Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

歪みを正す

2013年02月03日 | Weblog

多くの人たちは、
自分の眼鏡が曇っていないか、
汚れていないを気にすることは知っています。

そして、汚れを落とそうとレンズを磨き続けます。

そして、思います。

こんなに物を見るレンズを磨いているのだから、
私の物の見方は正しいのだと。

周りの人たちこそがおかしいのだと。


しかし、本当にそうでしょうか?

レンズそのものが歪んでいれば、
どんなに磨いたとしても、
物事は正しくは見えないものです。

レンズの歪みは、
過去に受けた心の傷によってもたらされます。


人々の嘲笑や冷笑、皮肉や罵声。

それらは自分の気づかぬうちに、
レンズそのものに歪みを作ってしまうものです。


歪みを直す一番の薬は、

「ゆるす」ということです。

自分を苦しめた人たちや、
その人たちの言動は、既に過去の物ですから、
「ゆるし」と共に葬り去るのが一番です。


そして、他人をゆるしたら、
今度は自分の番です。

過去の心の傷にこだわった自分、
自分を傷つけた人たちを許せない自分、
様々な苦しみにとらわれる醜い自分、弱き自分を、

心の底からゆるしてあげたら良いのです。

そこから新しい人生が始まるのだと思います。













コメント (1)
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