東京多摩借地借家人組合

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賃貸マンションのカビと結露

2009年05月08日 | 増改築と修繕
(Q)賃貸マンションの1階に入居しているが、結露、カビの発生が激しい。仲介業者を介して、建設業者に見てもらったが手抜きはない、出来るだけのことはしている、という。対策は考えてみると言ったままだが、借家の場合、このような問題は仕方ないのか。

(A)結露は、空気中の水蒸気量の増加や部分的な温度低下によって発生する。カビも温度と湿度が高いと発生しやすい。建物に問題があるのか、それとも部屋等の使用状況に不適切な点があるのか、他住戸の発生具合を調べてみることをすすめる。日照がなく、そのため暖房がフル稼働していること、1階で他より湿度が高いこと、建て込んでいて通風がわるいこと等もいっそう環境条件を悪化させていると考えられる。自己防衛策としては、水蒸気の発生を控えめにし、出来るだけ換気、通風をよくし湿度を下げること、厚手のカ-テンで内外温度差を遮断する努力をしたらよいだろう。その結果次第によっては賃貸人に対する請求も検討すべきである。

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1 コメント

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うちも同様です (ななし)
2010-08-18 18:25:19
私も賃貸マンションの1階に住んでいます。
昨年8月に入居し、11月頃から年明けにかけ結露が酷く、クローゼット内外の服がカビたため、管理会社に申し出ましたが、建築会社を連れてきて「高気密のため、換気をよく行って下さい」と言われたのみです。
除湿剤を置いたり換気を頻繁に行うなどの努力を行いながら1年が経ちましたが、結露の無いこの時期でもやはり変わらずカビが発生し、洋服やカバン、靴など泣く泣く処分したり、クリーニングに出さなければならなかったりしています。
空き部屋となっている同アパートの3階の部屋もカビが発生しているようです。
管理会社への請求は可能でしょうか?
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