
むしろ、多くのものを皆様から頂いているのです。

そして、与え、与えられる人生は、
豊かであり、幸せです。

失うことを恐れ、少しでも損をしないようにと、
得た物を守ってみても、決して心は豊かにはなれません。

私は経済的には豊かでなくとも、
豊かな心で多くの人たちに向き合っていきたいと思います。


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