7月最後の日、東京都の新型コロナウィルス新規感染者は4000人を超える4058人で過去最高を記録。全国でも1万2000人超はこれまでの最多。五輪の記録更新は嬉しいニュースですが、こちらは「どうなっちゃうんだろう」と不安が募ります。
今朝、朝日新聞を読んでいたら、菅総理のコロナに対する楽観的な見方に関する記事が出ていました。五輪開幕間もない頃、ワクチン接種を進め、第5波押さえ込みに自信を見せていたと、ベテラン議員が総理の姿を語ったそうです。
また、首相周辺のコメントとして、「首相は東京でこのタイミングで3千人もの新規感染者が出るのは想定外だったと思う。首相が見ているシミュレーションは、だいたい2千人以下の範囲で収まるものだった」とあり、楽観論の背景には「首相がそういうデータを出せというから、そうなる」と述べています。「そういうデータを出せ」ということは、希望的観測だけを持って来いということでしょう。その結果が4058人、それから緊急事態宣言対象地域の拡大です。楽観論にどんな意味があるのか・・・、理解出来ません。
「ワクチン接種を進める」にしても、妻は1回目の予約は出来たものの、2回目を予約しようにも予約枠がないままもう2週間が過ぎました。進むどころか止まっています。
むかし、中国が雀の被害で穀物の収穫に甚大な損害を被っていた時、時の最高指導者、毛主席のもとへ側近は雀の害が取り除けた極々わずかな例のみ報告し、適切な対策が取られず多くの餓死者が出たと聞いたことがあります。新聞を見て、そんな話を思い出しました。
菅総理は、「五輪のテレビ観戦で人流が減っている」と言っているとか。おそらく五輪ともテレビとも縁がなく、感染者の治療に従事し消耗しているであろう医療関係者のことを考えると、情けないやら、哀しいやら、こちらが申し訳なくなってしまいます。
総理は神奈川ほかに緊急事態宣言を出すことを決めた後の記者会見で、「今回の宣言が最後となる覚悟で、政府を挙げて対策を講じていく」と言ったそうです。本当に最後の宣言になればそれに越したことはありませんが、せめてこの総理の下での宣言がこれで最後にならないかなと、私も楽観シナリオを描きたくなりました。
今朝、朝日新聞を読んでいたら、菅総理のコロナに対する楽観的な見方に関する記事が出ていました。五輪開幕間もない頃、ワクチン接種を進め、第5波押さえ込みに自信を見せていたと、ベテラン議員が総理の姿を語ったそうです。
また、首相周辺のコメントとして、「首相は東京でこのタイミングで3千人もの新規感染者が出るのは想定外だったと思う。首相が見ているシミュレーションは、だいたい2千人以下の範囲で収まるものだった」とあり、楽観論の背景には「首相がそういうデータを出せというから、そうなる」と述べています。「そういうデータを出せ」ということは、希望的観測だけを持って来いということでしょう。その結果が4058人、それから緊急事態宣言対象地域の拡大です。楽観論にどんな意味があるのか・・・、理解出来ません。
「ワクチン接種を進める」にしても、妻は1回目の予約は出来たものの、2回目を予約しようにも予約枠がないままもう2週間が過ぎました。進むどころか止まっています。
むかし、中国が雀の被害で穀物の収穫に甚大な損害を被っていた時、時の最高指導者、毛主席のもとへ側近は雀の害が取り除けた極々わずかな例のみ報告し、適切な対策が取られず多くの餓死者が出たと聞いたことがあります。新聞を見て、そんな話を思い出しました。
菅総理は、「五輪のテレビ観戦で人流が減っている」と言っているとか。おそらく五輪ともテレビとも縁がなく、感染者の治療に従事し消耗しているであろう医療関係者のことを考えると、情けないやら、哀しいやら、こちらが申し訳なくなってしまいます。
総理は神奈川ほかに緊急事態宣言を出すことを決めた後の記者会見で、「今回の宣言が最後となる覚悟で、政府を挙げて対策を講じていく」と言ったそうです。本当に最後の宣言になればそれに越したことはありませんが、せめてこの総理の下での宣言がこれで最後にならないかなと、私も楽観シナリオを描きたくなりました。