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図書館フリークはこういう本は避けるみたいです

未唯へ。金曜日に出張が重なっていて、図書館には出遅れています。

10時20分過ぎに、豊田市中央図書館に行きました。新刊書はほとんど残っていなかった。そこから、13冊も借りてきた。残っていた本の半分でしょう。

借りた本を理由を述べます。①「地方自治と公立図書館経営」は図書館関係です。指定管理者制度、民間委託などの民間企業の活用、②「地域の人々に役立つ公共図書館を目指して」平成20年度講演資料も図書館調査用です。

③「NHK視聴者サービス報告書2010」は社会関係だが、あまりにも内容がなかった。NHKは無駄遣いが好きですね。④「コペンハーゲン・ストックホルム・ヘルシンキ」はJTBの旅行案内です。街をマトリックスで表現していた。ロヴァニエミ図書館とヘルシンキに行きたい。

⑤「地域調査から自治体政策づくりへ」社会関係です。地域活性化の目的で借りたが、政策を作る時の方法論でした。⑥「【図説】日本の財政 平成22年度版」国債費の詳細が載っている。また、詳細データはネットからダウンロードできるようになっていた。

⑦「ガスパイプラインとロシア」ガスプロムの世界戦略。エネルギー問題よりも歴史としてのロシアとウクライナ・バルト三国との関係が気になった。その部分をOCR化した。ロシアはソ連には成り得ないみたいです。⑧「「大学町」出現」名古屋帝国大学の設立時の状況が描かれていた。医学部中心で企画されたけど、結局、移らなかった経緯はハッキリしなかった。

⑨「ひとりじゃ生きられないニッポン」日本・途上国相互依存度調査結果を図式したもので、途上国との関係です。⑩「全国お元気商店街百選」ローカルでの活性化の事例集。結局イベントのみか?

⑪「やさしい地デジ」フォーマット変換などの活用方法。一応、仕事関係で借りました。⑫「印刷発注の基本がわかる本」まあ、DM関係でしょうか。偶々の本が引っかかるものです

そして、⑬「「光の道」革命」光ファイバーとクラウドで描く日本再生のシナリオ。ソフトバンクの「光の道」構想とNTT再分割を提案している。これは集中的に、インターネットで裏を取り、必要なものはOCRしました。この本で、「ネットの進化」のシナリオが強力になります。

図書館フリークにとって、こういう類の本は敬遠するのでしょう。私が現役の頭を持って言うことの証明ですね。
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6.5 サファイア事務局 4/4

 (つづき)

6.5.4 社会変革

 超民主主義でのグローバルからローカルへの支援の連鎖に対応。本という知識と、コミュニティでの智恵との融合

 まだ、思考レベルが低いということ、図書館クラウドの道が開かれていない。
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6.5 サファイア事務局 3/4

 (つづき)

 図書館クラウドの発想を経済企画庁のアイディアボックスに投稿しました。

 市立図書館の新刊書の数は減っています。図書館の予算の中で、コンピュータ費用がかさむことで、肝心の本まで手が回りません、総務省などが中心になって、「図書館クラウド」を立ち上げ、市立図書館が安価で使えるようにしてほしい。

 図書館データベースを共通に使える。Googleなどのデジタルライブラリの日本での展開に当たり、国が主導権を握ることができる。交流館などを活用した、生涯学習システムと連動することで、市民サービスが徹底できる。日進・月歩の図書館システムを市民が平等に享受できる。教育委員会を超えた、図書館どおしの情報共有が可能になる。ツイッターなどを活用して、読書感想などを共有できる。デジタル図書の著作権を図書館法との関係が明確になる。図書館におけるデジタルライブラリのメソッドの権利が明確になる

 市の類は「図書館関係者」に任せていては、市の壁は破れません。そうしている間に、本はデジタル化されて、国の壁を破って、入りこんできます。日本ができるのは活用技術です。そのインフラが「図書館クラウド」です。

 どこでも図書館構想との関係

 「どこでも図書館」構想は10年前に発想した。販売店の中に市役所の図書館の分室を作り、生涯学習の場にすることです。NGNなら帯域確保ができる。総務省に図書館クラウドを作らせて、ネットは共有できます。あとは市役所の理解とNPOの参画です。この会社のブランドを使えば地域は動きます。
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6.5 サファイア事務局 2/4

 (つづき)

6.5.3 図書館クラウド

 全国の図書館を孤立させずに、コストを掛けないで、ローカルの読書空間を保証することを考えたら、図書館クラウドに行き着いた

 新しい図書館の役割はどんなものでしょう。行政との関係では、市民参画と生涯学習の拠点とする。生涯学習としては、地域の大学との連携をはかる。プチ学習を可能にする。グローバルとして、市民を支援する。

