花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

壊れた!?

2008-11-26 22:09:37 | Weblog
 先週の木曜日は、ボージョレ・ヌーボの解禁日でした。普段は厳しい我が家の娘とママも、「ボージョレ・ヌーボの解禁日くらいはしょうがないか」と思っているのか、ここ数年この日のお酒はおとがめなしでした。会社の帰りに、「今日は肩身の狭い思いをしなくて飲めるなぁ」と思いながら、ボージョレ・ヌーボと娘とママへのデザートを買って帰りました。次の日、昨日とは別のお店でボージョレ・ヌーボを買って帰りました。「何食わぬ顔をしていれば、2日連続ってことにひょっとすると気付かれないかも」との魂胆があってのことでした。幸運なことに2日目もおとがめなしでした。「昨日、飲んだ方がいくらか美味しかったなぁ」なんて、いい気になって味が分かるようなつもりでいました。さて、翌朝のことです。空きビンを捨てにゴミ置き場へ行った時、ビンを入れる分別用のカゴに私が並べた2本のボトルは、なんと同じラベル。同じ銘柄を買ったことに気付かない上に、「昨日、飲んだ方がいくらか美味しかったなぁ」とは。いったいぜんたい、どうしたことか・・・
 今日、会社でふと気がついたことがありました。ベルトをし忘れて会社へ来てしまっていました。さすがに、ネクタイは忘れていませんでしたが。ほんとにまったく、どうなってしまったのか・・・

壊れた?

2008-11-14 22:27:31 | Weblog
 映画、ヤコペッティの「世界残酷物語」で記憶に残っているシーンがあります。海から陸に上がり卵を産んだウミガメが、また海へ帰るべきところを、海とは反対の陸の奥にある沙漠へと向かっていくシーンです。このウミガメは、原爆の海洋実験による放射能の影響で海へ帰る本能が壊れてしまったのだそうです。さて、相当古いこの映画のシーンをどうして思い出したかと言うと、数日前、職場のオフィシャルな飲み会が終わって自宅へ帰る時、間違って降りるべき駅のひとつ手前で降りてしまいました。「しまった」と思いながら歩いていて、ふと気付くとふたつ手前の駅の辺りを歩いていました。普通に飲んで、普通に電車に乗って帰ったのに。なぜ?

タオルにまつわる話

2008-11-12 23:01:00 | Weblog
 もう随分むかしの話になりますが、四国は今治出身のあるクラスメイトが「日本のタオルのほとんどは今治で作られている。もし今治のタオルがなかったら、日本人の生活は大変なことになる」、と言っていたのを覚えています。子どものようなあまりにも素朴なお国自慢に、子どもには子どもでと思った私は、「今治のタオルがなかったら、フランスから輸入すればいいじゃないか」と言い返したものでした。さて、そんな他愛もない話はどうでも良いのですか、お風呂からあがっておろし立てのタオルで頭や顔を拭くと、髪の毛やまつげに白い繊維が付いていることがあります。旅先にあったのを、使わずにビニールに入ったまま持ち帰ったそのタオルは、きっと今治製でもフランス製でもないのでしょう。

イラン人風?

2008-11-10 21:25:37 | Weblog
 日曜日、テレビでニュースを見ていたら、愛知県小牧市でイラン人風の男性が銃で撃たれて殺されたと報じていました。このニュースを見て、「おやっ」と思ったのは、「イラン人風」とはどんな風体を指しているのかということでした。「外国人風」なら分かりますが、このニュースの原稿を書いた人は、わざわざ「イラン」と特定して「風」と呼ぶ程にイラン的なものを認識出来るのでしょうか。でも、イラン的なものを見極めることが出来るのなら、そもそもイラン人とすればよさそうなものです。思うに、おそらくほとんどの人がパッと見ただけでは、イラン人とイラク人の見分けはつかないし、イスラム圏の人たちを見て、「あなたはイラン人、あなたはアフガニスタン人」と言い当てることなど出来ようはずがありません。夕食前にニュースを見ながら、何を根拠に敢えて「イラン人」風としたのか、とても疑問に感じました。でも、こんなことを言うと、「理屈っぽい」と言われそうだったので、一家団欒の話題にはせずに心の内に仕舞っておきました。