Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

無事に朝を迎えました

2008年04月09日 | Weblog
おかげさまで無事に父の命日の朝を迎えることができました。
さて、あとはちゃんと明日が来るかどうかと言うことでしょうか(笑)。

冗談はさておき、父の命日には命の連続性と言うことを考えないわけにはいきません。私が教育の道に進もうと思ったのは、父が中学校の国語教師だったからです。

高校時代の私は父親に対して随分反抗的でした。可笑しいことに、私の息子も同じように父親である私に反抗的でした。しかし、年と共に、私の中に父がいることを感じます。そして、私の子どもの中にも私の父がいて、母がいて、祖父母がいるのだということを感じます。

そう、死んでも死んではいない…。今を生きる命の中に幾世代もの命は宿っているのです。

そう考えると「○○家累代之墓」というのはオーソドックスだけれど、命の連続性の中にしっかりと存在しているようでいいなぁと思います。

私の入るであろうお墓には、「風居」と父の筆で文字が刻まれています。戒名も父が自分で生前に「草心居士」と決めていました。傑作なのは、祖父の戒名も酒が大好きだったことにちなんで「春酔院澄心居士」などと、いつの間にか違う戒名を勝手につけて納めていたことでした。痛快な人生を楽しんだ父は良いのですが、さて、その後に続く私たちはどうしたものか(笑)。「風居」の意味を孫子の代まで伝え続けるべきか…。

私の家の門には古木を使った扁額が掲げられていて「草心居」と文字が彫られています。その家で、父はよく仲間と酒を酌み交わしていました。野の草花を愛し、日本の美を愛し、人生を颯々たる風のごとくに過ぎていった父の後ろ姿を私も追い続けていくのでしょう。

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親の命日が突然死の誘因に

2008年04月09日 | Weblog
ふと今、ヤフーのニュースを見たら、「親の命日が突然死の誘因に」という見出しが出ていました。

奇しくも今日は父の命日。なんじゃこりゃ~?という感じでした。無事、明日の朝、目が覚めますように。
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