 市民との関係では、物理的な場所の提供、読書環境の提供だけでなく、ネットワークでの情報提供および「場」の提供をはかるものです。

 グループとの関係では、個人の単位ではできないものをグループで行うための支援を行います。グループディスカッションの「場」の提供、ファシリテーション教育、ネットワークでの情報共有、将来方向の指針を与える。


 図書館クラウドのベースの発想ができました。

 国が図書館を支援する時がきた。規制をするのではなく、図書館の中核機能を国が提供するのです。電子図書館への対応、生涯学習への展開の共有化を図ることで、市立図書館への支援を行う。

 市立図書館個別での蔵書管理・貸出管理などのシステム化予算は新刊書購入予算を上回っている。システムの内容はほぼ同じです。市民の読書履歴は図書館法で保護されています。クラウド側で対応します。

 図書館クラウドは、日本にとっての重要なことです。「どこでも図書館」にも欠かせない。ネットワークを共有化できます。本を支援する図書館を日本全体として、支援することができる。企業からの支援も可能になります。

 (つづく)
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6.5 サファイア事務局 1/4

6.5.1 読書支援

 つねに、読書環境にはこだわります。基本は本の魅力です。本には考え抜いたことが書かれている、という本そのものの魅力をアピールする。本はあまりにも多く、読み込むことは大変です。偶然はあなたを一冊の本に導きます。

 「仕掛けられた、偶然の」一冊の本に導くのが、図書館です。いい図書館を回れば、必ず、お金を掛けずに、出会えます。

 過去の人、別の国の人、主義主張の異なる人とも容易に、読書でつながることは出来ます。環境問題にしても、同一のNPOからの情報に頼っていると、押しつけられます。現象は多様だから、バランスが必要です。


 再び、多読のすすめです。

 多読で磨かれたのは、大量の情報から、自分の答えを見つけることです。それは素早い理解もかのうにします。

 多様な意見を本で確認していることが、考え・意見・プレゼンのバックボーンになる。考えることの自身そのものです。速読よりも多読を勧めます。必ず、考え方を変えることができます。

6.5.2 生涯学習

 図書館は本来、生涯学習活動の場です。

 市民が参画することにより、個人が本を読むことから、自分の言葉で発言できるようにするになる。それが社会の変化につながる。そのためには、個人では弱いので、グループ活動が必要になる。

 個人での活動ではなく、グローバルの立場で支援するのが、サファイア事務局の役割です。事務局としているのは、多くの分野に拡大することを想定しています。

 市民は、それぞれの専門領域と趣味をもって居います。それをNPOなら生かすことができます。様々な専門領域を分担してもらう。イメージとしては、図書館などで市民の相談にのるような機能です。

 (つづく)
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6.4 読書からNPOへ 4/4

 (つづき)

6.4.4 図書館友の会

 図書館友の会を作るということが、図書館ボランティアを始めた頃からの夢だった。組織を作ることで、個人を縛り、全体が見えなくする可能性があります。今は、私の役割は、全体を見ていくことに変わっている。

 さまざまな形態の図書館を考えてきた。

 最初にネットワークで範囲を決め、次にポータルで利用者画面の統一を図り、受け手でのロジックを貫徹させる。最後にデジタルライブラリと検索と新しい図書館基準を作り出す。これがデジタル図書館です。

 本屋との関係はあまり、期待しない。現在の本屋は知的好奇心に対して機能していない。企業からは、金銭的・人的・政治的支援を受け、その対価として、地域活性化を果たしていく。これがどこでも図書館です。


 図書館友の会のイメージは行政を補完するものはなく、主体的なものです。

 市役所・図書館を動かすには、一人ではできない。グループが必要です。私の役割は具体的な活動ではなく、全体を見ることです。図書館を支援するのではなく、市民を支援します。

 組織化されたボランティアがうまく機能するために、ポータル化は図書館ITと行うが、Web2.0の技術で機能拡張していく。ポータルは受ける人に合ったものにする。市民との間には、完全にパーミッションが確約される。

 図書館調査機能はグーグル戦略への対応。バーチャルな図書館も目指します。いろいろな図書館の中に入るでしょう。孤立と孤独な人が作る図書館があってもいいでしょう。そのアイデアを図書館クラウドとして提案していく。


 米国の図書館友の会を調べてみました。

 図書館ボランティアは「図書館友の会」を基盤として活動します。友の会は、図書館の支援を目的に設立された団体で、支授形態は多様で、資金調達活動はその中核的な活動となっている。

