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五次元シートだけでビデオ作成

未唯へ。次元の異なる5つの現象が同時に把握でき、組み合わせが可能な5次元シートを具体的な活動の中で使い始めています。

対象は、来年1月に販売店に展開する「情報共有」の紹介ビデオです。マニュアルではシステム担当者にしか伝わらない、パンフレットにしても、そのままスルーするだけの販売店経営者にメッセージを送る手段として、ビデオを開発中です。

ビデオの表現は専門会社に任せればいいと思っています。実際に、情報共有にSa-ポータル・ライブラリを活用し始めている販売店の協力が得られたから、映像化には問題ないと思っています。曖昧な映像で送るメッセージは骨太にしたいと思っています。

そのために、情報共有ビデオの5次元シートを作っています。すべてのシナリオをこの5次元の中に入れ込みます。以下の1次元の情報をシートを使えば、一目瞭然です。すごい武器であることを痛感しています。

情報共有ビデオのシナリオ
 テーマ軸
  情報共有ビデオの経緯
   1.社会情勢:先行き不透明 お客様とのコミュニケーション
   2.社内状況:「本社は店舗が見えない」「店舗は本社が見えない」
   3.情報共有インフラ:「見える」「伝える」「蓄える」が一体化;ATSC、基幹系システムとの接続;コミュニケーション

  さあ!
   1.各社、抱える問題・悩みはさまざまでしたが、問題解決のキーワードは共通して「情報の共有」でした。
   2.情報の有効活用は、自動車業界に限らず、あらゆる業種において、一つの言葉になっています。
   3.情報を発信を続けることが、さらなる情報を呼び、有益な情報の共有化が業務の改善へとつながる。

 AG軸 Act Globally
  仮説 経費削減
   1.通信費の削減、電子化による紙・コピーなど経費削減
  実証 安いツール
   1.ツール比較:一人当たり費用 ライブラリ 50円、グループウェア 279円、メール 300円
   2.効果:通信費削減 ▲80%、発信工数 ▲50%、伝達スピード ▲62%

 TG軸 Think Globally
  仮説 情報の徹底、早期展開
   1.経営者の意思を末端まで伝える
   2.全社員が同じ方向性をスピードアップ
  実証 本社からの発信力
   事例
    A社:社内メールだけですべて対応して、スピードアップ
    B社:メール確認での追い込み
    C社:ライブラリに入れて、送るだけ
   画面
    自動通知;メール確認

 AG軸 Act Globally
  仮説 情報の見える化
   1.やり取りが見えるようにすることで、無駄の削除
    本部から店舗が見せない;店舗から本部が見えない
   2.業務改善の維持
    個人単位での情報提供
  実証 やりとりも見れる

TL軸 Think Locally
  仮説 ナレッジ(知恵の創出、共有化)
   1.グループでの知恵の創出
   2.店舗で起きていることの共有化
    グループ内でタイムリーに共有し、早期解決
   3.知恵の発展
  実証 グループ・コミュニティ
   事例
    A社:店舗活動紹介
    B社:クレーム 店舗で抱えている問題、知恵の全社的な共有化に取り組む
    C社:商談力向上 店舗の悩みの共有化
    D社:女性PJ 悩みの共有化と活動
   画面
    グループ単位コミュニティ;関係者限定

このシナリオに足りないのは、このビデオを見た人がどう反応するかという、複雑性の論理です。これも各仮説の中に入れ込みます。

これだけ、複雑なものが同時に眺められる、5次元シートを良さを味わいましょう。
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