東京多摩借地借家人組合

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非情な管理会社 家賃滞納で借主を着の身着のままアパートから追い出す!

2008年05月02日 | 明渡しと地上げ問題
 埼玉県富士見市でアパートに住んでいたSさんは、病気で仕事ができず家賃を5ヶ月滞納してしまいました。昨年の夏、管理会社のF社の社員2人がSさんを訪ね、家賃を滞納したという理由だけで「今すぐ出て行け」と着の身着のままの状態で貸室から追い出されてしまいました。

Sさんの話では、怖くてとても抵抗できなかったそうです。鍵も取られ、その日からネットカフェ暮らしで日雇いの仕事で生活する毎日でした。部屋には貯金通帳や保険証もあり、返してもらおうと管理会社に電話すると、「もう処分した。処分代を支払え」と逆に脅される始末。Sさんは、現在は生活保護が受けられ、アパートも借りられたそうですが、自分の大切にしていた財産全て失ってしまいました。

 組合には電話で管理会社を訴えられるかということでした。組合では東借連の常任弁護団の弁護士を紹介し、対応を相談するようアドバイスしました。最近、あきるの市でも家賃滞納で強制退去されそうだという相談が寄せられ、人権を侵害するようなトラブルが続出しています。


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一人で悩まず  042(526)1094

5月3日から6日まで相談はお休みします。

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