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エコ小便器は人を歓迎しない

未唯へ。人間は、変化に対して敏感なものですね。変化させることを仕掛けているが、自分が変化を強制されるといやなものですね。

会社のトイレに違和感を感じています。今までは小便器の前に立つと、水が流れていたが、今は流れません。用をたして、立ち去ると流れます。まあ、エコなのでしょうけど。

違和感の理由は、トイレに歓迎されていないことです。せっかく来たのに、私は歓迎されていない。これはさびしいですね。

よくいくコンビニのトイレに水の音の流すボタンが脇についています。会社のトイレにも、水は流さなくても、「歓迎の意を表す」装置がほしいですね。なんでもエコですまさないでほしい。


トヨタの税収に依存している豊田市も冬の時代に入ろうとしています。どう生き残っていくかです。むしろ、どう活用していくかです。いよいよ新しい時代の始まります。

市立図書館とか、環境学習設備エコットにも影響が波及するでしょう。影響が及ばない「防衛ライン」を作るという発想ではなく、新しい関係に向かわないといけません。その時のキーが「ソーシャル」です。企業のソーシャルと最終的には結びつきます。

今回の金融破綻は、利益追求のためのグローバリズムの破綻を示しています。それを「景気対策」のために、お金を配るとか、通行料半減で、市民がお金を使ってくれるという「防衛ライン」的なことでは対応できません。株で儲けても、循環からすると、また戻ります。その時に同じところに戻らない仕組みにしないといけない。

今まで良かったのではなく、新しいものを作り出すことです。本当の豊田市を目指すことです。

図書館の利用ニーズが増えていきます。なぜ、こんな事態になったのかを、市民は学習しようとします。政府とか会社のやり方の何が悪いのか、アメリカの何が悪くて、こういうことになったのを知ろうとします。私が9.11で不透明感を感じて、読書量を倍にしたのと同じように、「見る」「知る」「考える」が始まります。

その反面、税収不足から新刊書を減らそうとするでしょう。生涯学習の最大の武器は「新刊書」です。さまざまな意見を安心して言え、安心して聞けることです。

防衛することではなく、攻撃することです。何が重要なのか。どういうシナリオを選択するのか。新しいシナリオをいかに作り出して、攻撃することです。
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