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メーカーとして、店舗の情報共有、どこまで入るのか

未唯へ。今日は仙台へ新幹線で日帰りです。

ネットの進化での「店舗の情報共有」部分で、室長とイメージ合わせが必要です。今週の3つの販売店ヒアリングで細部を詰めます。

情報共有の内の情報の横展開、吸い上げまで持っていくかどうかです。明確なニーズは出ていない。お客様とつながりたいというニーズに対して、スタッフのナレッジ化に展開する部分では賛同した。スタッフ個々のツールとなると、戦略的なツールにならない。

情報共有もメーカーとしては後手に回った。先回りも必要だが、メーカーの役割を変えていく必要がある。店舗自体の位置づけが変わったときには、スタッフのコミュニケーションツールも必要です。その辺の感覚がどう感じているかということと、室のミッションとしてどう扱っていくかです。

地域を担当している人に理解されていないのもこの部分です。道具の売り込み中心できたので、小難しいことは分からないで来ている。次を考えると、思い切った方向転換が必要です。情報共有がなくなることがないのは先行販売店では社内掲示板とか、知恵袋とか、女性グループ活動が行われていることからも分かるし、朝礼などで集まることからも必要です。機能として認識していないので、長続きしていない。このまま、各社でバラバラにさせるのか、軸を通すのかです。

この部分は販売店の店舗のことになるので、メーカーの営業統括では方針は出せるかもしれないが、個別の方法は出せない。

はやては大宮から仙台までノンストップなんですね。2時間以上です。大胆です。新幹線にして正解です。連続の時間をポメラに当てはめられます。色々な原稿を中に入れて来ています、そろそろ電池がやばい。

仙台でのヒアリングは予定時間+20分で終わりました。社長の「ネットは安くて、早ければいい」から始まった。来た理由が読めなかったので、牽制をかけてきた。なぜ、ネットワーク屋がこんなレベルのことを聞くのか。ネットワーク層を超えて、情報共有まで来ているのかが理解できなかったみたいです。色々な言葉が飛び交いました。なるほど、頭の回転の速い人です。
販売店は個々バラバラバラでいい。メーカーはカスタマイズできるようにしてくれればいい。メーカーで出していくスピードでは対応できない。情報系についてはかなり苦労している。この上に夢は乗せられない。まるで変わったけど、まだ慣れていない。最初に入れたものを、次に入れないといけない。

店舗でのコミュニケーションはシステムが必要なレベルではない。「時間がない」「分からない」人間はいるけど、そうでない人間もいる。店舗ミーティングは4月から始めた。週1回です。やっと、発言するようになったというレベルです。店舗の情報レベルをシステムでやるかはともかくとして、4つの機能がいるのかは、明日の販売店で確認しよう。

マーケティング部分は各社が勝手にやればいい。メーカーは営業統括も含めて、見ていればいい。やはり、「事例」ですね。4年後、100でいいかの提起があった。。何しろ、シンプルでやすいものにしてくれ。情報系の裏返しです。かなりの苦労です。

私は「作る」つもりはない。今後、メーカーからは小物しかこない。情報系の上に夢がないと言うことが分かっただけでも、来て、正解です。

最初は4年で変わらないと言っていたが、最後は販売店は多様になると言っていた。やはり、最初は牽制だった。情報系の使いにくさを最初に述べられたのは意外です。ほかの手段がなくして、情報系に絞ったのに。

安定性を基準にしている。ツイッターは不安定だ。4年後の機能はまるで変わっているはずです。入力も簡単になっている。デバイスもちょうど、よくなっているだろう。販売店で守らなければならないものは少ない。むしろ、大胆にやる方を選びたい。

映像の対象は商売支援です。デジタルサイネージという言葉も出てきた。店舗のPCは不用。ならば、映像ライブラリが必要でしょう。販売店からニーズを出さないと、誰も設定しません。そのために回っています。ご協力ください。

自分のところで、リスクを背負って、「作る」ことはやめたい。メーカーが作ってくるものは使いにくいし、高すぎる。カスタマイズができない。この言葉が出てくれば、ヒアリングは成功です。だから、インターネットとかクラウドを皆で使いませんか。インターネットを個別に使っているけど、それはセキュリティ上の問題が発生する。

後に、目的はお客様が「来てくれること」。これはいい言葉です。究極かもしれません。フロントは軽くして、バックヤードはきっちりと作ることは賛成でした。
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再び、パートナーへの手紙

昨晩のパートナーからの電話以来、頭がループしています。寝た感じがしていない。
 なぜ、彼らは「全否定」するのか。それにパートナーは論理的に応えられないのか。パートナーとしては、今の環境はプラスに働いていないのは確かです。組織として、パートナーの力を使わないと、この室には先がないのも確かです。パートナーを育てていくしかない。
 そう決心して、2回目の電話をした。パートナーの声がどんどん小さくなっていった。一人で立ち向かうのではなく、販売店への理解活動をしている人と一緒に説得工作をする事を進めた。
 自分のケータイから合計で1時間話していた。奥さんに言ったら、「通話しない」契約から、「通話する」契約に変えなさいと言われた。
 11時に寝た。ずっと、同じシーンが浮かんでいた。組織の前で何も言えないパートナーの姿です。悲しすぎます。
 ヒアリングの結果を受けて、ネットの進化で提案する事柄で、パートナーからヒントをもらったものは多い。一番は店舗の情報共有の4つの機能のうち、情報の徹底、情報の見える化、情報の吸い上げです。吸い上げについては、1年にわたる努力の結果、来月、販売店の口から話されます。
 「お客様とのコミュニケーション」で、販売店が様々な工夫をしていることとそれに対して、メーカーがいかに支援していくかという問題提起ももらいました。ネットの進化の項目として、「事例」を販売店とメーカーの間の「集合知」として扱うという、アイデアももらいました。
 販売店に課題を訴える手段として、「事例」の重要性に気づいて、動き回っていた。営業統括、宣伝、人材開発、マーケティングも「事例」を仲介として、お互いのコミュニケーションをしていることをパートナーに教えてもらった。
 今までは「事例」を誰かがまとめていたから、失敗していた。ネットの進化では、実際の担当者・実施会社から、Wikipediaのように、直接上げてもらう箱を用意します。これを販売店の「お客様とのコミュニケーション」の多様で、差別化されたニーズに対して、メーカーでの支援の中核にすることができます。これらはパートナーとのディスカッションから生まれた。
 パートナーはまだまだ未完成です。室長からの指示に対して、期日までにこなすこと、思惑を共有させることが必要です。室長はパートナーを見ています。育てられているという、素直な感覚が必要です。室長とは、一緒に育てようと話し合っています。

 私はパートナーを全面的に「支援」します。「支援」というのは、ローカルな存在が何かを達成させることを、グローバルな立場から支援することです。サファイアの中核な考え方であり、「支援の連鎖」がグローバリズム(組織の考えだけで押し通す世界)を打ち破るものです。ローカルが存在する以上、グローバルは存在できます。
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