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ポメラの最上位機種を購入し、2台体制です

未唯へ。あなたから貰ったポメラ5のキーボードの調子がわるい。今朝は掃除機で吸い上げたり、ドライバーでキーを上げたりしていたが、「I」を中心に動かない。キーボードがなのにチープです。まあ、百万文字は入力したのも原因かもしれないが、5ヶ月でトラブルとは早すぎる。
ポメラ5とポメラ20の2台体制です。ICレコーダ3台、ワンセグ・ウォークマン3台体制です。トラブルが起きた時にもバックアップにもなるけど、2台の時の使い方も出てきます。
ビックカメラでポメラ20は27800円でした。前回のボーナスがセロだったので、別途、奥さんから貰った現金を当てました。お金ができたら、返しておきましょう。

新大阪までの新幹線で機能確認しました。SDの辞書などはそのまま入りました。キーボードのタッチはやらかい感じで、品位を感じます。字の大きさを7段階で変えられるのが楽しい。だけど、手に持っていると重いのは確かです。

一番の特徴は、ポメラ5の3000文字数の制約がなくなり、フォルダーが5段階も持てるようになったことです。パソコンのテキストフォルダーをそのままポメラで見ることができるので、デジタルライブラリを見るだけでなく、編集もできます。それも寝転がった状態でも。

会社は相変わらず、生ぬるい空気が流れています。10月以降のことも考えておきましょう。

今日のヒアリング相手は読めない。まあ、毎回読んでないけど、相手の内に入ることで、成果になっています。

昨日の販売店では、社長と「個と組織」について、話していた。その時は、数学的な構図が浮かび上がってきた。個人と組織の間に、グループを設定してほしい。ユークリッド空間に対する、近傍系というグループが柔軟性を保証する位相空間です。この説明がわかる人は少ない。だけど、これは理念です。

今日の販売店は「お客様とのコミュニケーション」に特化していた。6万人のお客様一人ひとりとつながりたい。そのために、本部ができることをやっている。私からの注文は本部から200人のスタッフへの繋がり、スタッフから300人のお客様への繋がりの掛け算を仕掛けて欲しい。そうすれば、確実に6万人をつながります。

かなり、疲れているみたいです。明日はポメラだけにしましょう。入力を楽しみましょう。
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3.4 インタープリテーション 9/9

(つづき)

 もう一つの活動力が若者です。

 若者が内にこもっています。未唯はヒッキーだと奥さんは言っています。極めてふつうですが、お金は使いません。余分に外へ行くことは少ないです。内に入れば入るほど、社会を変革する力が出てくると、信じましょう。

 お金のかからなくて、社会のアピールできるボランティアは彼らの視点に立てば魅力的です。彼らの力を取り込む発想ではなく、彼らのインナーの世界に入り込んでいくやり方が決め手です。

 コミュニティの拠点でのエコットでの活動でも分かるように、そこでのインタープリターが最大の魅力でした。同じように、店舗ではスタッフを魅力的にすることが若者と行動できるものになります。

 地域の活性化のツールとして、地域ポータルの夢を語りたい。

 エコットの事業計画そのものは、市役所からの割り当てと、現在の活動からの延長で手一杯だから、将来の夢とか、そこで必要なものを尋ねることもない。とりあえずの役割を自分の中に設定しないと動けません。

 私の事業計画は「地域ポータル」です。つまり、市民のポータルを提供することで、市役所とかNPOの支配ではなく、市民が主体となった、「地域の活性化」を作り出すことですための道具です。。

 「地域ポータル」が成り立つためには、情報を提供する人は、誰に提供して、どのように活動するかを思い描かないといけません。この「思い」が重要です。


 思いをつなげる、共創社会をイメージしています。

 「共生」は、横に広がっている雰囲気があります。「共に生きる」から、お互いが手を差し伸べる感じがします。その分、依存しているのでしょう。共でないと生きられない共依存ともつながります。

 「共創」には、立体的に広がっているという感覚があります。「共生」よりも、アイデアや企画を出しあったりするケースが多いのが「共創」です。「孤立と孤独」でも「共創」はできます。

