Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

一人で居るときに

2014年01月11日 | Weblog

一人で居る時に、何をできる人間であるか。
これが大切だと思います。

他人への不平不満を心の中で反芻する人。
自分が他人にどう思われているかを空想する人。
自分はどうしてこうなのだろうとくよくよ悩む人。
孤独に苛まれそこから逃避する人。

あるいは、

自分の成長のための学びに集中する人。
自分のこれからのビジョンを練り上げる人。
自分の為すべき仕事に没頭する人。

その時の過ごし方が、その人の人生を左右していきます。

ちょっとした時間の積み重ね、
ちょっとした思考の積み重ねが、

ふと振り返ったときに、
実に大きくなっているものだと痛感します。

それでも自分の弱さに打ち勝っていくことは大変なことです。

弱者は感情に支配され、
強者は感情を支配する。

もっと私も強くならなければと思います。
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レポートを読む

2014年01月11日 | Weblog
「志の教育」を受講してくださった皆さんのレポートを
ひたすら読み込んでいます。

これは、
一人一人の精神との格闘のようなものですから、
書いて下さった内容に真剣に向き合い、
キャッチしていくことは非常に大きなエネルギーを要します。

しかし、それ以上に、大きな感動をしています。
涙が出てくるレポートもあります。

本当に素晴らしいのです。
一人一人が自分と向き合って、
言葉を紡ぎ出している姿は本当に貴い。

何千というレポートに全てコメントを書くことは
残念ながら、不可能に近いと思っています。

しかし、少しでも、書いて下さった一人一人の思いに答えたい。

心からそう思っています。

そして、私自身が、志高く、人生を生きていこうと思います。
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守破離

2014年01月11日 | Weblog

茶道や武道や芸事など様々な領域で、
日本人が大切にしてきた「守破離」という考え方があります。

まず、師の教えを忠実に守り、
基本を身につけていくことから始まります。
型を身につけるということです。

次に、
その型と、自分の心身の在り方とを
よくよく突き合わせてみて、
自分により適した在り方がないかを探求していきます。
これが「破」、型を破るということです。
基本を踏まえた上で、
基本を越えた応用の世界に入ると言ってもよいかもしれません。

そして、最後には、
型から離れて自由になり、
自由闊達に自分の世界を創り出す境地に達する。

これは、型を型と意識しなくて良いほど、
基本が身についた状態だとも言えると思います。

だからこそ、自由闊達でいられる。
道を究めた「本物」のみがたどりつくことのできる、
融通無碍の境地と言えるでしょう。

一流のプロスポーツ選手を見て、
格好だけ真似している人たちが、
かっこ悪いと感じられるのは、

「守」の段階に居ることが誰の目にも明らかなのに、
上っ面だけ「離」の真似をして悦に入っているからではないでしょうか。

教育にせよ、スポーツにせよ、芸術にせよ、仕事にせよ、
自分は一体どの段階に居るのかをよくよく考えることが大切だと思います。

そして、

「離」の境地にあって、
「守」を忘れないということが、
大切のように思えてなりません。

私もまだまだですが、
いつかは、そうした境地にたどり着けるように、
日々、精進していこうと思っています。
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