(※朝日新聞朝刊連載「折々のことば」風に)
「次につながる後悔の仕方をしたほうが、自分たちに返ってくるものが大きい」
強力投手陣を擁する阪神タイガースが18年ぶりにセ・リーグを制した。女房役の坂本捕手によると、「コントロールのいい投手が多いので、配球の選択肢は多い」そうだ。投手は投げたい球が捕手の要求と違えば、サインに首を振ることがある。首を横に振って打たれることも、うなずいて打たれることもある。どちらにせよ、打たれれば後悔が残るけれど、その後悔が次につながるかどうかが大事だと言う。お互い自分なりに考えて、配球を決めるやり取りを積み重ね、後悔を糧としてきたことが、ペナント奪取に少なからず寄与しているだろう。ところで、私たちがスマホのご推奨に従ってばかりいて、それが習い性になってしまったら、次につながる後悔は生まれるであろうか。
9月15日付 朝日新聞朝刊・スポーツ面から
「次につながる後悔の仕方をしたほうが、自分たちに返ってくるも
強力投手陣を擁する阪神タイガースが18年ぶりにセ・リーグを制
9月15日付 朝日新聞朝刊・スポーツ面から
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