 「共創」というテーマでごみ拾いをした時に、市役所の代わりとかではなく、自主的な活動がアピールできるか、新しい波が起こせるかどうかで決まる。


 社会も最終的には、個人を生かすことがエネルギーになります。

 個人がいて、近傍があり(Act)、理念があり(Think)、空間ができる。この開かれた社会が、リーマンがイメージしたように、これは世界モデルになります。

 どちらに向かっているのか。保守思想というか、権威とか管理・監視というか、そんなものとどう関係付けていくのか。やはり、理想から語っていくしかない

 そして、個人を生かす社会へ。個人からの発信を大切にできるか。単に発信するだけでなく、ポータルではないけど、受け側を先に考えていかないと拡散しています。その意味で数学モデルは有効だと思っています。
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3.4 インタープリテーション 8/9

 (つづき)

3.4.4 サファイア循環社会への道筋

 ローカルが主体的に「知る」「行動する」「伝える」ことが始まりです。

 現状を「知る」ことは、ローカルの世界で、情報を入手し、それを得た経路を確認することです。グローバルの世界、日本の環境情報を入手すると同時に、つながりを考え、きっかけを考える。

 個人生活者として「行動する」ことは、暮らしの中で、環境に対する気づきを明確にすることです。トラブルの相談先であり、相談役になることで、同じような人とのつながりを認識する。

 市民として「伝える」ことは、市役所に対して、環境に関する提言をし、皆に働きかけると同時に、さまざまな企画に参画し、企画どおしをつなげていくことです。。広告やメディアの環境情報を監視します。


 個人を活動が市民活動につながっていきます。

 市民活動はとかく、市役所活動になってしまいます。エコットも、NPO⇔豊田市の共働推進課・とよた市民活動センター⇔各部局の推進体制で市民活動を促進しましょう、というものです。NPOのための市民参画で、胡散臭いものです。

 市民活動の場の創出して、市民活動の情報を伝え、共有します。市民と行政職員が育ち合う機会をつくります。共働事業を共に考え、実施します。社会資源を生み出すしくみをつくります

 その際に、「無関心層」をいかに取り込むかでした。市役所の代行としてのNPOの観点です。市民の視点からのアプローチがないことと「情報共有」のインフラつくりの覚悟がありません。NPOには通じません。


 市民活動の推進役は、女性の笑顔です。

 発想力が豊かタイプは、男性をうまく使いこなす。多くの可能性を持つ。集中力がすごいタイプは新しい分野を切り開く。仕事にまじめなタイプはファシリテーション能力が大です。笑顔が素敵な人がいることが、私が生きていく理由です。

 女性の場合は、とことんやりきることができるが、余分なパラメータを持たないので、会話が成り立たない。仕事というよりも、自分の範囲に集中しすぎているので、相手をしてくれない。それが寂しいけど、それは個人的なものです。

 彼女らは、好奇心が豊富で、行動力があるので、男性に十分に対応できる。環境問題とかエネルギー問題などでの指摘が的確で、発言が明確です。先導していけばいい。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 7/9

(つづき)

 個別の事象や動きは、バラバラに存在しているのではなく、何らかの形で相互に関連し合っており、またそれらは全体として、一つの大きな構造といったものを形成している。それがグランド・セオリーです。

 大学を出る時から、社会の動きを理解するのに「グランド・セオリー」を求めてきました。自分が生まれてきた理由をつなげていた。その結論の一つが「サファイア循環」です。循環しないと持続可能になりません。

 サファイア循環を鍛えたい。私の周りには、あまりにも人がいません。居ても話したくない連中だけなので、自分の中で完結させてきました。グランド・セオリーである限りは汎用性の確認が必要背。本だけでなく、話を聞きに行こう。

 電気自動車の世界になったときも、私はエネルギー問題とか人口問題よりも、ローカルな世界を変えていきたい。

 風景を変える試みとしては、まずは駐車場をガーデニングにしたい。

 家の周りが駐車場になっています。この車がガーデニングになったら、楽しいのに! クルマは家に持たない! 共有の駐車場に車は置いて、家は花で囲まれています。便利さと風景を比べて、風景を選べばいいんです。

 車が個人所有ではなく、皆で使うというのも、現実的になってきます。自分のクルマだと思い、自分の敷地に置くから、面倒です。共有なら、小さい車のが有利です。行動するのもクルマ以外の手段も考えることができます。

 電気自動車になると、さらに便利になります。公共駐車場がチャージセンターになります。クルマの出し入れは、クルマの電気を使えばいいです。エネルギーの公共利用につながっていきます。それを元に、コミュニティが作られています。

