花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

それぞれの朝型

2016-06-27 20:05:33 | Weblog
 中学や高校では期末試験が始まっているところもあるかと思います。勉強時間を捻出するために朝早く起きている学生がいるかもしれません。一方、朝まで飲んでいる大人もいるでしょう。この時分なら4時あたりまで飲めば、あたりは明るくなってきます。朝型と言ってもそれぞれですが、朝早くから勉強している学生は自主的・自発的なのに対して、朝まで飲む人の中にはなかなか解放してもらえない囚われの人が結構いそうです。そんな帰れない大人も歳をとると、飲めば眠くなり朝までは飲めません。長く寝ようと思っても、早くに目が覚めてしまい、布団の中でじっともしていられず、起きだしてきます。やることがないのでipadで新聞を読むことになります。朝型もそれぞれです。

ジュラシックパークのグラス

2016-06-24 22:15:16 | Weblog
 最近、身の回りのモノを整理しています。明らかに不要になったモノを捨てるのは何ともないのですが、長年使ってきたモノや思い出のあるモノは捨てがたいです。ジュラシックパークが封切られた頃、ビールを買った時、おまけにジュラシックパークのロゴみたいなのがプリントされたグラスをもらいました。確か、6缶に1個ついていたと思います。相当前のことです。大衆食堂などで出てきそうなグラスにジュラシックパークの恐竜のシルエットがプリントされているだけの何てことないグラスですが、大きさや形が妙に手に馴染むのと、グビっと一息に飲むのにちょうど良い量が入るので、長らく使い込んできました。あれこれ整理して捨てるモノの中に、このグラスも入っています。愛着があり、たかがグラス1個、これくらい取っておいても良いかなとも思いますが、愛着のあるモノこそを捨てることで、己の心を鋼のように鍛えることになるのではと考え、思い切って捨てました。また、思い出のあるモノ、例えばプレゼントでもらったモノや自分にとって大きなイベントに関わっているモノについては、新しい思い出を作れば良いと自分に言い聞かせ、思い切って捨てています。そうやってどんどん捨てている中で、これまで聖域であった蔵書にも踏み込みました。絶版にはなりそうもない名作中の名作(これは買おうと思えばいつでも買える)、出版当時は話題になったが今では学説が新しくなって、もう読み返すこともないだろうと思う本、いずれ読もうと思って取りあえず買ったものの、10年はそのまま寝かせている本、重くて場所も取る豪華本などなど、全部で140冊くらい売りました。ここひと月、いろんなモノや本を処分してきたつもりですが、まだまだたくさんのモノや本が残っています。いつか役に立つだろうと手元に残してきた結果でしょう。「貧乏のモノだくさん」ということが言えそうです。

一番せこいのは誰?

2016-06-05 13:43:22 | Weblog
 舛添東京都知事が政治資金を私的に流用したとの疑惑でワイドショーは連日賑わっています。報じられていることが本当だとすれば、情けないくらいせこい話です。街の声では辞任止む無しが多いようですが、自民・公明の意向は続投との見方もされています。舛添都知事の話は庶民感情に反し、ワイドショー・ネタとしてはもってこいで、いましばらく各局とも取り上げていくことでしょう。
さて、この話題を私は違う方向から見てみたいと思います。舛添疑惑の一方で消費増税先送りの動きがあります。問題の大きさとしては、日本全体に及ぶ問題であること、日本の将来に関わること、空間的にも時間的にも舛添疑惑の比ではありません。それから、これが一番大きいと思うのですが、約束したことを反故にして説得力のある何の説明もないまま政策変更してしまうことが許されるということは、何でもアリが許されるということです。看過出来ない問題ですが、テレビでは舛添疑惑の陰に隠れている感があり、事の重大さに見合った報じ方ではないようです。勝手な憶測を言わせてもらえば、自公が舛添続投を容認しているのが本当なら、それは舛添疑惑が長引けば長引くほど、消費増税先送り問題に注目が集まりにくくなるのを狙ってのことではないでしょうか。信義をかなぐり捨てて何でもアリの世界に入っていこうとし、それを覆い隠すためにせこい話に世間の目を集める、これは舛添疑惑以上にせこい話であります。土曜の夜、日本酒を飲んでいたらふとそんなことが頭に浮かびました。