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1600年前のアレキサンドリアに思いを掛けて

未唯へ。今は家に帰りたくない。居所がなくなっています。

福島原発は、自分たちが守るべきものが分かっていなかった。

いかにアホなことをやっているかに気づていなかったのか。水を入れたら、出てくるのは当り前です。そのまま、海へ流すつもりだったのか。

原子炉は非常停止していても、止まらない。停止していても被害を起こす。そんなものを相手にしている。制御ができていない。それで核武装の話が出ている。あきれた話です。

映画「アレキサンドリア」を観に行きます。当然、アレキサンドリア図書館が出てくるでしょう。家に帰りたくない。

アレキサンドリア図書館をあたかも、津波のように、キリスト教徒が壊していった。アレキサンドリア図書館の入口は津波に襲われたニューヨーク公共図書館によく似ていた。

アレキサンドリア図書館の前はアゴラ。いつの間にかキリスト教徒が浸透してきた。ローマ帝国が東西に分かれる直前です。

紀元4世紀です。キリスト教がエジプトに侵略していた。異教徒として、襲われたいた。天文学者で数学者、結局、殺されるのです。

パンフレットは何もないので、内容はネットで調べるしかないでしょう。

キリスト教徒は野蛮です。自分たちの神以外は認めない。キリスト教徒でも、ユダヤ教徒でもなく、私は哲学者です。これほど、私と合うところはないです。戦争よりも、「なぜ、太陽は大きさを変えるのか」の方が重要です。

宇宙は単純であるべきです。ケプラーよりも1200年前に楕円軌道を想像した。

私の場合は組織の中に「数学者」として入っていきました。彼女は周りをキリスト教徒になり、異教徒として、攻撃された。共に、真理を探究しているだけなのに。

哲学者は最後に殺される。組織の連中に! 無神者ということだけで。信じるよりももっと強いモノを。キリスト教よりもユダヤ教よりも哲学。なぜ、宇宙がこんな動きをしているかを知りたいだけなんです。

平和であってこそ、図書館異教徒だろうと、キリスト教徒であろうと、ユダヤ教徒であろうと、平和でありさえすればいいのです。は生きる。そうでないと羊飼いの部屋になります。これは今も一緒です。

キリスト教は破壊をもたらした。単に火の上を渡っただけで「奇蹟」だと民衆は従った。それよりも宇宙のカラクリの方がはるかに奇跡です。それを人間が感じることの方がさらに奇跡です。

エジプトを旅行した時にアレキサンドリア図書館は行きたかった。デルファイのオリーブの木以上の啓示を受けたでしょう。
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チュニジア政変がなぜ、起きたの?

チュニジアは1956年にフランスから独立した国です。アルジェリア、リビアに挟まれた小さな国ですが、古代カルタゴの遺跡や地中海の青い海が外国人にも人気で、観光立国として成功していました。

一方で、政治的には長い間、独裁体制が続いてきました。初代大統領のブルギバ氏は30年に及ぶ独裁政治を続けました。首相だったベンアリ氏が1987年に無血クーデターでブルギバ大統領を追い出し後継の大統領になりますが、民主化には手をつけず徹底した強権支配を続けます。特に、1990年に隣国アルジェリアで行われた統一地方選挙でイスラム原理主義政党が勝利したことをきっかけにアルジェリアが大混乱した教訓から、ベンアリ大統領は国内のイスラム主義者を弾圧し民主化に背を向け続けたのです。

今回のデモの直接のきっかけは2010年12月中旬、中部のシディビジッドで生活のために野菜を路上販売した青年が警察に摘発されたことに抗議し焼身自殺したことでした。チュニジアでは経済不況から仕事のない若者が増えていました。学歴があっても職のない若者たちの不満が焼身自殺した青年の思いに共鳴し、若者を中心に街で抗議デモが発生したのです。食料価格が高騰していたことも市民の不満を高める原因になっていました。

チュニジアは表現や集会結社の自由が極めて制限された国でした。イスラム主義政党を非合法化したほか、イスラム女性が頭髪を隠すヘジャブ(スカーフ)の公共の場での着用を規制するなど、他のアラブ諸国と比べても徹底した締め付けを行ってきました。そして、こうした抑圧された市民の感情がデモによって一気に噴き出したのです。結局、治安当局との衝突で1ヵ月間に全国で市民100人以上が死亡したとされています。