 「技術」と「インフラ」の切替と「パブリック」の考え方を活かせば、なくすことができます。「パブリック」を先行させる必要があります。電気自動車にしても、「パブリック」の概念が日本に定着しないと、実現できません。

 「スマート・グリッド構想」にしても、「パブリック」が基本になります。メーカーの論理だけで押し付けても、全てがアイデア倒れになります。公共図書館のように、新しい「お互い様」が必要になります。

 スマートエネルギーネットワークは技術中心に論理が展開されているが、本当に必要なのは、地域の活性化であり、協調関係の再構成です。日本にコミュニティが本当にできるかが将来を決めるような気がします。


 それらのために考えたのが、「サファイア事務局」です。

 今回の主張は、自分で、党を作るとしたら、どういう名前にするか、を考えた結果です。今、必要なのは「党」ではありません。党が主役ではなく、皆が主役です。皆が動けるための「事務局」です。

 サファイア事務局は、Sa-fireを理念とする全てを対象にして、「支援」します。これをベースにすれば、選挙も、歴史観も、図書館友の会も、数学も、仕事もターゲットにできます。

 「サファイア事務局」名前を市民活動にも使います。趣旨を説明する時に、「サファイア循環」の理念に触れられるし、サファイアが目的なら、何でも口出しできる。「未唯への手紙」の全ての項目が対象にできます。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 6/9

 (つづき)

3.4.3 サファイア事務局

 社会でのサファイア循環を生体モデルで説明します。

 LmGは静脈、GmLは動脈というモデルです。静脈は体の隅々から要望を集めて、心臓に届けて、インタープリテーションします。動脈は心臓で作られたエネルギーを体の隅々まで届けて、ファシリテーションします。その循環が生体モデルそのものです。
心臓はエネルギーの元です。人工心臓のように、取り替えることはできるけど、力は必要です。末端神経だけ動かすと、アメーバのような状態になり、大きな制約を受けます。
心臓はそれを支援するために存在します。この循環は意識しなくても動きつづけます。サファイア循環というのは生体そのものです。

 未唯への手紙を皆にわかってもらえるように、エッセイ化することを勧められました。

 「サファイア循環」は、聞いてくれる人がいれば、誰でも、どこでも話します。元上司のINOさんにも、喧騒のスタバで話し込んでいた時に、今のままでは「サファイア循環」の考え方が伝わらない。エッセイを書きなさいと忠告された。人間なら必ず考えている。その人たちに、エッセイで伝えなさい。

 エッセイを1000冊も読めば、自分のパターンが出来上がるでしょう。8年間で、1万冊読んで、「サファイア循環」に行きついたと同じやり方です。「エッセイの書き方」として理論にまとめます。


 サファイア循環では色々なことを述べています。

 環境の将来について、最悪なシナリオでも、地球は存在するが、人類は存在しないだけです。それ以外にもシナリオは多く存在する。どれを選ぶかでなくて、シナリオで考えていくこと、そこから遡っていく。

 人は多様性を持っている。関心も能力も異なります。それに比べて、ミッションの種類は多くありません。だから、ミッションに基づいて、智恵と勇気でもって切り開いていきます。

 ローカルで頑張る人、グローバルに働きかける人、グローバルでもの作りに励む人、ローカルを変えるために、グローバルで作られたものを使い切る人が組み合わせる。

 環境省も、ローカルの「循環」しかイメージされていない。多様な人がどこに位置付けされるかが分からない。「循環」が定義されることで、その先を考えることができます。

 サファイア循環では、多様な人が役割を持てるようになります。「作る人」と「使う人」をつなぐだけではなく、「使う人」をLocalでのThink⇒Actとみなし、「作る人」をGlobalのThink⇒Actとみなします。

 「使う人」から「作る人」へのメッセージ、つまり、LocalからGlobalへの要望を吸い上げる部分と「作る人」から「使う人」へのメッセージ、つまり、GlobalからLocalへの支援をする部分から成り立っている。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 5/9

 (つづき)
 ローカルがグローバルに取り込まれる、Local meets Globalが新しい意味を持ち始めている

 中国西部の農村は自給自足から経済社会に巻き込まれて、出稼ぎ社会になり、不幸になった。新しい循環として、ローカルの意見を生かしたグローバルにすることで、持続可能な社会にしていく。

 図書館の事例としては、図書館の設備、スタッフ、活動の“場”を生かすことで、生涯学習が始まることで、市民の意見の統一が可能になり、市役所などのグローバルを動かすことで、循環が始まる。

