未唯への手紙

未唯への手紙

「縁」を感じる時は、ことをなす時です

2009年03月30日 | 2.数学
未唯へ。偶然での出会いを感じています。人付き合いの少ない私には、「偶然」は大事です。「偶然は必然」だと思っています。「偶然」が重なる時は、「やれ!」というミッションを感じて行います。

ポータルに様々な知恵を出してもらったAKAさんの送別会?を行いました(女性にやってもらった。感謝!)。昼休みの1時間での心に残る会食です。

ポータルの開発で、画面の色をチャネルカラーにする時に、シミュレーション環境を作って、我々と一緒に検討しながら作り上げてもらってことが、私には印象に残っています。とかく、ソフト会社のSEはデータだけで勝負しようとします。それを感性を前面に出して、決定できる人は初めてでした。

ポータルの展開についても、感性で販売店にアプローチできる人が欲しかった。私の周りには、このスタンスを持っている人が少ないです。お金で依頼した広告会社の人も、頼りなかった。今後、「作る」ことよりも「使う」ことが主流になるときに、感性は重要な資質です。

彼女の年齢には驚きました。28歳だそうです。この若さがあれば、彼女の才能なら、何でもできます。24歳の時に結婚・出産ということは、23歳の未唯なら、「来年!」ですよね。私には想像つきませんね。

産休と産休の間にポータルを手伝ってもらったことになります。ちょっと、ずれれば、会うこともなかったのですね。幸運ですね。

大学のSIK教授にも同じ思いを持っています。皆は大学生活はつまらないというけど、私はSIK教授に会えて、トポロジーに会えて、よかった。自分なりの「真理」のヒントがつかめました。

SIKさんが32歳で名大数学科に赴任してきた年に、入試に公式集を見てもいいことになったのには因果関係があると思っています。おかげで、暗記が不得意な私は無事、入学できました。その予感を信じて、SIKゼミで考えていました。

私が卒業してまもなく、SIK教授はドイツの大学に変わって行かれました。数学を純粋に愛すると同時に、社会の現象、自然の現象を数学をつなげて考えていました。

前のISO室長にも「縁」を感じます。販売店インフラをはじめとして、さまざまなものを積み上げることができました。お互いにとって楽しい時と思っています。今の組織の連中に「縁」を感じないのは、なぜなのでしょうか。