 友の会の運営には理事会の開催、役員選出、出版、寄付と会員の維持、ブックセール、ボランティア活動の運営、活動プログラムや活動方針の策定等の業務が含まれる。

 図書館友の会の会員制度は高齢者・学生会員($10)、個人会員($15)、家族会員($25)、「収集家」($50)、「愛書家」($100)、「守護者」($500)のランクに分かれている。さまざまな経緯で作られてきたのでしょう。


 図書館に対するパートナーは大切にしないといけない。

 本に対するパートナーとして、新刊書フリークたちは、役には立たない。彼らが、図書館の恩恵に念を持っていないでしょう。単に好きだけではなく、自分の環境を守ろうとする意識の有無が重要です。

 図書館のミッション・パートナーとして、図書館長、市長などの協力があると、便利であるが、彼らは「お仕事」だから、「本スキ」の可能性は低い。司書などの資格を持ち、本が社会に対する影響に関心を持つた人に働きかける。

 最終的には、サファイア事務局で関与します。図書館、本という分野だけでなく、サファイア循環の動きに対して、影響力を持つ形にしていきます。エコットもこの範疇に入ります。
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6.4 読書からNPOへ 3/4

 (つづき)

6.4.3 図書館から市民活動へ

 気づきから行動へ向かいましょう。

 テレビ番組がクイズで埋まっています。その意味がよく分りません。“お利口さん”に飽きたので、逆になっています。クイズなら、親が安心して見せれるというのが理由みたいです。

 読書で一番の成果は、自分が持っていないものを知ることによる気付きです。気付きを貯めて、行動に移し、それを本につなげていくという循環が大切です。読むだけでも十分です。

 高校生の進路では、好きなことを見つけるには、読書が一番です。知らない世界は分からない。哲学も職業も中学の時に刺激を渡さないといけません。数学は証明を覚えることではなく、真理探究です。


 市民参画の図書館のイメージを作り出します。

 図書館のルールは行政が決めるので、画一的なものがおおい。「返却されない本がある場合、次の貸出を一切行わない」という統一ルールに反発します。生活しているとさまざまなことが起こる。適切に対応することを基本にしていく。

 図書館は多様でないとダメ。市民の多様な要求の対応するには、図書館は多様である必要があります。フィンランドの図書館は目的が異なりました。「どこでも図書館」が理想です。

 市立図書館の最大の制約は「本を読まない」人たちで運営されていることです。本を読み、本のすごさと楽しさを実感している人だから、楽しさのためのサードプレイスを作り上げられる。まずは憩いを提供し、その後に、コミュニケーションを提供していく。


 生涯学習の対象を拡大していきましょう。色々なメディアが発信されています。

 インターネット・コンテンツとしては、「モーニング娘。」「永作博美」「エヴァンゲリオン」などもインターネットで見られる。無料の世界、コマーシャルの世界、全ては思惑です。ローカルからグローバルへの発信です。

 ワンセグウォークマンで録画した映像も活用できそうです。 環境映像、中国の実態などもワンセグ録画で個人的に捉えられる。中国の西部地域の様子などは映像でしか理解できない世界。ただし、それをライブラリ化することは難しい。

 個人用のDL(デジタルライブラリ)もかなりの量になっています。OCRというクリッピングを当初から行ってきた。残すことは安心感。大量のキーワードを頭に残すことで速読も可能になりました。ライブラリを活用しよう。

 (つづく)
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6.4 読書からNPOへ 2/4

 (つづき)

6.4.2 生涯学習のすすめ

 生涯学習の基本は個人の多様な意見を取り入れることです。グループでの活動を通じて、共通の答えを出して、それを発信すると同時に、活動を始めることです。


 図書館から生涯学習へ

 「見る、知る、考える」はポータルの本質を表している言葉です。「知ることが考えにつながる」って、素晴らしいですね。生涯学習でも、ポータル機能が必要です。

 サファイア循環では二つのプロセスを重視している。Local meets Globalで、ローカルを救うと同時に、グローバルに取り込まれる。Global meets Localです。グローバルがローカルを支援しながら、ローカルの良さを再発見していく。

 「ダッカ“奇跡”を呼ぶ融資」では、村の図書館にインターネットを設置して、世界を見て、自分たちの現状とか、世界の常識を知ることで、考えられるようにする。低コストに加え、付加価値、地域のよさを武器にしていく。

 この分野はなかなか、展開ができていない。

 (つづく)
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6.4 読書からNPOへ 1/4

6.4.1 読書のすすめ

 多読することで、会議が変わってきた。

 多様な意見が、存在します。皆、真剣に扱っている。それと格闘してきました。共有できる問題意識もあれば、いい加減なものまでありました。自分のフィルターで判断してきた。

