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防水ケータイが社会を脆弱にする

未唯へ。本当に寒くなりましたね。部屋の中でも外出着を着ていますが、手が寒くて、パソコンを打っていると凍えてきます。暖房器具は未だに、「ふとん乾燥機」だけです。奥さんは「ファンヒーター」が部屋の中にあるというけど、未だに見つかっていません。

昨日は横浜出張だったので、金曜日の新刊書バトルには参画できなかったので、今日、10時過ぎに図書館に行きました。やはり、新刊書は少なかった。15冊しか借りるモノがなかった。1枚のカードで済んでしまったのは、久しぶりです。

これぐらいがちょうどいいですね。夜までに11冊を片付けました。今週は祝日を挟んでいるので、明日、岡崎で借りる本は水曜日に片付けます。

この最近は『23』シリーズⅦを観ています。深夜に1時間~3時間分、放映されるのをワンセグ・ウォークマンで録画して、バスの中などで観ています。『24』の主役の一つはケータイです。テロリストもFBIもジャックバウアーも小さなケータイを使っています。犯人追跡中に、女性FBI捜査官が船からケータイを落として、使えなくなって、「ターゲットがホワイトハウス」を連絡できない場面が出てきました。

その時に、思ったのは、「なぜ、防水ではないのか」です。命懸けで、戦っているのだから、あらゆる場面を想定した道具になっているはずです。

借りてきた本の中に『即レス症候群の子どもたち』375.19カノがありました。「即レス」で必死につながっている若者が描かれていました。この最近のケータイは防水だそうです。その理由はテロリストを追うことではなく、風呂の中での「即レス」のためだそうです。

ケータイ文化が恐いのは、女子高生の文化が若者の文化になり、「いい大人」の文化になることです。このつながりから構成される社会は、本当に脆弱なものになります。ケータイなしでもつながる社会--超アナログ社会--に向かわないと、心配です。

超アナログ社会がデジタル社会と異なるのは、全体とつながっているということです。ローカルのいるのではなく、グローバルとつながっているアナログです。そこから発信するようになると、超デジタル社会に変わります。

デジタル社会から直接、超デジタル社会へ行くと、機械に支配されます。超アナログ社会で、自分一人で生きていける空間を作ることを経験しないといけません。
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