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全借連第33回定期総会12月7日・8日京都の石長松菊園で開催

2019年12月16日 | 借地借家人組合への入会と組合の活動
 全借連第33回定期総会は12月7日・8日に京都市の石長松菊園において開催され、東京から8名の代議員が参加した。

 中村副会長の開会挨拶の後、議長団に東借連の若色代議員、長借連の小林代議員が選出され、総会の議事が進められた。

 田中会長から主催者を代表して「昨年12月に病気で引退を表明し、三役会議が機能しなくなった。体も回復し、もう1期会長を継続し次期総会には責任をもって次期三役を選出できるに頑張りたい」と力強く挨拶があった。

 運動方針案が細谷事務局長より提案され、要求運動の成果では9月に行われたドイツの訪日議員団との懇談会で住宅政策をめぐって貴重な意見交換ができたことが強調され、借地借家人の要求課題の取組み、組合員が市人口の強大な組合づくり等について報告された。

 討論では全国から8名の代議員が発言し、東京からは大田借組の桜井代議員が地上げ屋・底地買い業者と組合が交渉し、借地借家人の権利を守って活動した経験が報告がされた。城北借組の高橋代議員からは東京都などに住宅セーフティネット法を機能させ、公営住宅の建設を求めて運動した取組み等が報告された。

 総会第2日目は、神戸大学の塩崎賢明名誉教授より「近年の災害と住宅復興の課題」について基調講演が行われた。

 総会では運動方針・決算報告・予算案が採択され、新役員に田中祥晃会長、細谷紫朗事務局長など26名の新役員が選出された。東京からは5名の理事が選出され、東借連の高橋雅博事務局長が常任理事に選出された。

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