インターネットの普及もデモに影響しました。市民たちはインターネットの交流サイト「フェースブック」や簡易ブログ「ツイッター」で、デモに関する情報を交換したといいます。政府は新聞やテレビなど既存のメディアを管理下に置いているため、デモ情報はこうしたメディアでは取り上げられません。しかし、インターネットの情報は政府の規制を超えて拡散します。独裁政権下で表に出なかった不満や怒りがこうしたネットに共鳴して大きなうねりになり、結局、強固に見えた独裁体制を打ち破ったのです。中東では2009年6月のイラン大統領選挙後、ツイッターを通じて選挙のやり直しを求める抗議運動が広がったこともあります。

チュニジア各都市で広がったデモは首都チュニスにも拡大しベンアリ大統領は1月13日、パンやミルクなどの食料品価格の引き下げや言論の自由を含む民主化を約束します。また、2014年に予定されていた大統領選挙には出馬しないことを宣言して、何とか抗議デモを沈静化しようとしたのですが、いったん火のついた市民の不満は収まりませんでした。

結局、ペンアリ大統領は14日、サウジアラビアに出国し、ガンヌーシ首相が暫定大統領に就任して野党も含めた暫定政権を樹立します。また、メディアを管理していた情報省を廃止し、政治犯を釈放することも約束しました。しかし、市民側はベンアリ政権の閣僚がそのまま主要閣僚に居残ったことなどに抗議しデモを継続しました。

また、チュニジア政変では周辺諸国にも動揺が広がりました。エジプトではムバラク政権が30年続き、リビアのカダフィ政権は40年、続いています。また、シリアやイエメンでも大統領の家族、親族による抑圧政治に不満を持っている市民は少なくないとされています。チュニジア政変のきっかけが青年の焼身自殺だったことから、エジプトやアルジェリアなどでも2011年1月、市民が焼身自殺(一部未遂)しました。
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歴史を変える

未唯へ。本当に家はつまらん。居場所がない。映画を観て、10時に帰って、そのまま、自分の部屋で睡眠。11時半にケータイに奥さんから電話「どこにいるの!」帰っていないと思ったらしい。

ネットワークのプレゼンは、「歴史は変わる」ではなく、「歴史を変える」です。これはしんどいです。何が変わるかではなく、何を変えるかです。それしか、プレゼンはないでしょう。空間論で考えていくと、平面と多層化とレイアと無限次元になってしまいます。

ローカルの世界とグローバルの世界を多層でつなげるのはコラボレーションとライブラリがどういうカタチで動くかです。これは仕掛けないとダメです。そこでは支配しているのか、支援しているのか分からない世界です。それをコントロールするのはネットワークです。

ローカルとグローバルの関係が変わる。グローバルのエンジンが変わっていく。そして、ローカルとグローバルの差がなくなる。こうなれば、歴史は変わるでしょう。変わると言えるでしょう。

元々、ローカルからグローバルが分化した所から、考えていかないといけない。一番は国のあり方です。国がなくなる。国がなくなると、ふつうは世界連邦です。その歴史観が変わります。単に国がなくなるのです。ローカルとそのコミュニケーションで地球が成り立つ。都市国家なんでしょうか。

全体をシェアするのはネットワーク。こうなると、未来社会ですね。それが支配ではなく、支援としていくためには何が必要かです。かなりのポテンシャルが必要です。その意味は4つの機能で、グローバルがない未来です。

その時に、人の権利が守られるか。かなり人は強くないといけません。依存は成り立ちません。依存するために、国を作って、国に支配して、安心して来たというのが、今までの歴史です。その歴史が分かるとなると、どこに依存するかです。依存そのものを変えるかです。とりあえず、依存はなくしましょう。

ユダヤとキリストが争っている時に、宇宙の真理を考えているのと、立場は変わらないです。それを堂々と哲学者という言葉を使って、発言できるかどうかのさです。その中に入れながら、それでアピールしてきた。歴史を変えるところはシナリオにするしかないでしょう。

