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豊田市の「市民活動」は停滞しています

未唯へ。久しぶりに「市民活動」のシンポジウムに参画していました。エコット立ち上げ前には、本気で「市民活動」をしていました。「達人」を目指して、半年間の講座も受講しました。その時に市民活動グループも立ち上げました。

6年前に、「豊田市教育行政審議会」の市民委員で「生涯学習」の大切さを訴え、次の「生涯学習審議会」では市民との間のファシリテーションとしての「市民研究員」の必要性を訴えました。

エコット立ち上げで、行政の強引さとそれに迎合するNPO、無償奉仕をする市民ボランティアを観察してきました。その経緯があり、エコットの理事も断って来ています。NPOのあり方が社会を変えていく阻害要因です。

今回は、エコットのメルマガで、豊田市「市民活動促進計画」が1年半にわたる市民活動促進委員会の検討の結果披露があることを知り、参画しました。

内容としては、NPO⇔豊田市の共働推進課・とよた市民活動センター⇔各部局の推進体制で市民活動を促進しましょう、というものです。

5つの方針を策定して、市民が意見を述べる場がつくられました。
 方針1 市民活動の情報を伝え、共有します
 方針2 市民と行政職員が育ち合う機会をつくります
 方針3 市民活動の拠点としての場を充実します
 方針4 共働事業を共に考え、実施します
 方針5 社会資源を生み出すしくみをつくります

方針1は、エコット設立時も広報分科会を作り、検討しました。販売店システムでも、情報共有を3年間、考え、一つずつ実現してきた。それで方針1のディスカッションに参画した。参加者は6名程度です。やはり、関心は少ない。

内容は題目と異なり、「無関心層」をいかに取り込むかでした。6年前と変わっていません。市役所の代行としてのNPOの観点です。市民の視点からのアプローチがないことと「情報共有」のインフラつくりの覚悟がありません。その点を力説したが、自分たちの活動のPRしか考えていないNPOには通じません。

「無関心層」を敵と感じ、市民の多様性に翻弄されているNPOに、社会を<変革>するのは難しいですね。だから、NPOに頼らない独自の戦いを継続します。

これで、土曜日の午後の時間を使ってしまったので、午前中に借りた30冊の本のプレッシャーがきつくなっています。日曜日が大変です。
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