 大量の本を速読できる技術を使うと、会議の時に資料を見る必要はなくなります。少し聞けば、何が言いたいか分かります。仮説に基づいて、読むのと同じです。知る必要がないものは多い。

 サファイア循環との比しながら、デジタルライブラリの座標系を作り出します。空間を作りあげます。「未唯への手紙」と組み合わせて、7×4×4の項目に振り分けます。本の関心のベクトルになります。


 多読で多様な意見を吸収することができる。

 検討に膨大な紙を使っているけど、私は紙の資料は不要です。速読することに比べれば、大したことはない。口頭での説明だけで、関係する空間が出来、問題点を指摘できます。

 ワンセグ・ウォークマンで録画しておいたものを、高速での字幕表示でも、超早送りでも、中身を追うことができます。必要な情報か否かがわかるので、部分だけを視聴します。

 環境問題にしても、CO2削減にしても色々な立場がある。全て覚えることは出来ないけど、自分の考えを軸に、本質的な理解で対応します。多読でのフィルターを使用します。


 多読での本から、出会いを生かしています。

 自分の説を言いたくて、人は本を書きます。トルストイもそうでした。個人の限界であると同時に、結局は人の意見を聞かない、分からないという人間の本質とも関わっています。

 生涯学習の一つのテーマは「自分史」を書くことです。年代別に社会現象と自分を比較した表を作って、自動的に書く、やり方があります。そんな人生を知りたくはない。書くのが目的です。

 個人よりも、グループとか会社の見解を述べるものが多い。環境のことを書いている振りをして、商売のことを書いている。世の中、さほど、言いたいことはないみたいですね。

 (つづく)
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6.3 本から広がる世界 6/6

 (つづき)

 図書館システムには金がかかっている。

 図書館システムと販売店システムはよく似ている。図書館員とスタッフも似ている。図書館をまとめて、販売店システムのお客様とのコミュニケーションのヒントにするつもりです。

 図書館でのサービスを考えるときに、対象は市民です。偶々、その図書館のレベルが低いときに、迷惑を被るのは、在住の市民です。最低限のサービスは、グローバルが支援すべきです。図書館に関しては「図書館クラウド」であり、販売店では販売店インフラです。その上で、ローカルとして、差別化・区別化を要望してほしい。インフラ部分は専門家による「作り」に徹すればいい。

 図書館クラウドもセールスフォースの3%衝撃をベースにすれば、図書館の本業にリソースを集中できる。さらに図書館クラウドの範囲を交流館での生涯学習、グループでのコミュニケーション、個人のナレッジ管理まで拡大することも出来る。図書館クラウドを発想する以上、メーカーのインフラもネットワーク会社に渡すべきでしょう。メーカーに居ては、機能が発揮できない。新マーケティング会社のように別にしたほうがいい。

 図書館クラウドとか販売店インフラを考えていると、どうしても。近傍系と座標系とのファンクションの絵が頭に浮かぶ。このイメージが伝わらないので、皆がついて来れないのは分かっている。皆にトポロジーを習ってほしい。トポロジーは人類にとって、強力な武器になります。そこから派生している複雑性も含めて、米国でのインターネット、グーグル、セールスフォースなどのバックボーンにトポロジーがあります。

 『触発する図書館』には、新しい図書館を探る視点がありました。具体的なアイデアが40もあります。私は図書館の未来については10年間考えてきました。各項目をツイッターに上げ、私のコメントも追加します。さらに、5次元シートにまとめます。

 知的創造空間である図書館を考えるとき、基本に返って図書館の役割を果たせるようにする必要があります。そのためには自由な発想が必要です。人と人との交流を図書館員が意識的に図書館の空間のなかに作り出す、そこに集まった人々が自分たちでミーティングを開いたり、おしゃべりしたりする。こうしたなかからも新しい知識が作り出されます

 図書館の施設については、「図書館がほかの施設と同じ建物に入るときは、図書館の本を建物のなかならどこに持ち出してもいいようにすれば、本の活用範囲も広がります。従来は同じ建物に、生涯学習センターや市民ホール、展示施設があっても図書館とは別の空間になっていましたが、同じ建物に入ることで講座のために図書館の本を持っていって使ったり、利用者が講座に持ち込んで先生の話を聞いたり、ミーティングに関連した本やビデオを活用したり、演奏会の関連の本の展示をするなど、さまざまなことが考えられるようになります。また、本をほかの情報と同じ空間で活用することで触発されるものもあるでしょう」
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