地球が太陽の周りを回って、太陽も回っている。そういう宇宙を人間は与えられたと認識できれば、一神教とか多神教で殺し合う必要はないでしょう。すべては付帯です。哲学・数学・歴史学は、人の営みを超越することができるのです。本当に嫌だ。

「歴史が変わる」ために、今のマスメディアではダメです。どこから変えたらいいのか、全然分からない。だけど、変わるんでしょうね。多分。今のままで、いいはずがない。

家に帰りたくなくて、元町のスタバです。今から、何分粘れるか。やりたいことは持って来ました。本・図書館のジャンルの検討です。6.7を6.8にして、6.7に「図書館機能の拡大」を入れます。

調べる・学ぶ・情報センター・場の設定の4つを項目にします。内容は、今までのものにアレキサンドリア図書館を足します。いいタイミングで、映画「アレキサンドリア」を見られました。あの時も、家に帰りたくなかったので、映画を探した。

これ自身も、図書館大学並みの人へのプレゼントします。アレクサンドリアではないけど、図書館の存在は不思議です。これを新しい時代に拡張します。図書館は守るべきものであり、かつ、攻撃の拠点になります。
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エネルギーと情報をつなぎ合わせる

未唯へ。私が一番、焦っているのは、「これは終わりではない」

今は、ひたすら寝ます。生きる力が湧いてきません。35年の重荷。それだけのことをやってきたのか。途中から本は読んだけど、もっと見識を増やさないといけない

今年度の本の借り出しは明日から始まります。本を読んでも奥さんからはバカにされるだけです。止めてしまおうか。そしたら、土日はどこも出掛けずに、寝て居られる。奥さんからすると、ガソリン代が助かると言うでしょう。

エネルギー事情も変わったのに、電気自動車の未来も変わったのに、先を考える提案がない。「復興」「復興」。スポーツ選手に何ができる。それよりも、テレビの映像を切る。その方がはるかに役立つ。

エネルギーと情報をつなぎ合わせる。それによって、シェアする世界をつくる。ネットワークの進化で、シェアするモノが増えてきた。クルマはその典型です。アイドル時間の多いこと。それによって、エネルギーが変わってきます。交通体系も変わってきます。シェアするベースはコミュニティです。その中で、企業も変わっていきます。作ること、作れなくなること。それも含めて考えていかないと。

店舗を復興しても、どうなるんですか。お客様との関係は変わってしまったはずです。商品に対しての感覚、お金に対する感覚も変わったはずです。そこに対して、何をするのか。復興したネットワークを通じて、何をするんですか。

アレキサンドリア図書館は、なぜ、キリスト教徒の襲われたのか。やはり、集まりです。集まる以上は異教徒を排除します。なぜ、異教徒を排除しようとするのか、そこに見えるからです。ネットワークの場合は見えない。誰がどこに居てもいいです。お互いが助け合うと言うよりも、共有するだけです。柔らかいつながりです。SNSが伸びたのは、その柔らかいつながりです。必要な時につながる。だけど、コミュニティはもう少し、強くします。お互いを知らないといけません。

多神教なのに、なぜ、アレキサンドリア図書館を作ったのか。知恵を求めて、求心力を求めたのか。一神教なら、自分たちの宗教の正当性はコーランとバイブルだけで済むから、他の情報はいらない。多様な意見を封じたのでしょう。ナチの時の焚書にも通じます。本は権力の象徴にはならない。見えないし、ふつうの人には理解できない、世界だったはずです。

アレキサンドリア図書館の前にアゴラという、コラボレーションの場を作った。そこをキリスト教徒に支配された。その時点で、多神教は負けてしまった。こけおどしの火の上を歩くだけで、民衆を奇蹟ということで、説得してしまった。一神教は単純です。信じることが単純です。多神教は攻撃されやすいです。

コミュニティは、新しい宗教を作ることかもしれません。コミュニティを考え、コラボレーションを考えていて、一つのアイデアです。異なるのは経典です。それをどこから持ってくるかです。そういうものは排除したいですね。

コミュニティのためには、新しいカタチでの宗教が必要です。コミュニティが軸なのは確かです。

その時は、修道士のいない世界にしないといけない。彼らは過激に走ります。イスラムのアルカイダ、仏法僧も。
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