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Mu-BoxからMuへ

未唯へ。あなたの名前に似た衛星配信用のSTBの意味合いを変えようと思っています。名前にこだわる私としては、Mu-Boxの「箱」から「システム」にしていこうと思います。

Mu-Boxは1000テラの容量を持っています。これをTGAL(Think Globally, Act Locally)の考えのもと、システム化していきます。Webに集約するだけだと、どうしてもネットワーク負荷が不安定になります。Mu-Boxを間に置くことで、システムの安定性が保証されます。

イントラネットの世界でのアプリケーションは何しろ融通のきかなくて、コストの高いシステムを時間をかけて作り上げてきました。そこに、インターネットの柔軟性と即応性が入り込んできました。ただし、そのまま持ち込むとセキュリティと脆弱さを抱え込むことになります。そこで考え付いたのがTGAL発想です。

それをライブラリ(大量データのハンドリング)に適用させたのが、Muの考え方です。単にデータのやり取りを行うだけでなく、Think Globallyとしてのセンターで、それぞれのMu-Boxとネットワークと付帯するPCの状況を把握しておく。リカバリーにしても、その状況表から正常な構成のマシンからリカバリー対象マシンに対して自動リカバリーの指示を出せるようにする。

Act Locallyとして、Mu-Box内の自律型機能で、センターからの指示に従って、ネットワーク上でのデータ授受、付帯するPCへのデータ反映と行うのと同時に、ネットワーク環境パラメーター、PCからの利用状況の数字などをセンターに挙げる

あわせて、ユーザーに対しては、ポータルの個人認証をもとにセンター機能と連携させて、Mu-Box⇔センター⇔ポータル⇔ユーザのカタチでライブラリの検索・通知・ディレクトリーを可能にさせる。

こういう発想を電算部はしません。市役所と一緒で、一つのシステムのやり方を変えることは、全体に対して示しがつかないと思っているみたいです。[低い方に]平等に扱うという発想です。それとThink Globallyができないのも確かです。こういう部署にどう理解させるかが問題です。

この会社の悪さは知恵を出す人が苦労するということです。知恵を出してない人に理解を求めるのは、絶対におかしい。
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