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定年説明会に奥さんと行ってきました

未唯へ。今日は定年説明会がフォレスタで開かれるので、出かけることにしました。年休を取って、奥さんと行きました。奥さんと出かけるのは年に数回です。いつも、緊張します。ましてや、一緒に説明を聞くことになっています。

事前に送られてきている資料が見当たりません。奥さんが書類探しを手伝うことになりました。その理由は、一緒に行くので、「私も恥をかくことになる」という、日本的な論理です。見つからないので、会社に置いてきたことにして、手ぶらに行くことにしました。

午後1時から4時まで、長々と説明があったけど、ほとんどが「宣伝」です。メモすべきことは何もなかった。ポイントは、退職金を一括でもらうか、「年金にする」かです。

「年金にする」ロジックを聞いていて、そのいい加減さに呆れてきました。国も会社も、今後、20年間変わらない事を前提にしています。その上で、「あなたはどうしますか」と言ってきています。そんな二者択一の未来ではないでしょう。

どう考えても、そんな単純なシナリオが描けません。この会社も、5年後にはグーグルに吸収合併されているかもしれません。その時は外資系だから、企業年金などあったものではない。それ以前に、日本の国債が維持されずに、「国債をチャラに」する法律が発効されるかもしれません。さまざまなシナリオが考えられます。

そういうことを予測して、自分だけが助かるようなこともしたくない。我々の年代がすべきことは、「環境問題」と同様で、そうならないように、もう一働きすることです。

その時に、私のシナリオとか、未唯空間のモデルが生きてきます。会社も政治も社会の全体像と構造を明確にすることができます。

説明の最後に、面白いことを言っていました。この会社の人の多くは、退職後、5年で入院して、10年後に亡くなるひとが多い、ということです。これは実感ですね。そういうケースが多いですね。

私の父親のように、戦争での耐乏生活を経験してきた人はしぶといので、90歳近くまで生き永らえたが、我々の世代は骨格ができていません。そんなに永く持つわけがありません。それも計算に入れておきましょう。

久しぶりに、奥さんと半日過ごしたけど、「つくづく変わった人だな」と痛感しました。年金にするか、一括にするかを決めてください。どっちみち、あなたのお金です。
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