Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

人間を育てるということ

2014年05月01日 | Weblog
人間を育てるということは、
手間暇のかかることであり、
愛情を注がなければできないものです。

たとえできの悪いと思われる子どもであったとしても、
わが子のように愛情を注がなくては、
育つはずがありません。

私は、私の思いと感覚を信じて教育を続けてきました。

それが理解されなくなれば、
私が教育を続ける意味はもはやありません。

教育はメンタルな部分が大きいものですから、
モチベーションの下がった状態で教育したところで、
それは私の抜け殻が教育しているに過ぎません。

そんなことをするぐらいなら、
潔く、全てを捨て、
新天地を切り拓く方が明らかに正しい。

私の判断の基準は、
そう簡単に変わるものではありません。

そして、私の悲しい覚悟はいつも決まっています。


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大観の富士

2014年05月01日 | Weblog
富士山を描いた絵を色々と見てきましたが、
やはり横山大観の絵は別格だと思います。

桜の花の絵なら、
それぞれの画家の、
それぞれの美に対する
感性の素晴らしさを感じ取り、
それぞれに共鳴することができます。

しかし、富士の絵となると、
どうも勝手が違うのです。

富士は「心神」と言うぐらいですから、
やはり、画家の精神性が滲み出てくるのだと思います。

偉そうに評価する資格が
私にないことはよくわかっています。

それでも、横山大観の描いた富士は、
大観自身の人生の凄みと、
その精神の凄みが伝わってくるのです。

そうとしか私には言いようがないのです。
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