 仕事に言い関しは、Sa-ポータル+ライブラリでのグループ・コミュニティで、自分たちの行動を決定すると同時に、お客様・販売店・メーカーと一緒になって、クルマ社会を構築する。


 新しい循環に入っています。

 アメリカでのケースとしては、グリーン・ニューディールが挙げられる。

 環境といいながら、ローカルでの労働(Act Local)に意味を持たせようとしている。Act Localから、Think Globally(オバマの立場)にどう伝えるかが、ポイントになります、新しい支援ができるかどうか。

 数十万人のグリーンカラー・ワーカーが米国内のすべての建物の断熱性を高め、省エネ化を進める仕事に従事することになることが目的です。地球を尊び、今日の環境問題と向き合う「ブルーカラー・ジョブ2.0」のようなものを目指している。

 それによって、コミュニティを取り戻そうとしている。グリーンカラー・ジョブの多くは、中程度の技能を要する仕事だ。アウトソースすることは困難もしくは不可能だ。グリーンエコノミーの実現とは、打ち捨てられたコミュニティを取り戻すことだ。人々をまとめ、再び機会を与えるのだ。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 4/9

 (つづき)

3.4.2 ローカルの思いを生かす

 未唯への手紙で偶然を生かしてきた。

 過去に経験したことが、有機的につながっていくのが不思議です。つながりを自分の中で昇華するだけで、サファイア循環を作り出しています。膨大なカオスの中からの軸の抽出していきます。

 多くの経験を積めば、もっと多くの見識を得られた。たった一度の「人生」としては“もったいない”。中学の時に、宇宙の真ん中にポツンと置いてかれていると、感じたときに未唯への手紙があれば、多くのものが得られたはずです。

 デカルトは学ぶものがなくなり、放浪を開始しました。色々なものを見て、考え、ディスカッションしました。

 時間に対しては、皆、平等なんです。「おしごと」で時間をつぶしてもいいけど、一番は「やりきった」かどうかです。その充実感が足りません。時には、その結果、何が変わったのかも振り返らないと。


 未唯への手紙に思いを集約sてkた。

 念願の女の子には、数学者になって欲しくて、「未唯」と名前をつけた。成人になるまで、私が生きているとは思わなかったので、私の経験を、彼女の学究生活に生かしてもらいたくて、「未唯への手紙」を書き始めた。

 結果として、未唯は数学者でない道を自分で選んだ。私は本社・技術・販売で仕事をしてきた。さまざまな偶然を生かして、経験を積み、そこから認識を深めてきた。「未唯への手紙」の目的を、生まれてきた理由を分析することにした。

 「未唯への手紙」は全てが考えたこと、感じたことの集約です。自分の全てを表します。そこからの結論に従順になります。いつの日か、「未唯」の参考なっても、ならなくてもいい。私の答は出ています。思考過程として、ブログとツイッターも追加しています。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 3/9

 (つづき)

 市民の声をいかに反映させるか

 市民活動のなかで、市民がインタープリターとして、具体的な課題に関わりあうことで、自然発生的にグループが形成される。グループの中のコミュニティを考える過程で、「政治を変えていくか」を考える。

 環境学習施設のインタープリター、図書館の返本ボランティアが、グループとして考えて、行動計画を立てる。それを市役所に要求して、市役所を変える。市役所から他の市、県、中央が伝播していく。

 同じ意見の人たちがグループを作り、代表者を通して、政策を訴える。共感する人は集まり、反対の人は別のグループを作る。「投票」で皆の賛成を得たグループが政権を担う。


 変化は地方(ローカル)から始まります。

 変化は地方からはじまる。ロシア革命がラーゲリから始まったように。地方は、矛盾が明確に現れる場所です。グループ単位の意識が変わることで、全体の変革イメージが表せる。

 市役所と市民との差は、県とか国レベルに比べると少ない。市レベルでの突出したアイデアが実現されることで、効果が明確になる。効果が他に伝播していく。浦安図書館が好例です。

 図書館はグローバルの立場で、インフラを市民に提供し、市民はボランティアなどで対応している。市役所単位の活動から、マニュフェストが可能になる。

 それらの理論を自分たちの目的のために使う連中も出てきます。「20世紀少年」の「友達」みたいなものです。

 「組織」は動き始めると逆らえない。暴力装置を持ちます。ナチ成功の理論が「沈黙理論」です。どうでもいいことに対して、一度「YES」を与えると、次の重大なことに対して、「NO」が言えなくなる。だから、最初に「NO!」の意思表示が大事です。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 2/9

