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茨城の販売店でのポータル検討

未唯へ。今日は茨城へ日帰りです。グループウェアをやめて、ポータルに一元化したいということで進めてきた販売店です。

グループウェアを5年以上やってきて、大量データの保管の仕方とか、フォーラムの使い方とか、店舗で使ってもらうための仕掛けをしてきた販売店です。

こちらの趣旨としては、「ポータルありき」でそれをどう使っていくのかの具体的な話が進んでいると思ったら、どうも「よく分からない」「グループウェアは更新した」とかの情報が他から入ってきたので、女性と訪問しました。

今回の確認の内容は3つのレベルです。

個人認証が単独でできたのか? 来訪することを受けて、担当者を決めて、不明な点を電話のやり取りをすることで完了していました。

ポータルのベース機能をマニュアルだけで使えるか? 従来からシステム全体を担当している部長が一番好奇心を持って、やっていただいていました。その感想としては、「難しい」ということでした。マニュアルが縦になっていることもあり、画面イメージが分からないということでした。女性が確認したところ、さまざまな試みがされているが、ポートレットを「発行」するといった、新しい概念のところが抜けていました。来週、新しいバージョンのQAタイプのマニュアルを作ります。

最後に、自社のライブラリの部分について、どうするかを話そうとしたら、どうも話がおかしいことになっていました。要するに、自社のグループウェアを基本にすることに決めているみたいです。方向転換されています。「情報共有」の概念はどうしても、後回しになるし、無視しようとすれば無視できるものです。何となく、仕事を変えることを仕掛けないということです。

そこで、例の「知恵」と「力」の構図が浮かびました。効率的に販売するとか、情報共有して、やらされ仕事でない環境にすることよりも、力で、数で売り込む方向にかなり振られています。この力の方向にするときには、ポータルは意味を持ちません。なぜなら、自分たちのコンテンツをいかに共有しようかという知恵が原動力だからです。「何しろ訪問せよ!」では本社とつながっている必要はありません。

気になるのは訪問されるお客様の心理です。40年前と異なり、ブランドイメージを壊す可能性があります。本当はこのソーシャル部分のツールに興味があります。
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