東京多摩借地借家人組合

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更新料支払う必要なければ住み続けたい

2012年08月29日 | 契約更新と更新料
佐藤さん(仮名)は池袋駅から10分位の住宅街に祖父母の代から借地していた。

建物の名義は死亡した祖父のままで、今回更新の時期を迎えた。数年前までは、介護が必要な祖母が住んでいたが、今は施設に入居している。20年前に高額な更新料を支払ったので、建物の売却(借地権の譲渡)を考え組合に相談に来た。相談の中で、更新料については支払特約がないので支払う必要のないことなどを説明した。佐藤さん高い更新料のために売却しようと考えていたが、その必要がないならば、引き続き住み続けることも検討することにした。その上で、建物の名義を祖父から相続人である祖母や母の名義にすることなどを説明した。その際、名義書換料なども不必要なことを説明した。佐藤さんは「知らないと損してしまいますね」と感想を語った。(東京借地借家人新聞より)


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