花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

指先の冬

2008-01-25 21:24:50 | 季節/自然
朝、会社に着いてパソコンを立ち上げた後、ココアを飲もうと思い、廊下の自販機のところへ行きました。そこで、財布のコインポケットへ指を突っ込み百円硬貨に触れた時、「冷たっ」と感じました。出勤途中、カバンの中で冷やされたのでしょう。心なしかいつもより温かく感じる紙コップのココアを手に、そう言えば昨晩から今朝にかけてかなり冷え込んだもんなぁと思いました。家に帰って夕刊を開くと、社会面に東京はこの冬一番の冷え込みと出ていました。

だまされないための方法序説

2008-01-22 21:15:47 | Weblog
 A)知人から「良かった」と聞くとすぐやってみたい?
 B)人の愚痴を長時間聞くのは耐えられない?
 C)大勢の中で意見を言うのは苦手?
 D)有名人やブランド物に弱い?
 だまされやすいかどうかのチェック項目です。今朝の朝日新聞によると、それぞれの質問に対する答えが「はい」なら、その人はだまされやすい人で、個別に見ると、Aの問いに「はい」の人は非科学的思考タイプ、以下それぞれ、Bはストレスや不安に弱いタイプ、Cは集団に影響されやすいタイプ、Dは権威に弱いタイプ、だそうです。記事ではだまされないためのポイントも書いてありました。例えば、振り込み詐欺の対応考えておくなど、シミュレーションは効果あり。漫才の突っ込み役が「なんでやねん」とやるように、批判的思考を身につけるのも良いようです。また、「集団に影響されやすい」といった自分の弱点を自覚することも必要とありました。
 これら、記事の内容に加えて私が気になるのは、最近インターネットの情報を安易に信じる人が多いと感じることです。簡単な「手段」があれば、「中身」の良し悪しはそっちのけですぐに飛びつく、そういった人の中では、物事を自分の頭で考えることが少なくなっているようです。「平和ボケ」という言葉がありましたが、「便利ボケ」ってのもあるかもしれません。楽して何か利得を得よう(あるいは面倒を除こう)とする心が隙を生み、悪い人はそこに付け入って来ます。奴らはあの手この手と新しい手口を考え、私たちの隙をうかがっています。敵が努力しているのなら、こちらも見る目を養う努力をしなければなりません。嫌な世の中だなぁと思いながらも、ただ「無い袖は振れない」状態の我が身に、やや光明を見出した次第です。

あの時は何を

2008-01-17 21:03:58 | Weblog
 今日、1月17日で阪神淡路大震災から13年になりました。13年前の朝のことは今でも覚えています。明け方近くまで飲んでいて、家に帰ったのが朝の5時頃。いったん横になった後、会社へ行くため8時に起きてTVを点けたら、あの信じられない光景が画面に映っていました。どれくらい信じられなかったかと言えば、「まだ深夜帯の映画をやってるのか、早く起きすぎたのかな」と思ったくらいでした。当然まだ酔っていましたが、ニュースの映像だと気がつくのにしばらく掛かる程、あり得ないことでした。
 悲惨な出来事から何年目といった報道がされるたびに、その時、正確にはその出来事を知った時、何をしていたかを思い返してしまいます。例えば、地下鉄サリン事件の時は、阪神淡路大震災の時と同じく朝まで飲んでいて、目が覚めて点けたTVで知りました。御巣鷹山に日航ジャンボ機が落ちた時は、近所の食堂で晩ごはんを食べていました。目玉焼きが乗っかったハンバーグの定食でした。9.11の時は、会社から帰ったところに、妻が開口一番、「ニューヨークで大変なことになっている」と言い、ニュースステーションでは飛行機が突き刺さった貿易センタービルが映し出されていました。
 傷口のかさぶたをはがすと、妙に生々しく見える傷跡にドキっとしてしまうように、こういった記憶がよみがえると、記憶の鮮明さに当時の衝撃の大きさが思われます。

肉よりマグロ

2008-01-07 23:13:54 | Weblog
 昨日の日曜日、朝日新聞を読んでいたらマグロの世帯あたり年間支出額のランキングが載っていました。各都道府県の県庁所在地と浜松、堺を除く政令指定都市が調査対象のようです。1位は静岡で2位、3位はそれぞれ甲府、宇都宮だそうです。マグロの水揚げ港で有名な焼津が近い静岡の1位は納得ですが、2、3位は意外でした。記事によると、海のない甲府ではごちそうは肉ではなくマグロで、宴会にマグロの刺し身が必ず出るそうです。マグロの消費が多いのは、新鮮な海産物へのあこがれではないかと結んでいました。そう言えば、もう十数年前になりますが、山梨県のある山に登ったことがあります。確かツツジを見るのが目的だったので新緑の頃だったと思います。下山後、山の麓の温泉に入ってお疲れさんで飲むことになりました。料理はお任せで出してもらったのですが、朝日新聞の記事にある通りマグロの刺し身が出たように思います。また、白身の刺し身も出てきて、お店の人が「これは新潟から取り寄せたものだ」と話していたのを覚えています。こちらは、折角山へ行ったのだから美味しい山菜を食べたいなと思っていたので、いささか拍子抜けしたのですが、今になって思えば、お客にはごちそうを出す、ごちそうは刺し身、お客さんには刺し身を出す、といったことだったのでしょう。わざわざ新潟から取り寄せたお魚なんて、それはもう奮発ものに違いありません。この記事を読んで、十数年前の山登りの際のお疲れさん会に、図らずも合点がいきました。
 蛇足ではありますが、マグロへの支出が少ない都市は下から順に次の通りです。松江、長崎、佐賀、北九州、山口、福岡・・・。いずれも近海ものの魚の美味しそうなところです。

年頭所感

2008-01-01 14:53:34 | Weblog
 年頭にあたり大きなテーマについて考えてみました。CO2削減への貢献策です。先ず日本酒は熱燗や冷酒をやめて常温で、焼酎はお湯割りやロックではなくただ水で割るだけ、山で飲むビールは冷えてなくても美味しいから山にも行かなきゃ・・・。火力、電力を使わない地球に優しいお酒の飲み方を考えていたら、「それよりお酒の量を減らしなさい。」 おっと、我が家の総理大臣の声でした。