 (つづき)

 グローバリズムから脱却するヒントが必要です。

 トルコは地域から変わってきています。それが平和につながります。なにしろ、観光には平和が前提になります。

 観光は「使う」ことの象徴です。

 トルコは世界遺産をそのまま、売るのではなく、「足湯」、「温泉プール」で引きつけている。絨毯、革製品、トルコ石も国が税務上の支援をしている。農業は「作る」ことだが、観光は「使う」人を呼び寄せてくれます。

 観光は総合産業で、人を吸引します。

 イズミールは革製品、ドライいちじくの産地で、トルコ第3の町です。電車というインフラもできてきた。トルコは変化しつつあります。バザールにも、国際遺産の防衛隊が入り口をガードしていた。国からのセキュリティ面での支援です。トルコの強さです。意志を感じます。


 平和を維持するという産業です。

 トルコは「平和のすること」に専念しています。若者はそれを望んでいるし、観光立国には必須です。観光立国を目指すと、平和を願いことは一緒です。グローバルが支配するのか、支援するのかは、ローカルから吸い上げた知識の共有化をはかるのか、独占するかです。

 次に、日本の自動車産業でインタープリテーションを見ていきます。ここでは「作る」ことに固執している。

 資源のない日本が世界から注目されているのは、クルマ産業があるからです。農業国家的な団結力は、試練を力にして、外に対して発揮することで習得してきた。輸出しないと国家が成り立ちません。


 それでも、「使う」に変わらざるをえないじょうきょうになりつつある。

 社会は、エネルギー問題、環境問題などで変わらざるをえなくなっているが、販売店は変わろうとしない。サファイア循環ではローカルが変わろうとすることが出発点です。グローバルはそれを支援します。

 変革は周辺から起きます。お客様の変化が、お客様の接点である、販売店の店舗に伝播します。対応できた店舗が、販売店本社、メーカーを変えていくというシナリオを作り出す。インタープリテーションの大きな実験です。

 社会でのインタープリテーションの第一の目標は政治です。グローバルに文句を言って、変えさせる、そのものです。

 (つづく)
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3.4 インタープリテーション 1/9

3.4.1 グローバリズムから脱却

 グローバルに対して文句を言うこと、書くことで、インタープリテーションが始まる。そのために、社会を見る視点が必要です。私にとって、環境問題です。

 環境問題へのきっかけは豊田市からのデンマーク・フィンランドへの環境学習施設訪問だった。その事前教育を1ヶ月ほどしたときです。

 環境問題の個人としての捉え方として、フィンランドは「小さな政府」「市民参画」「専門家」をキーにして、環境問題を解決しようとしている。それを世界に問い続けています。その問い掛けに対して日本、豊田市、市民活動を変える努力をしていく。

 社会としての捉え方は、環境問題のアイデアは「Think Globally, Act Locally」です。これを軸として、社会を見ることができた。それを発展させて、ローカルなサイクルとグローバルなサイクルでのスパイラルな循環を手に入れた。

 基本はローカルからの参画です。サファイア循環のなかで、解決するのはローカルがグローバルの力を借りて、次のステップ(将来)にいけるようにすることです。ローカルとグローバルがいい関係を作るのは、冒険です。ローカルから仕掛けます。

 そういう観点で考えてきて、一般の環境問題活動はまやかしだと思えてきた。

 環境問題をやってきた結果、「温暖化防止」を叫ぶのは控えています。温暖化を救えれば、全てが救えるわけではない、「温暖化」を叫ぶ企業には意図を感じています。意図を超えたアプローチをしていきます。

 地球の変化に対して、地球は「有限」であり、エネルギーも「有限」なのは確かです。人間は変わるか、滅亡するかです。地球にとってはどうでもいいことです。小手先の対応ではなく、「有限」のなかで生きる勇気が必要です。  

 とりあえず、動いてみることではなく、「温暖化」という、一つのパラメーターだけではなく、社会の基本を「循環」にしていくことで、それぞれの人が、それぞれのレベルで「循環」の中で機能することが重要です。サファイア循環の実現です。それがインタープリテーションです。

 (つづく)
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